陸路で国境越え
ある意味 バックパッカーの醍醐味であろう。 カンボジアへの出入国は どちらも陸路で行くこと が希望だった。そう思い立ち ネットでチョコチョコ 調べ上げてみた所、何だか皆さん 大変な目に 会われているみたいじゃないっスか。得に タイ側 の方は シェムリアップまで 24時間かかり、途中 で 泥濘に嵌まり クレーン付きの大型トラックに 助けられたとか、中には 橋が崩れて シェムリに 着くのに3日かかったとか。 で これはちょっと 面白そう?ってんで 期待と不安が交差する中、 現地で トライしてみた所、・・結論から先に言うと、 もー めちゃめちゃ呆気なく越えちゃいました。 ベトナム・モックバイ→バベット間は プノンペン のページで述べている通りなんだけど 道が荒れ まくっていて 車に乗っていても あまりにゆれが 激しいので ダンシングロードなどとあだ名されて いた シェムリ〜ボイペトルートでさえ 何の トラブルもなく 通過してしまった。
確かに これは運が言いいという要素もあるだろうが 実際の所 だいぶ道路 も 改善されて 以前ほどのトラブルは少なくなってきているのだろう。 ただ、 雨季は 未だに安心出来ないみたいだけど。 俺も ちょうど7月後半の雨季の 季節ではあったんだだが、シェムリからポイペトへ向かうコースだったんで 一番 荒れてるシソフォンまでを スコールの来ない朝方に抜けてしまったんで 楽に 越せたのかもしれない。逆を言えば バンコクを朝方発つコースは 順調に行く と 3時過ぎにシソフォンを抜けるので トラブルに会う可能性は高いと思う。 シェムリ→ポイペト間は ピックアップトラックを利用した。チケットは 宿泊先 のチェンラーGHで入手。荷台が5$で 車内が7$。この値段は 普通に ピックアップトラック乗り場まで行って 買うよりも1・2$高い。ただし エアコン 付きのトラックが ホテルの前まで 迎えに来てくれるという利点もある。 ちなみに タケオGHで 同様のチケットを買った場合、荷台が4$、車内が6$ で 買えるそーだ。この辺りも 改装による値段の格差が請じているみたいだ。 では 荷台と車内では どー違うのかっていうと、俺は 人が乗り込んで来る までの30分ほどは車内、乗り込んで来てからは 荷台という形だったんだが 楽しかったのは やっぱり荷台の方だった。 車内は エアコンも効いているの だが 結構狭くて 窪みに嵌まれば天井に頭をぶつけるし しかも鮨詰め状態で 人が入ってくるので 体の大きい奴は かなり辛いと思う。 荷台の方も ゆれ が激しくて 尻が痛くなったりしたが まー我慢できないほどのことは 無いんじゃ なかろーか。
アランヤプラテートから鉄道で
国境の町ポイペトには 12時半近くに 到着した。ピックアップトラックは ゲート のすぐ近くに停車したので その周辺を 適当に写真に収め さっさと入国審査に 向かう。順調に着いたんで この時間帯 なら タイ側国境の町アランヤプラテート から出てるバンコク行きの列車に間に 合うからだ。アランヤ発バンコク行きの 列車の出発時刻は 最終が13:35分 で それ以降は 明日まで無い。 けっこ ーギリギリである。他にもバンコク行きの 交通手段は バスが21時まであるが やっぱり 旅は鉄道の方が好きだし・・。
手続きそのものは およそ30分くらいで終わった。ただ 国境からアランヤの 駅までは かなり離れているので 少し先のバイタク・トゥクトゥク乗り場まで 歩いて行き そこで拾って 駅まで行かなくてはならない。(バイタクで駅まで15分) ここでおれは 持ち合わせが米ドルしかないことに気づき 両替所を探すが どう も見当たらない。仕方なしっていうか 喉も乾いていたので乗り場近くのコンビニ に入って ドルは使えるかと聞いた所 問題無いとのことだった。さっそく 買い物 を済まして バイタク乗り場に行き、近くのドライバーに交渉しようとした所、あっち へ行けと指差すではないか。見ると 工事現場で見かける安全第一のヘルメット みたいなのをかぶってるおばちゃんが バイタクを整列させて順番待ちさせてた。 また値段交渉などで 時間を食うかと思ってた俺は 行き先を告げた途端、 30バーツと 即まともな値段を言ってきたので 交渉の必要もなく あっさり駅に 辿りつくことが出来た。どうやら あの辺りは しっかりと体制が整備されている みたいだった。 すばらしい! はやくバンコクなども ああなって欲しいものだ。 アランヤ駅に着いたのは 13:30分。間一髪に近い時間だ。さっそくキップを 買って乗りこみ(48バーツ) ファランポーンに着いたのが 7時半頃。途中何度 か駅に寄り その度に 売り子さんらから せんべい類だのジュースだのを買って 摘みながらの列車の旅は かなり良い気分だったよ。
おまけ:アンコール写真館へ・・