おそらから ひとつの ほしが やって きました。
ぴーちゃんの おかあさんです。
「ぴーちゃん、 きまりを やぶる ことは、
ほんとうは いけない ことなのよ。
でも あなたたちの おたがいを おもう きもちは
とても すばらしい ものだわ。
その おかげで あなたを むかえに くる ことが
できたの」
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たっくんの おいのりが おそらに とどき、
まほうに なったのです。
「ありがとう たっくん。
さようなら。 げんきでね」
ぴーちゃんは、 おかあさんと いっしょに
おそらへ かえって いきました。
「さようなら ぴーちゃん。
さようなら ・・・・・・」
たっくんは、 ずうっと おそらを
みあげて いました。
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