◆ 三 浦 半 島 編 ◆

1. 5,000km点検 2. 三浦海岸 3. 秋谷へ 4. 能見台 5. 帰宅



1. 5,000km点検

'99.08.22

9:30起床。

“ヨーコはキリコを駆逐する”の言葉通り、 “それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモトヨーコ”を見てしまう。 沼津にいた頃は“遅く起きた朝は”の大ファンだったのだが。

シャワーを浴びて10:30。 ディーラーとの約束は、 11:00。

246を厚木方面へ。

ん? 黄色いTシャツ。 あぁ、 あの番組かぁ。

やはりげろ混み。 ディーラーに遅れる旨、 電話する。 しかし、 ここまで動かないってのも珍しいな。 と思ったら、 原因判明。
反対車線を黄色いTシャツのおっさんが走っている。 それを囲むように黄色いTシャツの3輪スクーターやら大型スクーターやら。
空にはヘリ。
オカネ貰って246をわざわざ走ってるおっさんが通り過ぎた途端、 急に流れ出す。

はぁ。

多くは語るまい。

一言: ヒトに迷惑かけてカンドーもないだろが。

だいたいさぁ、 安いタレントを半分いじめ状態の状況にしてさぁ、 それを放送して、 カンドーもへったくれもないと思うんだが。 24時間ぶっ続けでやるってのも、 結局は、 マゾヒスティックな満足感に浸る若手タレントらの涙を垂れ流して安っちいカンドーとやらを押し付けるだけでしょうが。 それだったら、 神戸の"仮設"を毎日5分間、 紹介してみろよ。 ほんとの苦境ってものを放送してみろよ。 まぁ、 そんなもの誰も見たかないんだろけどね。
日テレは、 “恋のから騒ぎ”だけやってりゃいいんだよ。 但し、 巨人戦ごときで遅らせるな。

安物タレントが早めに走り去ってくれたおかげで、 10分と遅れずにディーラーに着くことができた。

ありがとう。

営業のY川さん登場。
“その後、 どうです?”
“あ、 快調ですよ。”

点検の子細を決める。

“マイクロロンも入れてください。”
“え、 マイクロロンですか。 入れるとなると、 フィルターも交換しないと。”
“フィルターも交換してもらいましょう。”
“それに、 手順があるんですよ。 30分エンジンかけてから入れて、 その後またどうのこうのって。”
“そうなんすか”
“・・・少々お待ちください。”
(1分弱、 サービスの方と相談)
“えとですねぇ、 今日入れてもいいんですけど、 あまりお勧めじゃないです。 というのはぁ、 今日入れても体感できないらしいんすよ。”
“はい?”
“エンジンの皮膜がまだ残ってるんでぇ、 1年後とかそのぐらいじゃないと体感できないんすよ”
はぁ。 “じゃあ、 いいです。”
ま、 ディーラーの言いなりってのもあれだけど、 1万円ってのは高いしね。
それとも、 入れたほうがよかった?

隣の吉野屋で“ナミギョクミッシェル”(って10年以上前に友人に聞いたんだけど)を食う。

リンゴを見上げたり、 デフオイル交換作業を見守ったり。

“降ろしてもいいっすか?”
“あ、 すみません。”

全部終了。 その明細:

新車6ヶ月点検(乗用車)
エンジンオイル&フィルター交換
ミッション&デフオイル交換


区 分作 業 名 / 部 品 名                  単位/数量部 品 代技 術 料
631新車6カ月点検 無料
631[詳細は メンテナンス・ノート をご参照願います] 〃 
631  エンジンオイル&フィルター交換 〃 
411K004W0018A     エンジンオイル SG                         4.04,800  
411B6Y114302A     カートリツジ,オイルフィルター                      1.01,250  
631  ミッション&デフオイル交換 無料 
4110000        ギヤーオイル                              3.03,000  
631  各ベルト の緩み、損傷、点検 無料 
631  冷却水 量・漏れ・ラジエターキャップの機能点検 〃 
631  ブレーキの効き具合点検 〃 
631  電気廻り点検、灯火装置&計器類点検 〃 
631  足廻り、ハブボルトの点検 締付 〃 
631  タイヤ の摩耗点検、エアー調整 〃 
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
合計9,050
部品整備合計
消費税等
9,050
452
ご請求金額9,502


前回と一緒、 かな。

12:00過ぎ、 終了。

さて、 オイル交換の効果やいかに?

