心の破片
無口になった
感情がなくなった
想い出で笑う自分の顔を
作為的に他の人のに変えていた
記憶に震える僕の心は
破片となってしまった...
喋りたくない
笑いたくない
壊れた心は
もう戻らなかった
心のないロボットは
ためすぎた涙を
空に飛ばした
心の破片をひとつずつ
拾っても拾っても壊れたままで
心の破片をひとつずつ
合わせてみては別のをつないでみる
…壊れた心は何処に......
僕の心が入るところは
いつまでも空気のまま......
アルバム
アルバムに詰まった想い出を
何時まで覚えていられるだろうか
アルバムに残った笑顔を
何時まで保っていられるだろうか
想い出はいつまでも美しいままで
笑顔はずっと輝きを見せて...
そう願うのは...罪なのですか
忘れ去りたい想い出まで
美しくあってほしいと望むのは...
哀しいときの笑顔まで
輝いててほしいと感じるのは...
いけないことなのでしょうか
アルバムを開く鍵が
何処かに消えてしまった
記憶は何時までも
光を見れぬまま
風に散りました...
想い出まで
壊れてしまったのですか......
恋
紅く染まった葉が地に落ちたとき
この紅い恋も終わりました
この季節が来ることは
ずっと前から知っていました
でも...やっぱり
風に吹かれるあの葉のように
木にしがみついてしまうのです
僕の想いは
何色に染まったのでしょうか
周りが赤に...黄に...染まりだし
僕も焦って色を変えました
それが...いけなかったのです
僕の色は貴方の色ではありませんでした
そして冬が訪れてしまいます
落ちた葉が
風に吹かれ何かを呟きます
それは...僕の気持ちなのでしょうか
僕の恋の木も
そろそろ冬支度を始めました......