◆ 筑 波 編 ◆

1. 出発 2. 走行会 3. 戦い終えて 4. 4耐 5. 名乗り



1. 出発

'99.09.25

早朝起床。
例によって例のごとく、 東名川崎から。
東名の料金所と首都高の用賀の料金所の間って、 ほんっとにいらいらするよね。
3号線からC1、 そして6号線。
組長はすでに守谷S.A.。 リンゴと私はやっとこさ常磐道に乗ろうかってところ。 ふとバックミラーに目をやると、 ぺったんこのロードスター。 あ、 I間氏のSリミ(改)じゃん。 どもー。

常磐道のチケットを取って、 さぁ、 ランデブー、 と思いきや、 Sリミが全然来ない。
???
後で知ったのだが、 発券機が故障したとか。 そんなこともあるのねー。


守谷S.A.にて組長と合流。 組長は3台のコスモスポーツに興奮気味。 よっぽど好きなのねー。

谷和原I.C.で下りて後は下道。

いい天気。
右手からの朝日を浴びながら、 広い景色の中を行く。 道の両側、 田んぼだもんね。 広い、 広い。



2. 走行会

スタオとスタ子に連れられて、 やって来ました筑波サーキット。
K保ッチとかもう来てたのね。
“おはよー。”

と、

“どうも。 アウト・イン・インのT田です。
ぎゃーーーーーー!! こえーーーーーー!! 助けてーーーーー!!

反省:「HPでの、 不用意な発言は極力避けましょう」 ← あいかわらず、 だけど

Bパドックに行きたいんだけど、 門のところで係の人にチケットを渡してしまっていたので、 止められてしまう。
あーもー。 段取り悪過ぎ!! ← 短気 & 身勝手

原組な方々からはちと遅れてパドック入り。 急いでテーピングを始める。
ゼッケンがうまく貼れん、 と四苦八苦してたら前のNAの方が手伝ってくださる。 ありがたい。

準備完了。 メットかぶって、 手袋して、
・・・・・・トイレ。
5秒ほど躊躇して、 駆け込むことにする。
ふぅ、 すっきり。
おんやぁ、 スタ子、 オープンだよ。 ロールバーないのに、 それって、 あり???
“ドラミで何にも言ってなかったよね? 注意されたら閉めるからいいや”
・・・図太い。

RazorでぷらぷらしてるK保ッチに見送られてコース入り。 スタ子はなんの注意もされず。 なんだよぉ、 だったらリンゴもオープンで走ったものを。

そして、 走行会スタート!!!

ハイチューンド&Sタイヤなロードスターがひっきりなしにぶち抜いてくれるので、 前を見て走る暇がない。 ひたすらバックミラーを見る。

しかし、 暑い。 それとキンチョー感。
クルマに乗っててなぁにがスポーツなんだか、 とか思ってたけど、 やってみれば分かる。 すんごいタイヘンだから。

人のことをアウト・イン・インと言っておきながら、 自分は、 というと、

・・・イン・イン・イン!!!

だって、 最終コーナー、 どう走っていいかわかんないんだもん。

そうだ、 ポスト見なきゃ、 って思い出せる余裕が出来た頃にチェッカー。 ありゃりゃ。



3. 戦い終えて

Bパドックに。
スタ子の横に止めてボンネットを開ける。

すっごい緊張状態だったのであろう、 汗だく。 まぁ、 車内、 めちゃくちゃ暑かったしね。

でもって、 かなり酸欠状態。 金魚みたくあっぷあっぷである。
体育でマラソンした後、 ぽっくりいっちゃう高校生のニュースとかあるけど、 まさにそんな感じ。 へらへら記念写真とか撮ってたけど、 実は生死の境をさまよっていたのであった。 ← おおげさ



さてと。
この後はもう、 どうでもいいや。

呼吸が落ち着いてきた頃、 飯にしようということに。 とりあえず、 ちゃんと座りたい〜、 ということで率先してAパドックへ。

そこにはずらりとコスモスポーツが!!
まるで昭和40年代!! 懐かP!!!
コスモスポーツと組長の写真なんかを撮りながら 787Bなどのレーシングカーもフィルムに収めながら徐々に食堂に近寄る。

