話数 サブタイトル |
第20話 影を背負いて |
扉絵 | ![]() |
掲載誌 | ビッグコミック・スピリッツ 1981年12月15日号 1981年11月30日(月)発売<定価200円> |
掲載頁 | P.91〜110(全20頁、うち4頁2色刷り、16頁墨1色<紙:ピンク色>) |
収録単行本 | スピリッツコミックス・第2集−Part.10 ワイド版・第2集−Part.4 小学館文庫版・第2集−Part.4 総集編・第2集−Part.20 |
<解説>
単行本で単色化された状態ではあまり見分けがつかないが、2色ページでの響子のダウンジャケットの色は肩のところがこげ茶色、それ以外の部分は赤で表現されており、こずえのカーディガンは黒だった。
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「SPIRITS FAN」のコーナーには、「『めぞん一刻』アニメ化に断固反対する!!」、「ポストカードが当たって、ごめんなさい」、「スピリッツに足りないのは増刊号だ!!」という3件の読者投稿が掲載されている。
最初のものは、11月15日号掲載の投稿を受けてアニメ化に反対するもの。アニメ化されたことで原作の香りが失われた作品が多く、アニメ化された「うる星やつら」もいまのところいまいち、そんな悲しい思いを味わうのは二度とごめんだという内容。
2番目のものは、雑誌に載っているプレゼントに一度も当たったことがないので、またはずれると思いつつ応募し、しかも部屋が狭いからポストカードの方を狙っていたのが、希望どおり当選したという喜びの投稿で、当たらなかった人、ごめんなさいというもの。
最後のものは、増刊号で高橋先生の別の作品が読めたら最高と、増刊号の刊行を求めるもので、「めぞん一刻」はアニメ化よりも生の人間が演じるドラマの方がいいのではないかという内容。
<ちょっと時代背景>
・ダウンジャケット
1980年代初頭のこの頃、ダウンジャケットが大流行し、東京など若者という若者がこぞってダウンジャケットを着込んでいた。ブラント志向ともあいまって、人気ブランドのものは品薄となり、ニセモノも出回ったりした。しかし、ほんの1年程度であっという間にブームが去り、翌年には時代遅れと言われて、ほとんど誰も着なくなってしまった。