話数 サブタイトル |
第39話 事件 |
扉絵 | ![]() |
掲載誌 | ビッグコミック・スピリッツ 1982年9月30日号 1982年9月14日(火)発売<定価200円> |
掲載頁 | P.49〜70(全22頁、墨1色<紙:白色>) |
収録単行本 | スピリッツコミックス・第4集−Part.7 ワイド版・第3集−Part.6 小学館文庫版・第3集−Part.6 総集編・第3集−Part.39 |
<解説>
冒頭の不動産屋のシーンで、五代が友達のために物色していたアパートの物件は、単行本では駅から15分だったが、初出掲載時は下のように駅から2分となっていた。恐らく、「駅から2分」という好条件の風呂つきアパートで家賃が5万というのは安すぎるという考えからの修正と思われる。
![]() 初出掲載時 |
![]() 単行本 |
また、かつてこの回の絵コンテが神田神保町の中野書店で30万円で売りに出ていたのを目撃したが、ほどなく姿を消した。
<関連記事等>
単行本『めぞん一刻』第1集、第2集のおしらせが掲載されている。黒のバックの右半分に大きく「何冊読んだ?」というコピーが縦に入り、左半分に上から『ぼっけもん』(岩重 孝)、『めぞん一刻』(高橋留美子)、『軽井沢シンドローム』(たがみよしひさ)、『はるちゃん』(青柳裕介)の順に縦に並んでいる。使用されているカットは、第30話「混乱ダブルス」扉絵の響子をトリミングしたもの。
「SPIRITS FAN」のコーナーには、「『めぞん一刻』こそ大きな男のロマン」、「半年で『スピリッツ』にもう夢中!!」という2件の読者投稿が掲載されている。最初のものは、何のとりえもない学生の五代が、こずえちゃんが手の届くところにいても、手の届きそうもない響子さんを追って妥協しない。これこそ、男の大きな夢だという内容。2つ目のものは、初めて見たときは大きな衝撃だった。最近、話が動いてきたので、さらに面白さに拍車がかかってきたような気がするという内容。