暗涙
電気を暗くして泣いている
他の人に見られないようにって
思ってるのかな
僕の所からはよく見えるんだ
他の事してる風に見せかけてるのに
もう影を背負っていて解かっちゃう
うつむいて...眼を赤くして...
人生は暗闇の中
一人で歩んでゆかなくちゃいけない
でも君は独りでは歩けない
だから君は一緒にいた
"親友"という足かせと...
よけい自分の足取りを重くしているのに
しかも解かっているのに
君は"親友"といる
何かが必要なのかもしれない
でも嫌だったらはっきり言いなって
涙が零れる
でも笑顔で現れる
"親友"が来ると明るく振舞う
そんな生活してると
いつかは動けなくなるよ
暗い部屋の中で独りで泣いてた
僕はこうしか言えなかった
あんまり無理しなくて良いよ
君は笑って"いつも"の顔になった
でも解かるよ
誰だっておかしいって気付くよ
気付かなかったのは"親友"だけ......
涙が枯れるまで泣き続ければ良い
心のつっかえを流し尽くせば良い
気にしてるのは"親友"の事だけなのかい
僕が明かりをつけるから
暗い所で泣かないで......
弱涙
泣きたいとき
誰にすがって泣きじゃくればいいんだろう
切ないとき
誰を求めて叫べばいいんだろう
君からの電話が耳の中で反響する
もう一度この番号...
君の番号を押せば
僕の心に潤いが戻る
でも君に涙は見せられない
こんなにも弱く惨めな僕を
君に知られるのが恐い
ずっと強がりな自分を演じてた
君の涙拭ってあげられるくらいの強さ
本当は求めていた
君は気付いてただろう
弱さを隠そうとして
逆の方から飛び出た弱さに...
だから僕ら涙見せられなかった
お互い無理してたのが
解かっていたから...
泣きだすと
相手まで淋しくなる事知ってたから...
互いの必要なもの
言わなくても解かるから
だから一緒に悩んでいられた
励ましあえた
君の涙まだ見てないから
僕は涙をまだ見せない
贋涙
ニセモノの涙だって
流してしまったら美しい
ココロのソコから流れる涙と
さほど輝きも変わらない
でもニセモノの涙には暖かさがない
ココロのソコでたまる
ヤサシサという熱は
ココロをかすめるニセ涙には...届かない
哀しいときは涙が流れる
でもそれは本当に泣きたいと想って
泣いているのかな
逆に泣かないぞって決めていたのに
急に溢れ出ることもある
本当に泣きたいと想っていても流れない涙は
一体何処で創られているんだろう
泣きたいと想っている時に限って
何故か目が乾いてて
じれったくて
まばたきの回数を増やしても
何も出てはこない
独りだと
無性に淋しくて
切なくて
人が恋しくて
そんなとき涙が零れる
みんなといても孤独を感じて
自分には明かりがあたっていないようで
だから泣きたくなる
何もしたくなくなる
無理して流す涙なんて全然優しくない
全然暖かくない
本当に泣きたくて...
それでも流れてこない...
そんな涙が一番輝いている
ニセ涙には
真珠の粉は含まれていない......
罪涙
いくら犯した過ちに涙を落としても
その傷が癒えるわけでもなく
ただ反省した事を
他人に解かってもらいたくて
罪の涙は床にしみを作った
やってしまった事
それはもう戻らなくて
でもその事でいつまでも悩んで
僕は一つの事で何回も泣いた
それによって全てが許されるわけではないのに
何度も何度も繰り返し謝った
涙の量が減ってきて最後には枯れてしまう
でも僕には罪の烙印がおされていた
自分の弱さを見つめなおしても
また同じ事を繰り返す
誰もが僕の行いで傷付けられ
そして僕との縁が切れてゆく
離れてゆく被害者に
加害者である僕はどうする事も出来ず
ただ名前を叫び泣き声をあげるだけだった
罪の涙
流すことが許されることではなくて
でも何かしてもらうことを期待して
だから僕は流し続ける
それに見返りを求めてるわけじゃなく
でも......何かは求める
心涙
ココロの中がからっぽで
何も考えていないのに
僕の眼からナミダが零れた
理由もなくてキモチも含まれていなくて
ただココロの液体が流れ出ただけのようだった
君のこと想ってたわけじゃない
でもこのナミダは君のことかなって疑ってしまう
いつものナミダの原因は君だから
でもその問いにココロは何も応えない
泣かないで ずっと傍にいるよ
そんな励ましも もう遠くにしか聞こえなくて
僕は自分のココロに鍵をかけた
あと1週間ぐらいで
このココロの部屋は水に沈むだろう
でもいまさら何ができるというのか
泣かないように我慢して
でもココロにはたまっていく
僕のナミダは何処からあふれて
何処に流れるのかなんて知らない
でもココロを通るときに何とかしたい
何ができるなんて具体的には言えない
でもこのココロはもう洪水寸前
破裂したらもう元には戻らない......