掲載日 2000.01.25

1999,年度代表馬

去る2000年1月12日に1999年度のJRA各賞が発表された。
JRA各賞馬名
年度代表馬エルコンドルパサー
最優秀3歳牡馬エイシンプレストン
最優秀3歳牝馬ヤマカツスズラン
最優秀4歳牡馬テイエムオペラオー
最優秀4歳牝馬ウメノファイバー
最優秀5歳以上牡馬エルコンドルパサー
最優秀5歳以上牝馬メジロドーベル
最優秀父内国産馬エアジハード
最優秀短距離馬エアジハード
最優秀ダート馬該当なし×
最優秀障害馬ゴッドスピード
特別賞グラスワンダー
スペシャルウイーク

各賞受賞馬は右表を参考にしていただきたい。(評は私の個人的見解である)あなたはこの中に何頭、最適だろうと思える馬がいるだろうか? まぁ、3歳馬の選定はしょうがない部分があるだろうから省く事とするが、私が納得できるのは10賞中6賞である。 年度代表馬、最優秀5歳以上牡馬、特別賞については後述するのでここでは書かないが、私が素直に納得できたのは最優秀4歳牡馬、最優秀父内国産馬、最優秀短距離馬ぐらいである。後の3賞は「それでも問題はないかな?」と思う程度である。 最優秀5歳以上牝馬であるメジロドーベルは3戦しかせずに受賞となった。古牝馬のためのGTがエリザベス女王杯しかないので、このレースを勝った馬が自動的に選出されたわけだが、年間を通じて走り続けた馬はどうなるんだろう? 逆に全く納得がいかない賞もある。最優秀4歳牝馬、最優秀ダート馬、最優秀障害馬だ。始めにウメノファイバーはオークス以外では惨敗続きじゃなかったのか? 東京コース以外では満足いく成績を挙げていない同馬を選ぶのはどうかと思う。 次にダート馬。該当なし? もしメイセイオペラがJRA所属ならばブッち切りで決めていたはずだ。それを地方所属馬は選ばないと言う訳の分からん規定で、選定の対象にもしなかった。海外からの門戸開放をするのもいいが、地方在籍馬の待遇を良くする事も重要な事ではないのだろうか? 最後に障害部門。これこそ該当馬なしにすべきだ。今年のジャンプはレースをするごとに勝ち馬が変わった。もっと専門的な馬を作らないと今年からは海外の強豪と戦わなければならない。このような状態が続くと、賞金の全部を持ち帰られて終わりになるだけであろう。 以上が年度代表馬選考以外に不満な点であった。  いよいよ本題に。


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