最終回予告
最後の最後にどんでん返し
三人で回した小説は
今では僕の宝物
次の話が待ち遠しくて
急に変化球で僕に回されて...
もうそんなコトできないのかな
楽しかったね
またやりたいよ
やってる途中で喧嘩して
それからずっと話さなかった
でも止まらなかった
僕らの小説だけは繋がっていた
ごめん...ごめんね
その気持ちが素直に伝えられなくて
回ってきた小説にそれを込めた
次よろしくね
その言葉だけだったけど
最後まで続けられて良かった
最後の最後でどんでん返し
君の後書きが嬉しかった
...ずっと喋ってなかったけど
...続けていられて嬉しかった
三人で回した小説は
三人で綴った想い出は
最後の最後で...どんでん返し
涙の彼方へ
嫌いじゃなかった
でも人の意見に流された
独りは怖くて淋しくて
それが嫌で君を独りにした
どうして急に後悔しだしたんだろう
どうして君を求めるようになったんだろう
解からなかった
あの頃の僕の気持ち
でも...いつの間にか僕は君を求めてた
普通に話せなかったのには理由がある
君には言えなかった...理由がある
仲直りして一緒に笑えて
でも君に言わなかった...理由がある
あの頃僕は君が怖かった
半年前の出来事で
自分が恨まれているって解かってた
でも...解かっていたけど怖かった
君の些細な一言が僕の心に爪を立て
君の何気ない行動が僕の記憶に入り込む
もう...いいよ
そう君はいつも笑う
広げた両手と優しさに
それを認められなかった自分が恥ずかしくて...
君には何でも話せる気がした
君には全部見せられる気がした
ごめん...って謝った日
君が僕に...ごめん...と言った
上手く言えないけど
あの日の空が一番好きだった...
自分手鏡
悪循環だよ...
湯気の向こう側で
黙る僕を笑顔で見てた
俺は待つよ...
そう呟いた君が
何だかものすごく大きく見えた
やりたい事なんてなかった
ただ周りの言われた通りで...
そんな自分が嫌いだった
好きな所なんて全然見つからなくて...
だって...でも...
そんな言葉ばっかり口にしてた
自分が解からなかった
今までの自分がものすごく嫌だった
そしたら君はこう言った
...好きな自分に変わればいいじゃん
昔の自分が嫌いだった
あれからずっとずっと考えた
大きくない大きな壁に
てこずってる自分がいた
結局君の言葉があった
そして何かちょっと楽しくなった
変わりたい...
僕は壁に手をかけた
ごつごつしてるその壁は
なんかもうすぐ登れそうな気がした
変わってやる...
あの日僕は君に宣言できなかったけど
登りきったら見せてやる
大きくなった僕の姿......
はじまり
卒業って終わるものじゃない
はじまりなんだって思う
確かに中学校生活は終わるけど
でもそれは大人への一歩
過去がなければ現在に繋がらないし
明日になんか届かない
この瞬間歩き始める
まだ見ぬ明日に向かって
自分の路を新しく切り開いていく
卒業っていうのは
そのスタートラインだと思う
そして今までの事を振り返り
記憶の奥の想い出に語りかけ...
ここで学んだ事を明日に繋げられるように
ここで出逢った幸せを逃がさないように
旅立つ僕らがしっかりと歩んで行けるように...
それが卒業だと思う
溢れる水がここで止められて
澱んでいくのは嫌だから
流れる風がここで止められて
濁っていくのは嫌だから...
卒業って終わるものじゃない
卒業ってサヨナラなんかじゃない
はじまりなんだって思う
最後まで笑顔でいるのは無理かもしれないけれど
最後は大きく手を振りたいから
いつかまた何処かで...再会を約束して......