キモチ宅配便

 ずっと見ていた
 何度も諦めようと思った
 自分と君を天秤に乗せ
 ため息ばかりついていた
 スキってこと伝わってほしくて
 でも今の関係崩したくなかった
 このキモチ君に送ったら
 もう君と笑えないかもしれなくて

 手紙で告白しようか
 電話にしようか
 それとも直接言おうか
  ... 友達に頼もうか
 まだ言う決心も勇気もないのに
 あれこれ方法を考えてしまう
 どんな台詞にしようか
  ... 君はなんて応えるか

 でも僕は思う
 どんな方法であっても
 自分のキモチを100%伝えられれば
 きっと君に僕の心解かってもらえる
 でも君を目の前にすると
 何にも出来ない自分が憎い
 たとえ結果が悪くても
 キモチすっきりするよね
 哀しいときに声をあげて泣くみたいに......

 僕は君の心をノックする
  ... こんにちは 宅配便です…




  
over

 君から電話がかかってきた
 君の彼氏の事 僕に相談したよね
 僕の彼女の事 聴いてくれたよね
 君が親友と喧嘩したとき僕は君の支えとなった
 君が彼氏に不安になったときも僕は傍にいた

 君から電話がかかってきた
 彼氏と見た映画の事 嬉しそうに話してた
 僕は頷くだけだった
 僕が悩んでいたとき君だけが頼りだった
 僕が付き合う事最初に報告したのも君だった

 友達より身近で
 ときには恋人よりも近くなる
 でも2人に恋愛感情は芽生えず
 僕だけが空回りしている
 君からの電話に胸を躍らせ
 でもこの気持ちは......恋じゃない




  一方通行

 知らぬ間に自分の眼に君を捉えてる
 君の声がするとそれ以上の心臓の音をたてる
 君の涙を見ると傍にいてあげたくなって
 君が笑顔になるととても嬉しくて
 自分のキモチをようやく知ったとき
 君の姿を探すようになっていた
 電話の向こうから聴こえる君の声が
 心臓の刻みでよく解からなくて
 そんなときやっと
 僕は恋してるんだなって気付く

 目の前で泣くのはなんか恥ずかしくて
 でも泣いてるときはいつも隣に君がいた
 てるてる坊主一緒に吊るし
 心の天気 晴れを願った
 君といた時間は大切にしまってある
 自分に正直になったとき
 僕が君を好きだって認めたとき
 君には彼氏ができた
 胸が痛くて切なくて
 でも君の態度は変わらなかった

 無理な願いかもしれないけど
 でも...僕は君が好き
 たとえこの路が一方通行であっても
 僕はずっと待っている
 この一方通行の看板がなくなり
 君の路とつながる日まで...

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