あー、 冷房、 ありがたい〜。

と、 持ち込み禁止条例違反のコッシーが食堂の人に怒られて出てったきり帰ってこない。 ありゃりゃ。

組長も落ち着かない様子。 肉うどんのうどんだけ食って飛び出していっちゃうし。 これまた、 ありゃりゃ。

コスモスポーツ軍団のエキシビジョン走行、 そして787BはじめMAZDAのレーシングカーのデモ走行なんかを見たりする。 787B、 すごい!! バックストレッチを矢のように疾走。
ホームストレッチも矢のように。 でもって爆音が、 も〜ぉ!!、 って感じ。 すっごく甲高い。 あれがロータリーサウンドの極致か。

フィルムがなくなって、 一番近くの(といっても県道まで行かなきゃならないのだが)セブンイレブンまで買い出しに行ったりする。
なにやらイベントをやっていたようであるが、 まぁいいやってことでBパドックでうだうだ。 おっきな看板の陰で昼寝しようにも、 イベントの放送がうるさくてかなわない。
“勘弁してよ〜!”

てゆーか、 すかいぱーふぇくとてぃーびー、 ってなによ?!



4. 4耐

16:00。
ル・マン式スタートで本日のメイン・イベント、 メディア対抗4時間耐久レース開始。
M落さんもそこそこのスタート。 順調に周回を重ねている。

あっち側にも行ってみよー、 ってことで、 メインスタンド側に。
あ、 バルケッタだー。
・・・レースそっちのけで、 バルケッタの品評会になってしまった。
でも、 バルケッタ、 さすがイタリアン。 内装なんか、 めちゃくちゃオシャレ。

レースは、 と、 けっこういいポジションにつけてるみたい。
ピットの上でやんややんや。

田島さんからK保ッチにバトンタッチ。 原組メンバーの応援もがぜん熱気を帯びる。
ピット前をゼッケン55のRCOJ号が通過するたびに、
“寿司〜!!!”
“焼き肉〜!!!”
“おぉ〜、 K保ッチ、 手ぇ振ってるよ、 OKってことだよね。”
“おごり、 おごり。”
・・何やってんだか。
でも、 ちゃんとまじめに応援もする。
第1コーナーでK保ッチが数台をずばっとさした時なんか、 すんごい盛り上がりだったもんね。

現在6位、 現在4位、 とピットから情報が来るたんびに大盛り上がり。 そして、 3位にまで!! と思ったら、

“あれ、 やつ、 帰ってこないな。”
“戻ってきた! あいつ、 25秒もかかってるよ、 スピンしたなぁ??”

・・・午前中の走行会で私が出したベストタイム、 1分25秒だったんですけど・・・。
スピンして25秒・・・、 師匠、 すごいっす。

そしてK保ッチから伊崎さんへ。
ピットの上に青いレーシングスーツに身を包んだK保ッチ登場。 みんな、 拍手喝采。
“お疲れ様ぁ、 すごかったよー”

とっぷりと暮れた筑波サーキットを、 14秒台とかで走りまくる各車。 応援しようにも、 似たような車がいてとまどったりする。

“このペースで行けば表彰台も夢じゃないよぉ”
と、 ピットからの情報をK保ッチが伝えてくれたりして、 俄然期待が高まる。
そのうちモニターを上に設置して、 モニター見たり、 ホームストレッチを行くクルマを見たり。

そして19:00。 レース終了。 お疲れ様でしたー。

えくぼを作ったRCOJ号を囲んで4時間を戦ったドライバーに大声援を送る。

結果は4位。 表彰台の右横だったけど、 少なくとも私には、 そこがど真ん中。 どこのチームが優勝したのかさえ知らないし、 写真にも収まっていない。 写ってるのは、 M落さんと、 田島さん、 伊崎さん、 HAMAちゃん、 そして、 我が師匠、 K保ッチである。

お疲れ様、

おめでとう、

そして、

ありがとー!!



5. 名乗り

K保ッチはいろいろとあるらしいので、 応援部隊な我々は先に撤収。
県道に出るまでのレストラン(グリーンサイド)にて夕食。
ワタシはあわびピラフ。 美味。

そして、 組長達に連れられて帰宅。

お疲れ様でした。




ところで私は、 “観戦”というのが好きではない。 野球もサッカーもレースもTVでやってるけど、 見たいとも思わない。 というのは、

“踊る阿呆に見る阿呆”的思想があるからである。

K保ッチの応援はしたけれど、 でもなー。

どうせなら、 見る側じゃなくて、 走る側にまわりたいよね。
応援する側じゃなくて、 される側にまわりたいよね。

RCOJ号のコクピットを狙ってる連中は多いらしい(Over Forty'sとか)けどね。


でも、 ワタシのものだよ〜ん。


功夫を積まねば!!





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