ぴーちゃんとたっくん 2

めを さました たっくんは、
ぴーちゃんが いるので びっくり しました。
「ここは どこ?」
ぴーちゃんが ききました。
「ぼくが いつも ねむる ところだよ。
 きみは だあれ?」
「ぼく ぴーちゃん。 おそらの くにから きたの」






ひとりぼっちだった たっくんは、
ぴーちゃんと、 すぐに なかよく なりました。
そして、 いろいろな ところに いって
いっしょに あそびました。


ところが ある よる
むらの ちかくで あそんで いた とき、
ぴーちゃんを めずらしがった にんげんたちが、
ぴーちゃんと たっくんを つかまえて、
おりの なかに いれて しまいました。






ぴーちゃんは ちいさいので
おりから でる ことが できました。
でも たっくんは でられません。
「きっと ぼくが たっくんを たすけて あげるからね」


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