トレッキングツアー
ほぼトレッキングツアーのみを目的に チェンマイに行った。 一泊目は 独自の ツアーを組んでいるらしい Nat・Guest Houseに行く。(S=100B) さっそく そこで トレッキングの話を聞いたんだけ ど、なんかやたらと値段が高い。 ホテル のおやじ曰く 俺がガイドでオリジナルの コースを周っているとぬかすが 地図を 広げながらの説明がどーも胡散臭いんで そこでは話だけ聞いて サッサと街中の 旅行会社をあたる事に切り替えた。 都合3件あたったんだけど、決めたのは ターペー門近くのSUPACHAI TOUR。 ここを選んだ理由は ナットGHに近いって ことと 受付のママさんの説明がよかった こと、それと ツアーの値段がナットの半 額近かったこと。(つーかナットが高すぎ)
ちなみに値段は 一泊二日で1200B。 コース内容は エレファント・ ライディングと バンブーラフティング、それと メオ族とカレン族の訪問 に 途中 滝の近くで休憩があり その間 昼・夜・朝・昼と四食飯がつく といった感じだ。 回った旅行会社3店とも ほぼ同じような内容で ただ 値段は微妙に違っていた。 中でも 説明・内容・値段ともによかったのは TATの隣にあるツアー会社。一泊二日で1100B、若い女の子が2名で 写真を見せながら熱心に説明してくれた。 んじゃなんで そっちにしなか ったかってゆーと 単にナットGHから遠かったってゆーだけ・・でなければ 確実に そこに決めていた。 どれだけ きついのか・・ 最近運動らしいこと なんもしてないし、トレッキングがどんだけキツイ のかってゆーのは けっこう気になってた。 結果から言うと あまり大した ことはなかった。 もちろんコースによって多少違ってはくるだろうが 俺の 行ったやつは 外人の太ったおねーさんが 差して足手まといにならない 程度のコースだった。 ちなみにメンバーの構成なんだけど これが一寸 複雑で 一日目は ガイド一人に 俺と韓国人の青年の2人だけで 二日 目は 韓国の青年が2泊3日のコースで ガイドと一緒に別の方向へ行っ てしまうので ガイド無しの俺は宿泊先の村にいた 別の10名ほどの 外人さん達に合流することになった。(なんて流動的)
一日目は 俺と韓国の青年とガイド の3人で また韓国の青年がすごく いい奴なもんだから アットホームで よかったんだけど 二日目は 途中 合流で しかも日本人俺一人なもん だから ちょっと辛かったよ。 で、この外人さん達のグループ、どこ でTOURを申し込んだのか聞いたと ころ 宿泊先のHOTELだそーな。 帰りの送迎で そのホテルに立ち寄 ってみたら(ツアーは終了後、ホテル まで送ってもらえる) なんか プール
付きで えらく豪華なホテルでやんの。 値段を聞いたら シングル・ ツインともに 300B、見た目(外見だけだけど)より はるかに安い! しかもプール付き!場所はナットGHの近く、名前は Top North。 とにかく 見た目は良かったよ。 あと2泊3日の韓国の青年は カオサン の韓国人の常宿『出会いの広場』(カオサンのページ参照)で 予約した そーな。 要するに 窓口は違えどもTOURは同じっつー よくあるパターン な訳だ。一日目のガイドが別れ際に 俺に名刺をよこしたんだけど、 渡す時にそいつが言ったのは 「こんどチェンマイに来てトレッキングを するときは 町のツアー会社じゃなく直接俺の会社に電話してくれ」だった。 もちろんマージンの問題だろう。彼の名前はMR.ANURAK KHANLA。 なんか 夜中ロウソク越しにビールを飲みながら 変な哲学めいた話をしだ し ちょっと迷惑だったりもしたが 根はいい奴そーだった。 あ、会社名は SUPER STAR TOUR・・・えらいベタな名前だ。(笑)
ツアーの印象 山岳民族という 電気も通ってない 少数民族の村を訪れるのがツアーの メイン。 で 着いたそこは ヤシの 葉葺き?屋根の家が10数件程しか なく 明かりもロウソクのみの 質素 な生活をしとった。 ただ 全く文明 が入りこんでいないかっていうと 勿 論観光地として利用している訳だか ら そういった所まではいかない。
もっとそういった環境を望むのだったら チェンライやメーホンソンに 行った方がいいんじゃないだろうか。 俺がツアー会社で地図を見せて もらった時 緑の多そうな所を指差して ここは行けないのかと聞いた所、 「そこへのツアーは チェンラーイでないとやってない。」と 言われたよ。 とにかく俺の行った所は 小さな村だが僻地とまではいかない場所だった。 宿泊先の村では 村の人が缶ビール(50B)とコーラ(30B)と水(15B) を売っていた。 他にも民芸品やらなんやらを買わないかと聞いてきたが 要らないというと けっこーあっさり引き下がったよ。 一緒に来た韓国人の 申成鉉氏がコーラをおごってくれて(いい奴) 二人で談笑していると 村の 子供達やら 犬やら 放し飼いの鶏やらが寄って来た。俺は子供は苦手 だが 犬は大好きなんで もっぱら犬の相手をしていたよ。暫らくそんなこと していると ガイドがなにやら晩飯の仕度をし始めた。食事は 2度の昼食 は 休憩所で出るが 朝晩の食事はガイドが作ることになっている。 で うちのガイド、どー見ても料理なんぞ出来そーにないんで ぜんぜん 期待していなかったんだが、出来た品・・単なる野菜炒めと玉子とじスープ ・・これが 信じらんないくらい美味かった! スープはまだしも あの野菜 炒めの美味さには度肝を抜かれたよ。この時の衝撃があまりにデカかった んで 以後 タイでは やたらと野菜炒めを注文し タイ旅行の帰りには ナンプラーを3本買い占めちゃったよ。 もちろん作る品は野菜炒めだ。 べつに オチを付けようとしてこの文章を構成したりなどしてないんだが このトレッキングでは 象乗るよりも いかだで川下るよりも 村で食べた 変なガイドの作った野菜炒めが一番 印象に残った。 最後に これからトレッキングに行く人へ・・ 虫除けスプレーは 持参して行った方がよいと思う。 蚊の数たるや半端 じゃないし 蚊取り線香では 隙間の開きまくった家内じゃー意味なさない し。それと セパタクローを練習しておくと 村の人たちとコミュニケション がとりやすい。(笑) なぜって 辺鄙な所での娯楽はタイではセパタクロー と相場がきまってるから。 あと 雨季の8月以降のバンブーラフティング は 川の流れが急なので避けた方がよいらしい。 俺は 7月前半に 行ったんだけど 川の流れはまだ緩やかで ちょーどいい感じだった。 あ、川下り・・かなり楽しかったよ。 緑に囲まれて気持ちがいいし 景色 も日本とは違うし・・。 さっきは 野菜炒めを引き合いに出して ちょっと 貶めちゃったけど それはあくまで 俺のインパクトの問題だから・・。
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