覆面パトカー

一口に覆面パトカーといっても、大きく3つに分類することができます。

・交通取締用覆面パトカー
・捜査用覆面パトカー
・警護用覆面パトカー

それぞれについて、説明します。

■交通取締用覆面パトカー

交通機動隊(通称、交機)や高速道路交通警察隊(通称、高速隊)に配備されている覆面パトカーで、主な任務は交通指導取締である。最も一般的で、日頃お世話になる可能性があると思います(笑)。赤色灯には、反転式のものが使用され、ナンバーは3・8ナンバーで登録されている。

主な車種:クラウン、セドリック、ソアラ、R34スカイラインなど

■捜査用覆面パトカー

捜査用覆面パトカーは、警察本部の刑事部の捜査課などの各課や機動捜査隊(通称、機捜)、公安課、所轄署の刑事課などで使用される覆面パトカー。刑事が捜査に使用する覆面パトカーで、秘匿性を必要としているため、赤色灯にはマグネット式のものが使用され、3・5・7ナンバーで登録され、パッと見ただけでは識別は困難。

主な車種:キャバリエ、ブルーバード、サニー、プレセア、アコード、レガシィ、ギャランなど

■警護用覆面パトカー

警護用覆面パトカーは、皇族や首相、来日した国家元首といった要人の警護に使用される。要人の車列に加わるため、国産車に限らず高級車が使用されている。赤色灯には、反転式が装備されるものが多く、ナンバーも8ナンバーが多い。ボディーカラーは黒系が多く、無線用アンテナが数本装備されていることが多い。

主な車種:セルシオ、クラウン、セドリック、レジェンド、デボネア、ベンツなど


覆面パトカーの特徴

■交通取締用覆面パトカー

JZS133クラウン

ここに掲載されている内容は、筆者が個人的にまとめたものなので参考程度にしてください。


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