◆　新　子　安　編　◆

1. 出発 2. 四方山話 3. 宴会 4. 帰宅



1. 出発

'99.12.19

昨日は出勤日｡ でもって､ 昨晩はI上氏等と飲み｡ 横浜まで送ったりしてたら地下鉄の終電を逃して結局東横で元住吉まで行ってタクシー｡

でもって起きたら11時過ぎ｡
部屋の掃除を始めつつも､ 今夜の式次第が気になる｡ 正式申し込みをしていないので､ 分からないのである｡ パーティーだから夜なんだろけど､ どうしよ？？？
とりあえずお昼過ぎにK保ッチにTELする｡ と､ すでに向かってる最中とのこと｡ 塚Ｐに至っては午前中から手伝いに行ってるとか｡ ひえ｡ シャワーを浴びて出掛ける｡

学生時分､ 塾講師バイト後に一杯引っかけて､ バイクで帰宅途中にすっころんだ人を知っている（その人の名誉のために名前は明かさないが）｡ そういうこともあるので､ 「飲んだら乗るな」を徹底している｡

15:00過ぎ､ 宮崎台駅を出発｡


2. 四方山話

16:30ぐらいにはなっていたであろうか､ MRY（新子安）に到着｡ やっとこさ式次第が判明｡
げ！ 貴島さんの講演じゃん､ 急げ〜！
とはいえ時既に遅し､ プレゼルームでは質疑応答タイムの真っ最中であった｡ まいっか｡

夏祭りの時はS2000（“えすに”と呼ぶらしい？）の話題で持ちきりだったのだが､ 今回貴島さんはMR-S絡みの質問攻めにあっている｡ 最後列の席にて質疑応答を眺める｡
Q:
“トヨタの開発者は「スポーツカーは回頭性」と言っている｡ 「FRレイアウトは､ 重いエンジンのせいでまずシャシーを歪めてから曲がっていて邪道だ」と言っているがどうか？”
A:
“「回頭性」だけではない｡ 実際に走らせてみれば分かる｡ 受けて立ちますよ！”
（拍手喝采）
会場はやんや､ やんやなのだが､ どうにも“苦しい答弁”だったなぁ｡ 痛いところを突かれた､ って感じに見えたんだけどどうなんでしょ｡

素人考えを披露させていただけるなら､ って感じだったけど､ ワタシはワタシで､ 一生懸命FRの弁護をしようとしてるよね｡ これではトヨタの開発者と同じだよ｡ 反省｡

ところで私は“FR至上主義者”ではない｡ どういうわけかクルマよりも先にバイクに興味を持ちそして乗り始めたという経緯のせいか､ “後輪駆動主義者”ではあるようなのだが､ エンジンレイアウトにこだわりはない｡ だからフェラーリも欲しいし､ ポルシェも欲しい｡ 豊洲で見たAZ-1なんて､ めちゃめちゃかっこよかったし｡ FFの例外は､ MINIだけである｡
MR-Sは､ その軽さには敬服するが､ デザインは×である｡ てゆーか､ それ以前に､ トヨタ､ だしね｡

しかし､ 貴島さん､ “テイスト”って単語が好きなのかなぁ､ 今回の貴島さんの講演の“キーワード”は､ ずばり“テイスト”だったように思われた(途中参加だからわかんないけどね)のだけど､ これってどうなんでしょ｡
S2000に圧倒的な性能差を見せつけられ､ セールスポイントのライトウェイトという点でMR-Sに敗れ､ 残ったのが“テイスト”という“数値ではないもの”､ というのだったら､ かなり“ヤバイ”気がする｡
データ(数値)を見せられ､ 論理的に攻められ､ 出た言葉が“テイスト”やら“感性”やらだからなぁ｡ 非論理的､ という点では､
「宗教の一歩手前」
っぽくない？ やばいよなぁ｡ 実際､ 貴島さんって“カリスマサラリーマン”って感じだし｡


“テイスト”､ ていすと､ ていすつ､ ていせつ､ テイセツ､ “定説”！！！

･･･ちと苦しい？？？


3. 宴会

“グル”貴島氏の講演も終わり､ NR Limitedグッズももらえず､ 空しく記念撮影に写ってから宴会会場へ｡

コッシーとまあちゃんは不参加なのね｡
あ！ K保ッチ､ 女の子連れじゃんよ！！
けっ！！
･･･塚Ｐは一人参加なのね｡
“えらいっ！！”(←意味不明)

