話数
サブタイトル
第49話
なんて器用なの
扉絵
掲載誌 ビッグコミック・スピリッツ 1983年2月28日号
1983年2月15日(火)発売<定価200円>
掲載頁 P.25〜44(全20頁、墨1色<紙:白色>)
収録単行本 スピリッツコミックス・第5集−Part.6
ワイド版・第4集−Part.1
小学館文庫版・第4集−Part.1
総集編・第4集−Part.49


<解説>

 初出として特筆すべき点はない。


<関連記事等>

 スピリッツ ポスター大プレゼントのおしらせが掲載されている。いずれも車内吊り広告用で、「めぞん」関係のものとしては、以下のものが含まれている。

  ・カナヅチを持ち、釘をくわえい壁の穴をふさいでいる響子。
  ・横2連サイズで、テニスのネットを飛び越している響子。
  ・第19話「ケガの功名争い」のシチュエーションで響子を抱き上げる三鷹。

 「ポスト・モダンタイムス」第4号の「<ポスト・モダンタイムス>を読んで欲しい人に聞く」というコーナーの第1回として、高橋先生のインタビューが掲載されており、以下のような内容の回答をしている。

  ・前年の紅白歌合戦で、サザンオールスターズの桑田佳祐が三波春夫の真似をしたことが印象的だったということ。
  ・いったん手にしたものは捨てられない。ファンレターも、デビュー以来全部とってあるということ。
  ・時代劇「桃太郎侍」(主演:高橋英樹)のオープニングが最高だということ。クライマックスの決め台詞についても触れている。
  ・杉良太郎なんかだと、おばさんのファンが多いから意味のないサービスが多く、それを盛るのがまた楽しみだということ。

 単行本『めぞん一刻』第1集、第2集のおしらせが掲載されている。上1/3が白、下2/3が黒のバックで、上段1/3には『ぼっけもん』(岩重 孝)第6集の告知がある。下段2/3の中央には大きく「何冊読んだ?」というコピーが縦に配されている。そのコピーの左側に3作、右側に4作が縦に並んでおり、左側が上から『モノクローム・レター』(村生ミオ)、『めぞん一刻』(高橋留美子)、『軽井沢シンドローム』(たがみよしひさ)、右側が上から『マンチャラ小日向くん』(石坂 啓)、『はるちゃん』(青柳裕介)、『みんな元気か!』(作/やまさき十三 画/ひのき真二)、『イカロスの娘』(御厨さと美)の順となっている。カットとして使用されたのは、第31話「三年待って」、3ページ目の1コマ目、出かけようとしている響子の絵をトリミングしたもの。

 「SPIRITS FAN」のコーナーには、「ご、五代裕作なんて! 嫉妬します」、「祝電! ゴダイサマ オメデトウ!!」、「もう1つのスピリッツグッズ発見!!」という3件の読者投稿が掲載されている。うち2件は、第47話「キッスのある情景」に関するもので、五代と響子のキスシーンの反響がおおきかったことが編集部からのコメントとして付記されている。

 1件目のものは、「キッスのある情景」での五代と響子のキスシーンを読んだときの自分の心の叫びをそのまま再現したもので、最後に「五代なんて…、でーっきれーっだああっ。」と嫉妬心をあらわにしている。

 2件目のものは、やはり「キッスのある情景」での初キッスに対して、祝電風にカタカナの祝辞を贈っている。。

 3件目のものは、'83新春お年玉大プレゼントのスピリッツポスタープレゼントのページに載っていた「めぞん一刻」の駅貼りポスターのサイズが、ちょうどカセットレーベルと同じ大きさであることを発見し、うれしかったたという内容。


<ちょっと蛇足>

 「SPIRITS FAN」のコーナーでは、毎回、デビューするの女性アイドルの紹介を行っているが、この号では佐久間レイ(当時18歳)が身長と3サイズつきで紹介されていた。

 るーみっく作品との関わりでは、アニメ「らんま1/2」のシャンプー役が有名な佐久間レイだが、デビュー曲「はみだし天使」のメロディーは、アニメ「うる星やつら」TVシリーズの初代エンディングテーマ「宇宙は大ヘンだ!」と同じものであった。


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