ってことで、 ちょっくら三浦海岸まで行ってみましょっかね。



2. 三浦海岸

暑い。 暑すぎる。 でも、 オープンだ。 シートがぐじゅぐじゅになったらやだなぁとは思うのだが、 これだけは譲れない。

新横浜駅前を右折、 だらだら走る。 日野、 とかいうICで横横に乗る。
目立った混雑もなく、 快適快適。 なんとなくスムーズにまわるような気がする。 しかしまぁ、 直射日光すごいねぇ。 ひなたと日陰のコントラストが印象的。 誰だっけ? わたせせいぞうだっけ? ロードスターから見る景色は、 そんな風に見えるのである。

1時過ぎくらいに佐原終点に到着。 コンビニで涼んだり、 K保さんにTELしてみたり。
三浦海岸は、 あと少しだな。

しかしまぁ、 山道だねぇ。 なーんか、 上り坂? 影の方向と垂直に走ってるのもやな感じ。
おんやぁ、 対向車線に走り屋な連中が2〜3台たむろってるねぇ。 と思うが早いか、

きゅきゅきゅきゅきゅううううっ!!

先頭の鬼キャン180(シルエイティだったかも)(当然オールペン)がアクセルターン、 ワタシの前(100mは離れてたけどね)に入る。

うひょひょー。

面白そ〜。 あんなんできたら楽しいやろなぁ。 でもなぁ、 こないだ沼津のカイシャの駐車場で急ハンドル+アクセル踏み込んだら、 吐きそうになったもんなぁ。 無理かなぁ。

下り坂を下りきったところは三叉路。 これが野比の交差点? んじゃあ、 右かな。 でもなんかちゃうっぽいなぁ。 なーんか山道。 ってゆーか、 横横見えてるんですけど。 衣笠IC??? っておい!!!
Uターン。

まぁまだ時間はあるって。 のんびり行こう。 まぁた三叉路だよ。 林交差点?? どこじゃそれは。 えーっとぉ、

はぁぁ???

三浦半島の西海岸側やん! もうどこ走ってんのん。 134号を、 三浦海岸だからぁ、 左っ!!(ここで私はおーきな間違いをしでかしていたのであった)。
反対車線、 かなり混んできてるねぇ。 お昼過ぎだもんなぁ。 そろそろ渋滞を嫌って帰途に就く人が増えてくるだろな。 でも、 こっちの車線は快調快調。 えーっとぉ、 上ったところを三崎には行かないで、 あ、 三崎口駅だ!! '95年の7月ぐらいにセンチメートルジャーニー(関西人なら分かるか?)っちゅうことで来たことある。 なつかP!! 結局なーんもないしどうしようもないしってことで、 三浦海岸まで戻ったんだった。
その山を下って三浦海岸に至る。 あー、 このマクド、 覚えてるー。 ここで昼飯食ったんだった。 ビーチバレーとかやってる若人達を恨めしそうに見てた記憶があるよ。

まぁ、 そんな過去はどうでもよい。 とりあえず、 原組の皆様はどちらにおわすのじゃろう?

と、 電話。
“はいぃ”
“K保ですぅ”
“どもどもぉ”

先ほどは連絡がつかずに留守電サービスに入れたのを聞いて下さったようだ。
“近くまで来ましたぁ。”
“アキヤってとこですぅ。”
“わかりましたぁ。”←実は分かってない

その後、 横須賀市と三浦市の境界付近のコンビニに停めて詳しい場所を電話で再び聞く。 が、 判然としない。 134をずーっと行ってアキヤってところなのだそうであるが、 アキヤ海水浴場ってのは、 いっくら探しても三浦海岸にはないのである。 標識も出てたってハナシなのだが。

とりあえず、 横須賀ではないらしいので走り出すことに。

134っておっしゃったけど、 例のマクドを過ぎちゃうと上り坂で海水浴どころの騒ぎではなくなるしなぁ。 んじゃあ、 こっち? ということで、 左の道を選ぶ。 海岸伝いのような、 山道のような。 徐々に山道。 電話がかかってきて、 やっぱり134沿いだとのこと。 Uターン、 したいのであるが、 後ろにホーミーだかキャラバンだかがくっついて離れない。 えぇ〜い、 そんなもんに煽られてたまるかいっ!! ちゅーことで、 ひたすら道なり。
・・・結局、 三崎まで行ってしまった。



3. 秋谷へ

あれが城ケ島大橋かぁ。 結構おっきい橋だなぁ。 ってことは、 地図でいうとこのへんか。
もう一度三浦海岸に戻らなきゃ。 134まで戻ろう。

その後、 三崎内で迷って地図をよーーーーーーーっく確かめたところ、 秋谷を発見。

三浦海岸じゃないじゃーん!!!

