話数 サブタイトル |
第53話 子供のいる情景 |
扉絵 | ![]() |
掲載誌 | ビッグコミック・スピリッツ 1983年4月30日号 1983年4月15日(金)発売<定価200円> |
掲載頁 | P.4〜26(全23頁、うち4頁フルカラー、4頁2色刷り、15頁墨1色<紙:白色>) |
収録単行本 | スピリッツコミックス・第5集−Part.10 ワイド版・第4集−Part.5 小学館文庫版・第4集−Part.5 |
<解説>
冒頭の墓参りのシーンは、単行本では「惣一郎命日。」となっているが、初出掲載時は「惣一郎三回忌。」となっていた。同じページの響子のの母の台詞も「早いものですわねえ、もう三回忌……」となっており、10ページ目4コマ目の五代の台詞も「三回忌だもんなー……」となっていた。
しかし、死後1年目は1周忌だが、それから先は数え年となり、死後2年目が三回忌となるのが通例で、死後3年目のこの年を三回忌と呼ぶのは誤りと言える。恐らくそのことに気づいたため、単行本では命日に台詞が差し替えられたものと思われる。
<関連記事等>
響子さんベスト500名様プレゼントのお知らせが掲載されている。紺地で左胸に響子の絵(白)がワンポイントとして入っている。高橋先生自身がモデルを勤めており、撮影場所は当時住んでいた東久留米のマンションの仕事場で、仕事の合間に撮影したものと思われる。
単行本『めぞん一刻』第4集のおしらせが掲載されている。『傷追い人』(小池一夫/池上遼一)第1集とのペアで、背景は黒。右端に大きく「男の夢ふたつ。」と入っており、上段に『傷追い人』、下段に『めぞん一刻』が配されている。『めぞん一刻』の方の絵柄は第51話「一刻館の昼と夜」の10ページ目、2コマ目の響子をトリミングしたもの。発売は4月末となっている。
「SPIRITS FAN」のコーナーには、「とどいてくださいせつない気持ち!!」という読者投稿が掲載されている。プレゼントに葉書を何枚出しても当たらないせつない気持ちを、当時のヒット曲「氷雨」の替え歌にしてつづったもの。