ボリビア便り 第9号 その2  【トリニダ】編



@トリニダの中心部「11月18日広場」。市内の交通は、車ではなく、バイクが主役だった。タクシーも、バイクの後部座席に乗る「モトタク」が多い。広場の周りを意味もなくグルグル回るバイクが目立った。風に当たったり、ナンパしたりが目的だそうだ。


B毎週木曜日の午前9時半から11時まで、日本語教室が行われている。市内の幼稚園で活動するJICA青年海外協力隊の前田真美さん(写真右)がボランティアで教えている。


D12月31日、アマゾン川の支流にあたるイバレ川の日帰りクルーズに出かけた。小さな木造船に乗って、片道2時間の船旅だった。両岸の密林や、木に止まる鳥たちを眺め、のんびりと時間を過ごした。前方左の男性が船頭さん。



Fトリニダは、肉より川魚がおいしい。写真の魚は、右からスルビ、ツクナレ、パクー。スルビやパクーは、大きいので1.5メートルぐらいになる。


Hトリニダ随一の社交クラブであった年越しパーティーに参加した。飲食代別で70ボリビアーノス(9.3米ドル)の入場料。ボリビアでは、相当高額だ。ドレスやスーツで着飾った男女が、バンドの演奏に合わせて朝まで踊り狂っていた。


 ここボリビアでは、 年末年始の休みは、1月1日の1日だけです。 2日からほぼ普通の生活に戻ります。 キリスト教が支配的なボリビアでは、 「正月」よりクリスマスのほうが重要なのだそうです。
  大半のボリビアの人々は、 クリスマスは、家族そろって、うちで静かに過ごします。 24日夕方から25日にかけては、 町のレストランや商店がほとんど閉まり、 にぎやかなサンタクルスの町が静まり返っていました。 その反面、大みそ日は、 友達や親戚の家、レストラン、社交クラブなどで行われる 年越しパーティーへ繰り出し、 新年を迎えます。 お酒を飲んでは、踊って、 飲んでは、踊って、飲んでは、踊って、 初日の出が昇るまで、大騒ぎします。 私は、旅先トリニダにある社交クラブ 「CLUB SOCIAL 18 DE NOBIEMBRE」(11月18日クラブ)の 年越しパーティーに参加しました。
  トリニダで活動する青年海外協力隊(職種・幼稚園教諭)や そのホームステイ先の家族に誘われたためです。 みんなは、夜明けまで踊りあかしたようですが、 私は、1日の午前2時ごろに睡魔に勝てなくなり、 早々とホテルに退散しました。



A市内にあるトリニダ日系人会。現在の会長が自宅の一部を開放して、事務局や日本語教室にしている。写真の2人は、祖父が日本人の日系3世。「日本語好きだから」と、週に1回、日本語の勉強に来ている。いとこ同士だ。


C市内でカメラスタジオを経営する日系3世のホルへさん(写真中央)。自称26歳。モデルなど女性の撮影が得意だという。日本に出稼ぎに行き、そこで貯めたお金を元手にトリニダで商売を始めた。成功した日系人の1人と言える。


Eクルーズの途中、川で泳いだ。「ピラニアがいるけど、血の匂いがしなければ襲ってこない。生理中じゃなければ大丈夫。ここのワニは、おとなしいから」と船頭さん。

 


Gトリニダ郊外の農家にあったサトウキビのジュース搾り機。オレンジ色のポリ容器の中に、ジュースが流れ込む。母と子供が道路沿いに小さな店を出して、現金収入を得ていた。

 

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