思いっきり、 西海岸じゃんよ。

やられた。 ってゆーか、 先入観にがんじがらめな人が陥りがちなミスである。

ってことは、 林交差点を左折すればよかったんじゃーん。

時刻は、 3時になろうとしている。

“秋谷の場所を地図で確認しました。 今から向かいます。 遅くなるかもしんないんでぇ、 気にしないで楽しんでてくださいぃ。”

とりあえず134に出た。 う、 げろ混み。 全然進まん。
と、 事情通(もしくはカーナビあり?)と思しきセルシオが脇道に。 イチバチじゃいっ、 ついてったれー!
・・・大外れ。 セルシオはお友達の家に行くだけだったようである。 とりあえず、 畑の真ん中を走る。 カンカン照りが続いたのだろう。 砂埃もうもう。
行けるところまで行って134に再び戻る。 ・・・長井。
苦労したほどのゲインは得られなかったよ。

その後はひたすら我慢の子。 あぁ、 やっと林交差点だよ。 ちょっと手前に電光掲示板あり。

林交差点付近
渋滞中

分かっとるわ、 ぼけぇ!!
こっちは暑いんじゃ。 ドナルド(爆睡ドナルド(幼鳥版))の布団を取り上げて汗をふきふき(吹き吹き&拭き拭き)耐えとるんじゃいっ! もうちょっと有益な情報流せっちゅーんじゃ。

やっとこさ林交差点通過。
と、 すいすい流れ出す。 結局みんな、 衣笠ICに行きたいがために林交差点を右折したかったのであった。

道路行政、 まずすぎ
しょーもない高校建てる金があったら立体交差点にせんかい!! 地域住民のため、 横須賀市に金を落としに来る海水浴客のため。 「公共事業」っちゅうことで、 税金を土建屋にたれ流せばできるやん。 今までやってきたことやん。 たまにはみんなの役に立つもん作ってもバチ当たらんやろ。


4時前ぐらいか、 秋谷に到着。

ディーラーを後にしてから4時間近く経っていた。



4. 能見台

秋谷海水浴場。

駐車場代2,000円のところを1,000円でいい、 とおばちゃん。
当たり前じゃいっ。

うーん、 結構広い。 砂浜。 もう少し早く着いてればなぁ。

TELしたところ、 海の家でまったりなさっているとのこと。

やっとこさ、 会えた。 K保さん、 K川さん、 K川さんの彼女さんのまあちゃんさん (名前伺うの忘れてました。 すんません)
“どーもー。”
“お疲れさまぁ。 それ、 汗?”
“へ?”
黒いTシャツなんて着てくるんじゃなかった。 汗が乾いて白いしみとなっているではないか。 かっちょわるすぎ。
“どうぞ!”
ををっ、 ASAHIのスーパードライだ!
んまそー。
“大丈夫っすよ、 運転しますから。”とK保さん。
・・・まかせた!

ぷしっ!

んくんくんく、

ぷはー!!

サイコー。

ありがとうございました。>K川殿

ってことで、 K保さんに運転をお願いする。

といっても、 ずーっと渋滞だったので、 すっげー申し訳なかったりする。
K川さん宅に着くまでいろいろ教えてもらう。

Q:ロールバーとか入れた方がいいんすかねぇ。
A:車体前後の剛性のバランスが崩れる可能性がある。

Q:途中で鬼キャン180がスピンターンしてました。
A:どノーマルのロードスターでもできる。

Q:NBは“乗用車”っぽい、 とNAオーナーに夏祭で言われたのですが。
A:NAはサスの初期の動きを固めにしてひらひら感を出している。 悪く言えば、 “がきっぽい”。 だが、 NBはサスで吸収しようという思想で作られている。 それが“乗用車”っぽいと言えなくもない。 ただし、 速いのはNB。

その他:
・基本に忠実でなければ、 アンダーが出たりする。 逆に、 基本に忠実であれば、 速く走れる。

・NBはステアリングのインフォメーションのフィードバックが希薄であることと、 ブレーキがスポンジーなのが気に食わないが、 リンゴはそこそこである。

・筑波はテクニカルコース。 4速は使わない。 けど、 NBなら使うかな。
RCOJチームのオーディションが明日、 筑波であり、 参加する。

などなど。

能見台(?)のK川さん宅では、 レアもの雑誌などを見せてもらう。
M2時代の事務局M氏の写真なども拝見する。 パープルなスーツ&シャツ。

うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーむ。

“なんか、 ピーーーーー(自粛)ですね。”

