◆ 成 田 編 ◆

1. お誘い 2. M2へ 3. M2にて 4. 成田へ 5. 成田にて



1. お誘い

K保ッチより電話。

M2で筑波のビデオ上映をやるから見に来ませんか、 とのこと。
“行きますぅ。”

“T田さんも来るけどぉ。”
うっ、 ・・・まぁ、 いずれ決着をつけねばならぬのだしな。

“分かりました。 行きますよ。”



2. M2へ

'99.10.02

うだうだやってて出発が遅れる。 いい天気。 まだまだオープンだと暑い。
246のといざらす付近を走行中、 K保ッチよりTEL。

“早く来てくださいよぉ。 あ、 それから、 T田さん、 都合で来れなくなっちゃったから。”
“え〜、 そうなんすか。”
“でも、 クルマは借りてきたから。 うん、 JリミU”
“はぁい、 あと20分ほどで着くと思いますぅ。”
“着いたら連絡してください。”
“?(いや、 別にM2ミュージアムぐらい一人で入れるけど・・)はい、 分かりましたぁ。”

早く来いってことは、 ビデオを見たがってるみんなを待たせてるってことかぁ? それはまずいな。 ちょっち急ごう。

それよりも、 T田さん、 来てないんだぁ。 なぁんか、 つまんないなぁ。

もともと「和をもって貴しとなす」性格である。 てゆーか、 小心者だからね。 なるべく穏便なお付き合い、 って感じだもん。
それが、 ひょんなことから“ぶっコロす”と言われる始末である。 原因はワタシにあるんだけど、 な〜んか“はめられた”ってゆーか、 どこか釈然としないところもある。
まぁでも、 それならそれで、 そういう間柄ってのもいいかも、 と思ったり。 いきなりお互い言いたい放題って、 今までなかったからね。
だから、 結構楽しみにしていたのである。 それを、 用事ができて来ないとは。

つまらん。



3. M2にて

だいたい20分後ぐらいにM2に到着。 何台かNAが停まっている。 JリミU、 だっけ?、 どれだろ?(←'99.10.02の時点で、 NAの限定車の知識は、 ほぼ皆無)
これかな? と白いクルマ(うっぴーさん(?)の1028)を覗き込む(←M2もよく分かってなかった)。

電話? まいっか。 ということで階段をとんとんとんと。
こんちはー。 あいかわらず“うちわ”っぽいお客さんがいらっしゃってたりしますな。
あ、 K保ッチ、
“こんちー。”

K: “いやー、 T田さん来れなくなっちゃったんですよ〜。 なんか一言!”
S: “来るって言っといて、 来ないってのはちょっとねぇ。 敵前逃亡は、 軍隊では銃殺モンですからねぇ。”
K: “ひゃーっひゃっひゃ。 だそうです、 ではここでご本人に登場してもらいましょう。 T田英治さんでーす。”
S: “え、 うそ?!”
あーーーーーーーー、 なんか出てきたよ。 やっべー!!
思わずK保ッチの背中に隠れたりする。
しかしまぁ、 こういうことをする人々なわけね。 覚えておこう。 二度と引っかからんぞ!(←御茶会で引っかかった)。

その後は、 4耐談義(若干のバトルあり)やらRazorやらで過ごす。

結局ビデオの調子が悪いだかなんだかで見られず終い。 あらら。

さてと。 帰りますかぁ。

T: “あれ? 成田に来るんでしょ?”
S: “いや、 でも・・”
T: “いいじゃん。 飲もうぜぇ”

てゆーか、 飲んだらクルマ乗れへんやん。 帰れへんやん。 どうすんのん。
まぁでもK保ッチもいることだし、 いざとなったら転がりこむ??? ということにして、 成田へ。



4. 成田へ

JリミUに乗ってきたK保ッチを助手席に乗せて出発。 用賀から首都高。 これがまたちんたらちんたら。

この間にK保ッチがあっちゃこっちゃ電話して、 成田のまあちゃん宅で飲むことに決定。 って、 ええんかいな。 ワタシなんかおったら盛り下がるんちゃうやろか。 とも思ったりしつつ、 後戻りの出来ない道をのろのろ進む。

う〜、 しかし眠くなるなぁ、 ったくぅ。 前のT田氏も眠そう。 横のK保ッチは、 ・・・おいおい、 寝てるよ。

不思議なことに、 私は、 人が寝てると目が冴えてくるのである。 なんでかね。 起こさないように細心の注意を払ってクラッチをつないだりして運転の練習をする。

東関道に至ってからはすいすい。 T田氏は、 速い。 いっちゃん右車線オンリー。
“もうちょっと近づかないと入られますよ。”
“え? けど、 JリミU、 目の前やん。”
“まだまだ。”
うをー、 こえー。 高速って車間距離100mって教習所で習ったぞ! 10mも開いてへんやん(感覚的に)。 大丈夫なんかいな。

と、 以前から疑問に思っていたことを思い出した。

クルマは急に止まれない。 これはいい。
100km/hから停止するまで約100m進む。 これもいい。
だから高速道路での車間距離は100mぐらい取らないといけない。

