Daryl Hall John Oates: Concert Report
('00/3/18@Atlantic City Hilton, the Grand Theater)
2月から始まったミニツアー最終日となるAtlantic City公演の2日目のレポートです。
会場は昨日同様Hilton Hotelの別館になっているThe Grand Theater。昨日よりは少し静かかな?と思ったけど、2日連続で来ている人(私も!)も結構いたようで、盛上がっている場所はやはり盛上がっていました。
開演前のBGMは昨日とは違って特に決まった傾向はなかったのですが、予定開始時刻の8時になってからはSam & DaveのHold On, I'm Comin'やBruce Willisも歌ったRespect Yourself(オリジナル誰だっけ?)などのソウル・ナンバーが3曲かかりました。そして13分遅れでバンドメンバーが徐々に出てきてステージが始まりました。
今日のDarylは下は昨日と同じで、上は小豆色のシャツに黒のブルゾン?、Johnはやはり下は同じでしたが上は黒の革ジャン(ジッパー締めたまんまだった、、、昨日やっぱ寒かったのかな?)という格好でした。
私は昨日よりも更に左・外側の席でBobby Mayoがほとんど見えないような位置に座っていましたが、やっぱり昨日よりも少し音の聞こえ方はイマイチでした。
演奏したのは本編11曲+アンコール(2+2)曲の全15曲、約95分で以下のようなセットリストでした:
Adult Education
Method of Modern Love
Out of Touch
Say It Isn't So
Want to
She's Gone
Time Won't Pass Me By
One on One
Sara Smile
I Can't Go for That (No Can Do)
Maneater
(Encore 1)
Rich Girl
You Make My Dreams
(Encore 2)
Wait for Me
Kiss on My List
昨日とは少し変わっていて、Everytime You Go Awayが外されて、その代わりにSay It Isn't Soが入れられ、アンコールにYou Make My Dreams(この曲、時々思い出したように演奏される)が入って1曲多くなりました。
今日は前半のMCもほどほどに進んで行きましたが、Out of Touchの後に"Another song from Rock'n Soul album"と言ってSay It Isn't Soが演奏されたのは嬉しい驚きでした。またWant toの後は昨日とは違って"Abandoned Luncheonetteからの曲で"と紹介してすんなりShe's Goneを歌っていました。Want toは今日は少し短かめの演奏だったかな。Time Won't Pass Me Byでは昨日にも増してJohnの表情が生き生きとしていて、見ていて嬉しくなります。One on Oneの演奏前にはしきりに"Family Man!"と叫んでる人がいたのですが、Darylはこれに対して"Family Man, I heard that."と言ったものの"another H2O song"と言った後、予定通りOne on Oneを演奏していました。この曲の後に昨日は演奏されたEverytime You Go Awayは今日は省かれてしまいましたが、One one One〜Sara Smileの繋がりは(順番逆でも)やはり実に自然と繋がると改めて感じました。
今日は昨日よりも早く、I Can't Go for Thatの処でステージ前に人が集まり出して、まだ早いと思っていた私は行き遅れて、気付いた時にはステージ左端にしか行けない状況になってしまい、結局今日は前には行けませんでした。残念。
ManeaterではI Can't Go for That同様Darylがキーボードを弾くのですが、間奏が終わって歌い出す時に駆け寄りながらマイクを引き寄せて"Ooh!"と掛け声をかけたシーン(大歓声が上がった)がかっこ良かったです(単にスタートが遅れただけとも言えるけど、、笑)。
アンコール1曲目のRich Girlでは途中からDarylは立ち上がってキーボードを弾きながらの熱演でした。そして次にYou Make My Dreamsを演奏してくれた時は、昨日聞きたいと思っていただけに嬉しかった!この曲は昔英語の試験で答えを教えてくれた(間違ってもドリカムではない)歌なので個人的に思い入れがあります(笑)。Acoustic Power Tourの時ほどはキーボードがフィーチャーされていませんでしたが、ファンキーさを感じさせるDarylのキーボードと弾けるような歌が最高です。
2回目のアンコールでは今日はもうやらないかと思っていたWait for Meが昨日に続いて演奏され、最後は昨日同様Kiss on My Listで締めくくられました。昨日よりは少しDarylの動きが少なかったのと演奏がちょっと淡白だったかな?とは思うけど、バンドも観客も楽しめたコンサートでした。
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