紗英・絵 0(番外編)

 小学校6年の時、南伊豆で寮生活(漁じゃないよ)をしていた。
 その時の野外学習(写生会)で、みんな船の絵を描かされた。
 「嫌だなぁ、適当に終わらせよう」と思って描いた、無欲の、やる気も自信もない絵がなぜか、地元・伊豆地区の「第49回 海の記念日 海の図画コンクール」で金賞を受賞。
 たいしたコンクールではないと思うのですが、いまだに謎です。
 もっと上手な人はいっぱいいたのになぁ。
 芸術はわかりません(笑)
金賞作品      平成元年(1989年)




 社会人になってお給料をもらうようになり、デッサンを習いに行きました。
 木炭紙なので、以下4枚、実物はとっても大きいです。
 モチーフはその時その時で決まっていて、みんなで囲んで描きます。
 みんなばっかり上手に見える・・・。
 はじめての木炭デッサン。
 先生に手伝ってもらいながら完成させました。
 週1回2時間半で、約2〜3ヵ月かけて1枚を仕上げます。
 実物を写真で撮り縮小。
 さらにプリンターのスキャニングで縮小。
 画質が劣ってしまうのが残念。
デッサン1     1998.11




 
 お人形さんは、顔が全然駄目でした。
 顔にはかなり、先生の手が入っています。
 自分で描いていると、どうしても、どう描いていいかわからなくて進まなくなるのに、先生に手伝ってもらって、アドバイスしていただくとまた、進められるから不思議・・・。
デッサン2     1999.1




 ヌードデッサンは、希望者のみとなりました。
 モデルさん用の、別料金がかかるから。
 それでも結構多かったです。
 人を見て描けるチャンスはなかなかないので、私も描かせていただきました。
 でも、めちゃめちゃ大変だった。
 バランスが崩れまくりで、最初は人間離れしたプロポーションになっちゃって・・・。
 理想があらわれ過ぎたかな・・・。
デッサン3     1999.5




 植木は難しかった。
 毎週微妙に成長しちゃうし(笑)。
 手前の、栗とかぼちゃ(偽物)が周りの人からほめられた。
 「ここ、すごい上手」
 「ここだけ切り抜いて、額に入れたいね」って。
 あくまでも作品の一部だけなんだけどね。

 デッサンすれば、物の形、楽に描けるようになるかなぁと思ったけれど、今でもやっぱり難しいです。
 形が狂ってても、全然気付かないんだろうな・・・。
 ふうっ。
デッサン4     1999.5
  

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