これが分からない。

100km/hで走っていて何かあった場合、 前を走っているクルマもやはり100mの制動距離が必要なわけであるから、 同じようにブレーキを踏めば、 前のクルマと接触することもないわけである。 ということで、 100mも車間距離を取る必要はないのではないか、 と思うわけである。

でも、 やっぱこの間隔は怖いなぁ。
てゆーか、 T田氏の走りが恐ろしいわい。 前を行くクルマを片っ端から煽ってどかせていく。 どかないクルマは左車線からぶち抜いていく。

K: “べつについて行かなくてもいいですよ。”
S: “じゃあ、 自分のペースで行きますね。”
K: “えぇ。 ワタシも左から抜くのは好きじゃないんですよ。”

かなり恐ろしい思いをして、 成田の手前のなんとかってところで下りる。
T田氏はタイヤ交換だかなんだかで別行動。 われわれは、 一度K保ッチ宅へ。



5. 成田にて

久しぶりにセナに会う。 元気、 元気。
ビデオをぼけっと見たりしてK保ッチがシャワーから出てくるのを待つ。
しかしこのビデオ、 おもろいな。 ロールスロイスとメルセデスのリムジンが0→200mをやったりしている。 くだらなすぎ。 こんなことで筑波サーキットを借り切るのもすごいが、 客が入ってるってのもすごい。 所さんもヒロミも若いし。

そのビデオも持って、 出発。
まずはダイエーかなんかで買い出し。 あ、 黄色いNAも来てるよ。 店の入り口の真ん前に停まっている。 さすがである。 おつまみ、 アルコール、 惣菜、 寿司、 なんかを購入 (この時の代金、 ワタシ、 払ったっけ???)。



山ほど買い込んで、 出発。 まあちゃん宅は、 三里塚の方だそうな。

三里塚、 である。 めっちゃなつかP響き。 いや、 行ったことないとこだけどさ、 学生の頃、 “三里塚”とか“闘争”とかいうビラとか貼り紙とかを毎日のようにキャンパスで見かけたからね。 その地に赴く日が来ようとはな。

成田空港横を通る。 へー、 ここかぁ。 初めての海外旅行は、 ここから旅立ったよね。 あの時は、 スパイスの臭いがたち込めるPIA(パキスタン航空)に乗って、 延々と南回りでヒースローまで行ったんだった。 しかも、 エンジントラブルだかなんだかで出発が馬鹿ほど遅れて。 なつかP。

とか思ってるうちに三里塚の交差点。 ここかいなー、 へー。 あ、 パトカー。 へーーーーーーー。

ぐるぐるその辺を迷う。 コッシーのお出迎えでようやく到着。
建ったばっかりということで、 きれい。 駐車場、 めっちゃ広いやん。 あ、 赤いMINI発見。 きゃわいー。 いーなー、 MINI。 赤いMINIってのも、 意外といいね。 おっしゃれー。

まあちゃんもお出迎え下さって、 どもどもこんばんは。

部屋に上がらせていただく。 をー、 広いよー。 うらやましすぎるー。 あ、 iMac発見!! いーなー。 なんか、 さっきから羨ましがってばかりだな。 でも、 いーなーーーーー!!



そして、 宴会スタート。
K保ッチが持ってきた'92だかのF1総集編とか見ながらクルマ談義やらなんやらかんやら。 そのうちまあちゃんの昔の写真とか引っ張り出したりして。

へー、 こんなだったのね。
え、 これが?? ・・・まじ?
あ、 これいいねぇ。
てな感じ。

と、 中学の頃の写真かな、 が出てくる。
これがめっちゃくちゃかわいくって、 思わず“かわいー”とか口走ってしまう。
はっ!
いや、 べつにほら、 そういう人じゃないから、 そういう目で見ないでよ、 ね。 信じて。
どうも信じてもらえなかったみたいだけど。

とかやってるうちにどんどん時は過ぎてゆき、

T: “帰る。”
って、 おいおい、 大丈夫かいな。
でも、 結局帰って行っちゃった。 あらら。

まあちゃん宅に戻ってナニゲに携帯に目がとまる。
“これ、 誰のぉ???”
“あ、 それT田さんのだ。”
おいおい、 大丈夫かいな。

何時まで起きてたんだろ、 てゆーか、 いつの間に寝たんだろ。 もう思い出せないけど、 結構いい気持ちで寝かせてもらいました。

明くる朝、 コンビニに朝飯を買いに行って朝食。 ユーカリのSATYに誘われたけど、 へろへろだったので帰ることに。 てゆーか、 野暮な奴にはなりたくないしね。
久保ッチを送ってからワタシも帰宅。

しかしまぁ、 濃密な週末であった。 忘れないうちにHPに載せなきゃ、 と思いつつ、 疲れに負けて寝てしまった。



それから1月半。

もう忘れてるで、 と思いつつ、 催促に負けて書き始めたら一気に書けてしまった。

それだけ濃密だったということか。

改めて、 まあちゃん、 こっしー、 K保ッチ、 塚P、 ありがとうございました。 楽しかったっす。
また誘ってちょ。

そうだねぇ、 次は、 鍋なんかどうでしょ?
やっぱ、 チゲ鍋?????





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