その後、 K保さんのエグザンティア("ルーテシア"T田氏曰く、 グザンティア)で、 洋光台のハングリータイガーまで。 助手席に座った瞬間、 あ、 ルーテシアと同じ感じ、 と思う。 さすがおフランス車。 絶妙なシートである。

30分ほどクルマで並ぶ。 いろいろお話する。
やっとこさ、 駐車場が空く。
店内は冷房が効き過ぎって感じもしたけど、 ハンバーグは絶品であった(ホームページがあるっちゅうことで、 帰宅後早速チェック。 宮崎台にもあるのだそうな。 ・・・あったっけ?)。

んまい夕食でお幸せモードでK川さん宅に。 成田にご帰還のK保さん、 K川さん彼女よりお先に失礼する。

ちゃんと横横に乗れるか心配だったけど、 案の定、 迷う。



5. 帰宅

港南台IC前まではたどり着けたのだが、 左車線を走っていたのだった。 標識を見ると、


横浜横須賀道路

←横須賀 東京・横浜→




うっそーん。 横須賀に用事はないので、 やむなく通り過ぎる。 港南台の一角をぐるっと一周して今度はちゃんと乗る。

結構混んでる。

狩場で降りてもしょうがないし、 首都高だね。 それはいいけど、 どっちにする。 9時過ぎ? うーん、 まいっか。 ということで、 湾岸線。
夜のベブリだ。

い〜ぃ感じ。

お、 後ろにつかれちゃったよ。 はいはい、 譲りますよ、 と左車線に。

ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁんん

ををっ、 その下品なサイドエアインテークは、 テスタロッサかTRか。 ふーん、 一瞬とはいえ、 ふぇらーり様の前を走ったのかぁ。 しかも、 道を譲ってあげたわけだね。 なんか、 いい気分じゃ。

しかし、 ぜんっぜんうらやましいと思わなかったなぁ。 むこうの赤が“ほんもの”なんだろけど、 ちっともけなるくない。 あんな幅の広い、 うるさい、 カクカクなクルマよりも、 小さくて、 古臭い音で、 まるっこいリンゴの方がよっぽどいいや。
欲を言えば、 もうちょい静かな方がオトナっぽくていいんだけどな(そういう意味ではS2000は、 超クール)。

MM21は通らないんだぁ。 横目でちらちら見る。 あっちにすればよかったかなぁ、 と思いつつ、 ベブリを渡る。 夜のベブリって、 はじめてだね。

東扇島とかいうところで降りてみる。
なんじゃここは?
次の浮島にしとけばよかったな。 でもいいや。 こんな道もあるんだね。

その後は、 尻手黒川で宮崎台まで。

海に行った。 → 潮風も浴びた。 → 塩害の心配。 → 洗おう。
ということで、 洗車セットを少々もってたまぷらのコイン洗車場へ。
明日はシゴトの我が身なれば、 リンゴにはご勘弁願って水洗いのみ。
ぴっかぴかホイールのレジェンドさんが一生懸命ボディを拭いている。 ふふん。 苦労とか嫌いそうな兄ちゃんだけど、 かわいがってるじゃん。 感心感心。

ホイール洗い。 下回りをごにょごにょ。 ガンで水かけ。 拭き取り。

あ゙ーーーーーーーーーーーーーっ゙!゙!゙

なんらこのキズはぁぁぁぁ!!?

右ボディ下にびしっと3cmほどの引っ掻き(?)キズ。 しかも、 深い。 塗装全部えぐれてるよ。 なんじゃこりゃ? 石跳ね? 記憶にないが。
うーーーーーーーーーーーむ。
畑のど真ん中を走ったりしたもんなぁ。 それでかなぁ。 よく分からんが、 致し方ないのか。

でも、 ほっとくわけにはいかんし。 ディーラーに持ってく?
うーーーーーーーーーーーむ。
こないだの事故の時にもらったタッチペンを使うかな。

洗車終了は、 1:00過ぎ。 おいおい、 結局こんな時間かいな。

駐車場にてタッチアップペイントを施すことに。

マグライトを膝に挟んで照らしながら、 慎重に塗る。 むらになるのはあきらめるとしても、 金属部分が露出することは避けよう。 錆びたりしたらいやだしね。

でも、 いったん空気に触れたんだから、 酸化は免れないよな。

週末、 ディーラーに行くか。

ま、 走ってりゃ、 いろいろあるさ。


2時前帰宅。

成田のK保さんの言葉を思い出し、 やっぱり9.25の筑波の走行会に参加しよう、 と思いつつ、 眠りについたのであった。





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