(２００１／７／２４：アサヒ・コムより)

沖縄の３首長が米軍司令官に兵士の深夜外出禁止を要請

　米空軍嘉手納基地を抱える沖縄県沖縄市と北谷町、嘉手納町による「嘉手納飛行場に関する３
市町連絡協議会」（会長・仲宗根正和同市長）の３首長は２３日、同基地でゲリー・ノース司令官
（准将）と会い、同基地所属の兵士による事件の連続に抗議の意を伝え、兵士の深夜０時以降の
外出禁止を要請した。ノース司令官は兵士の人権を理由に難色を示した。

　仲宗根会長は、６月の女性暴行事件の直後にも、市長として深夜外出禁止の検討を求めたが、
放火の疑いもある器物損壊事件が続いた事態を重視し、同協議会としての要請に踏み切った。

　同市によると、ノース司令官は「わずかな兵士のために基地内の６５００人に強制するのは、兵士
の人権問題にもなる」などと述べたという。

　同行した辺土名朝一北谷町長は「暴行事件の抗議が続く中での事件の発生ということを認識し
てほしい」、宮城篤実嘉手納町長は「これまで築き上げてきた友好関係が台無しになりかねない事
態」と訴えた。

　これに先立ち、外務省沖縄事務所の橋本宏沖縄担当大使も同基地を訪ね、ノース司令官に再発
防止に向けた一層の努力などを求めた。

　同事務所によると、司令官はこの日午前４時に同基地の兵士全員に緊急招集をかけ、「沖縄に
住む一員として良い行動」をとるよう注意を喚起する訓示をしたという。(21:28)

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「基地内のわずか６５００人の兵士のために沖縄県内の１３０万人をキケンにさらすのは、沖縄県民 の人権問題にもなる」

という具合に切り返せないものかなあ｡


やんきー・ごー・ほーむ

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