テーブル番号は､ “Ｄ”である｡ 集まりの悪いテーブルではあったが､ ちらほらと｡

まず､ 日テレ式な方とそのお連れさん｡ 次に､ なんとラッキーなことにNOPROご一家､ そして夏祭りでも同席だったM2オーナーの方(NBを“乗用車扱い”した人)｡
という面々で宴会スタート｡ NOPRO奥様のローストチキン(?)が無条件で食えるテーブルということでめちゃラッキー｡ お話しながら鍋つつきながら｡

司会進行は､ R's246の浜口さん､ “ゴッド”M落氏は､ “さぶ”だそうで一人にやにやしてたら､ K保ッチにばっちり目撃されてた｡

“さぶ”だって､ ･･･うひひのひ｡

と､ カウンターでたこ焼を焼く塚Ｐの姿が目に入る｡
面白そう
手伝いに行く｡
私は何を隠そう京都(府)の出身であり､ れっきとした関西人なのであるが､ たこ焼をおかずに飯が食えるほどの人種ではない｡ それどころか､ 焼いたこともないっちゅーことで､ 大いに楽しむ｡
Over Forty'sの川本さんの御子息の千枚通し裁きが絶妙｡ 聞くと16歳だそうな｡
16歳！ なんと遠い響きであることよ！ 聞いてびっくりなだけでなく､ 見てびっくり！
肌の張りが違う!!
･･･歳は取りたくないのう｡

とかやってるうちに俳句大会は“Ｄ”テーブルの勝ちだったとか｡ “助手席は昔奥さん今娘”とかなんとか｡
ふむ｡

“助手席はドナルドダックと「お〜いお茶」”
けっ！！

で､ 景品のTシャツにMAZDAの何とかさんのサインを書いてもらう｡ 序列的には､ “アーナンダ”ぐらいの方だろうか？←やばいって


じゃんけん大会｡
絶対欲しいと思っている腕時計はまたしても他人(しかもK保ッチ)の手に｡
まだあればいいけど｡

結局､ ありがたいジャンパーも手に入らず(塚Ｐが手に入れた)､ 自分のじゃんけんの弱さを呪うばかりであった｡


4. 帰宅

RCOJのこういったイベントのいいところは､ みんなで後片付けとかするところだと思う｡ 企画とか司会進行とかってのはなかなかできないけど､ 後片付けとかって､ 気がついたことをやって､ それでいてスタッフ気分もほのかに味わえたりして､ ただのお客さん以上って感じで気分がよいのだ｡ しかも今回はカウンターの中で裏方さんもやったし(ほんのちょっとの､ “手伝おう”って気持ちだけで､ “たこ焼下さい”って言う立場から､ 言われる立場になれるもんなんだよね)､ 気分は上々である｡

以前M2ビルでお会いしたユリちゃん（マリちゃんだったかも？）を抱っこさせてもらったり､ なんだかんだやってたらけっこう時間が経ってしまった｡ 玄関を出たら､
“黄色いクルマがな〜いっ！！！”
新子安駅まで送ってくれるってハナシちゃうんかー！！

まぁ､ さくっと見切ってさっさと帰る器用さも身に付けんといかんということか｡ と､
“帰りますかぁ”
あ､ 隊長だ｡

新子安駅までの道すがら､ そして､ 川崎駅までの電車の中､ いろいろお話する｡ いっつも軍服姿だし､ サングラスだし､ 怖い人かと思っていたのだが､ さにあらず｡ ってゆーか､ ほんっっっっっっっっっとにロードスターが好き､ って感じ｡ 愛機は1.6lのNAの最終版とのこと｡
“熟成されてるやつですね｡”
“でもそれは大したことじゃない｡ 自分にとって楽しいかどうかなんだよ｡”
･･･おっしゃるとおりである｡ でも､
“NBはほんっといいよ｡ よくなってる”
とも｡
ありがたい｡

“オープンカーってのは､ どう見られるかってのも大事で､ MR-SとかS2000のデザインでは､ 外から見たら､ 乗ってるやつは断首刑のさらし首だよ｡”
うひひ｡ 痛快｡

でも､ そんなことよりも､ ほんとに自分のクルマを大切に思ってらっしゃるんだなぁって分かる､ 実に印象的な言葉があったので書き留めておく｡


「“買い替えモード”って､ ナニよ？！」

けだし､ 名言である｡




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