◇青森〜新潟

 ん? なんじゃこりゃ? 

鉄っちゃんだらけじゃねぇか (@o@;;; ┐('〜`;)┌

2001年2月24日青森6:11発,大阪行き特急”白鳥”号の1号車に乗車していた

14人全員(ぼくも含む),だれがどう見ても”鉄ちゃん”(鉄道マニア)だった....

 

 2月,早朝6時前の青森は超寒い. こういうときは起きれるもんなんだなぁ...

白鳥廃止まであと1週間. 最後の乗車するために,先日神奈川からやってきたのだ.

 明け方の青森駅へ急いで.3番ホームへ.

今日の5012,5002M 白鳥は,京キトA07編成.今年1月に大阪−青森を完走したときと

同じ編成−−ボンネットだ! これに 488-3 , 489-3 の2両増結した堂々11両編成で

あった.ぼくは1号車(481-118)に席を取った.感無量. 定刻どおり出発.

 それにしても...なんでこんなに煎餅臭いんだ! にっぽんの鉄道の特徴なのかっ!

”鉄”が朝っぱらから喰ってるんだろう.”鉄”は周りを気にしないからな(笑).

何しろ”これはおれの電車だ”と思っているんだから.前にも書いたけど,一見でそれと

分かる”鉄”.みんな同じ顔.ダッフルコートで.あれっ? おれもだ(爆笑).

 そうこうしている内に弘前に到着.初めて”鉄”じゃない一般人が乗車してきた.

どうも受験生みたい.彼もダッフルコートだけど,”鉄”じゃないことは一目瞭然.

キョロキョロしていないから.なにしろ鉄は落ち着き無い.ぼくのいる1号車の末端に,

他の車両にいた”鉄”は必ずやって来てタッチして帰っていくんだ.

これを”1号車詣で”と呼ぼう.

 

 白鳥乗車はこれで5回目.

1.1996/2  長岡−大阪 (会社出張で無理矢理乗車:東京−長岡−大阪)

2.1998/11 長岡−大阪 (京都の弟に会いに無理矢理:東京−長岡−大阪−京都)

3.2000/7  大阪−青森 (HPに記載)

4.2001/1  大阪−青森  (HPに記載)

そして今回  5.2001/2  青森−大阪

最後の最後に,青森−大阪(今までの逆走)はどうしても実現しておきたかった.

なぜなら,大阪−青森では夜間走行になってしまう奥羽,羽越線の風景を,

白鳥で堪能したかったから...

 青森駅を出て,まず弘前の手前で岩木山が見えた.これだけでも収穫ものだ.

雪景色の岩木山とりんご畑は絵になるよ.

 羽越線に入ってからは右手にずぅ〜っと日本海が.酒田まではやや高台を走る事が多い.

残念なのは鳥海山が曇っていて見えなかったこと.温海以南のいわゆる”笹川流れ”も

白昼初めて見ることができた.ムービーをつどうぞ.

海に沿った右カーブでは11両という編成の長さが確認できる.

羽越線は,風光明媚な鉄道線として,必ず上位にランクされるだろう.

 村上駅で上沼垂色特急”いなほ”がいた.羽越線は,おそらく最後まで485系が

残ってくれるラインなのではないだろうか?

 

 ところで,腹減ったなぁ〜 今日は何にも喰ってないよ.もう新潟も近いというのに,

ワゴンサービスが全然来ないんだ.実は秋田からは指定席は満席の超乗車率!

だから1号車までなかなか来れないんだと車掌がアナウンスしていた.もう12時近い.

せめてコーヒーぐらい飲ませろ! 早く来いバカやろう! ちょっとキレ始めていた.

...ちょっと先頭まで見に行ってくるか...っと!!!!

 3号車にワゴンサービス発見! しかも! しかもだ! 

そのウエイトレスいやパーサーと呼ぶべきだろうか...超〜美人っ

    ”お弁当はありますか?”

    ”すみませ〜ん,みんな売り切れちゃって...”

    ”はいそうですか.それじゃあホットコーヒーを”

    ”それももう無くて...”

    ”じゃあレモンティーを”

    ”はい.熱いから気を付けてくださいね”

    ”はいはい あと,このポテトチップください”

なんてぼくはげんきんなんだろう.ヘヘヘ.

 

 しか〜し!!! 

新潟過ぎて,やっと大好物のコーヒーにありついたんだけど,ワゴン押してきたのは,

パーサーならぬバーサンだった(失礼).

以後,これをパーサーと区別してバーサーと呼ぶことにする.

 過去2回の完走含めてはっきりしたことは,ウエイトレスもしくはパーサーの質が

新潟を境にはっきり分かれることだ.そのことについて,まだ分からないながらも

2000/7月の旅の報告書(5)にて簡単にグラフ化も試みた

これはほぼ真実だったということ.

新潟以北は過去2回いずれも美人.特に今回は超最高っ.で,新潟より西は...

西はみなバーサー. これが凄まじいんだ. やりたい放題.