アルバム単位でシャッフルしたプレイリストを作る PlayingAlbums for macOS
PlayingAlbums for macOS 2.1
"The Dark Side of the Moon"を1曲ずつばらばらに聴いてどうするのだ,"The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars"を1曲ずつ聴くのは本当に正しいのか。
macOS側でプレイリストを作るアプリケーションを作ってみた。
せっかく作るので標準Musicアプリケーションではできない設定もできるようにしてみた。アルバムによってはDiscごとに分けたい場合がある。ベストアルバムなど曲ごとに分けてもよいものもあるだろう。この設定ができるのはPlayingAlbumsの中でもmacOS版だけ。この設定はiCloudを介してPlayingAlbums for iOSで共有できる。
PlayingAlbums for macOS2ではパフォーマンス,安定性の改善。デパイス間ででプレイリストを共有する機能を実装(同一バージョン間のみ)。
PlayingAlbums for macOS 2.2
2019年12月5日
異なるデバイス間の同期の精度を大幅に向上。特にmacOS版とiOS版でのプレイリストの同期の精度が大幅に改善。内部構造を変更したため,2.1までとデータの互換性はない。全てのデバイスのPlayingAlbumsを2.2以上にする必要がある。
PlayingAlbums for macOS 2.1
2019年10月25日
macOS Catalina 10.15でMusicアプリケーションから手動でライブラリを書き出す必要がなくなった。Mojaveまでとほぼ同様の使用感となった。
PlayingAlbums for macOS 2.0
2019年10月13日
macOS Catalina 10.15におけるiTunesの分割,Musicアプリケーションの仕様変更により,PlayingAlbums 2.0においてはライブラリを読み込むために,Musicアプリケーションから手動でライブラリを書き出してそのファイルをPlayingAlbumsで読み込む必要がある。アップデートにより解消したいが,対応時期は未定。macOS Mojave 10.14までの場合は,iTunesの環境設定の詳細設定の「iTunesライブラリXMLをほかのアプリケーションと共有」を有効にしていれば自動的にPlayingAlbumsでの解析も自動的に行われる。
macOS MojaveからCatalina 10.15にOSをアップグレードした場合,PlayingAlbumsは引き続きそれまで自動的に書き出されていたユーザフォルダの「~/Music/iTunes/iTunes Music Library.xml」を読み込もうとする。しかし,そのファイルは自動的に更新されることはないため,Musicアプリケーション内でそのファイルを手動で上書きして更新するか,別のファイルを指定するしかない。読み込むファイルを変更するのはPlayingAlbumsのPreferencesで変更できる。
macOS Catalina 10.15ではセキュリティの仕様上,ユーザの「ミュージック」フォルダ内に置いたファイル以外は起動の度に一度指定しない限りアクセスできない。XMLファイルをミュージックフォルダ内に置くか,起動時にファイルを指定する必要がある。
PlayingAlbums for macOS 2.0
2019年8月31日
アプリケーションの安定性を向上。
解析速度など,動作速度の改善。
内部構造を大幅に改変。iCloudを介してデバイスを超えてプレイリストも共有を可能にした。
再生開始の曲を任意に選べるようにした。
iTunesを利用して再生するときの安定性が大幅に向上。
再生の「Hybrid Mode」を廃止。
PlayingAlbums for macOS 1.1
2017年10月20日
コンピュータにダウンロードされていない曲,DRM保護されている楽曲(Apple Musicや古いiTunes Store購入の曲)を含むプレイリストをPlayingAlbumsで再生している場合でも,その曲のみをスキップし,停止しないようにした(iTunesを介して再生は全ての楽曲で可能)。
曲の再生時の不具合の可能性を指摘。
過去記事
2017年10月1日
コンピュータにダウンロードされていない曲,DRM保護されている楽曲(Apple Musicや古いiTunes Store購入の曲)はPlayingAlbums for macOSそのものでは再生できない。それらの曲を含むプレイリストを再生しようとすると停止してしまうことがある。
2017年9月11日
Apple Musicから曲やアルバムを追加すると,PlayingAlbums(macOS版,iPhone版とも)が起動しなくなることがある問題を発見。詳細はこちらの記事へ。
2017年8月29日
Mac App StoreでPlayingAlbumsを公開。
Mac App Store版はiCloudを介してアルバムのセッティングを共有できる(ベクター版はできません)。これでiPhone版と連携してディスクを別々にシャッフルする,などの細かな設定でシャッフルすることが可能になった。
2017年8月15日
上記のiPhone用のPlayingAlbumsと協調して動作するようにしてみた。Mac App Storeで公開準備中。Mac App Storeでは有料の予定。ベクターで公開のものは引き続き無料でダウンロード可能だが,iPhone用のPlayingAlbumsと設定を共有することはできない。
PlayingAlbumsは「iTunes Music Library.xml」を読み込んで一部の曲情報を取得している。利用にはiTunesの設定で「iTunesライブラリXMLをほかのアプリケーションと共有」を有効にしておく必要がある。