話数
サブタイトル
第4話
暁に鐘は鳴る
扉絵
掲載誌 ビッグコミック・スピリッツ 1981年2月号
1981年1月14日(水)発売<定価230円>
掲載頁 P.195〜217(全23頁、うち4頁2色刷り、19頁墨1色<紙:白色>)
収録単行本 スピリッツコミックス・第1集−Part.4
ワイド版・第1集−Part.4
小学館文庫版・第1集−Part.4
総集編・第1集−Part.4


<解説>

 当初、第2話に予定されていた「暁に鐘は鳴る」が延期されての登場だが、絵柄の安定度から見て、既に描き上がっていたものを後送りにしたという雰囲気はない。

 ページ数としては、ここまでで最高の23ページだが、左ページスタートで左ページ終わりの奇数というのは珍しいパターンである。(扉絵が見開き2ページで始まって、右ページ終わりの奇数というのは、よくあるのだが…。)

 もしかすると、この当時は、ページ割りの都合に合わせる役目を高橋先生が負っていたのかもしれない。事実はどうだかわからないが…。(笑)


<関連記事等>

 「SPIRITS FAN」のコーナーには、「『めぞん一刻』とは、がんこな中間子…!?」との読者投稿があった。「めぞん一刻」というタイトルの意味についてで、「めぞん」という響きの意味を中間子(meson)と解釈したもの…。これに対して、編集部からフランス語のmaison(住居、家)からのものであるとの回答がなされている。


<ちょっと時代背景>

・共通一次試験

 この回で、五代くんが受けようとしていた共通一次試験は、1981年1月のものであるから、第3回ということになる。浪人している五代くんは、第2回も受験しているのかもしれない。

 共通一次試験は1979年1月から始まり、かたちを変えながら現在のセンター試験に至っている。それ以前の国立大学は一期校と二期校という2つのグループに分かれており、2回受験のチャンスがあった。


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