【市民集会のお知らせ】   事務局 '12/02/11

  会結成1周年記念集会

 家族が死を早めたり、同意してもいいの?
 「脳死」は人の死ではない緊急市民集会

 日  時: 2012年2月18日(土)13:30〜16:30(開場 13:00)
 参加費: 500円

 会  場: 弁天町市民学習センター講堂
          (地下鉄中央線「弁天町駅」西口2A出口より徒歩3分
           連絡通路を通り中央エレベータで7階  
           JR環状線「弁天町駅」北口より徒歩3分)

    〜 知っていますか!臓器摘出の際に、
      ドナーに麻酔や筋弛緩剤をつかっていることを!
      報道では「脳死」と宣告された患者も、
      外部の話が聞こえていたという報告もあります 〜

      家族の同意があれば、本人の意思がわからなくても
      「脳死判定」可能とする法律に改定されてから、
      家族同意だけで62例(2011.12現在)もの尊い命が奪われました。
      救急車で運ばれてすぐに、
      「脳死状態で助かりません」と説明される例もあります。
      法改定により、明らかに「脳死」宣告が早まっています。
      臓器摘出のレールに乗せられていく「医療」に
      今一度ストップの声をあげましょう。


 ◇講演: 近藤孝さん(脳外科医・病院院長)
         「脳死判定は非科学的、むしろ生きている証だ」
 ◇報告: 冠木克彦さん(弁護士)
         「臓器提供の検証の不透明さ」
 ◇報告: 藤井真希さん(バクバクの会)

 主  催: やめて!!家族同意だけの「脳死」臓器摘出!市民の会
 事務局: 〒530-0047 大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル
               冠木克彦法律事務所内

                  ('12/02/11 安全と信頼の医療を考える会 事務局)



 【市民集会のお知らせ】   事務局 '11/02/10

 知っていますか! 臓器摘出の際に、ドナーに麻酔や筋弛緩剤を使っている事!
 「脳死」と宣告された患者に、外部の話が聞こえていたという報道もあります。

 やめて!! 家族同意だけの「脳死」臓器摘出! 緊急市民集会

 日  時: 2011年2月19日(土)13:30〜16:30(開場13:00)
 会  場: 大阪府商工会館7階・第2講堂
 参加費: 500円
 交  通: 地下鉄(御堂筋線・中央線・四つ橋線)本町駅下車17番出口
       (17番出口が、大阪府商工会館地下1階につながっています)


 「脳死」は人の死ではありません。
  多くの子ども達が、「脳死」と判定された後も生き続け、成長しています。
 「脳死」判定後に、自発呼吸や脳波が復活したケースも報告されています。
 「脳死」状態の患者は、周囲の人たちが見守ってこそ、生への望みがあります。
  臓器提供を早まらないで!見放さないで!
  生き続けようとしている救急患者の家族として!

 ◇講演: 小松美彦さん
       (生命倫理会議代表、東京海洋大学教授「科学史・生命倫理学」)
       =「脳死は人の死ではない」
 ◇報告: 冠木克彦さん(弁護士)
       =「昏睡・瞳孔散大の患者が周囲の話を聞いていた」
 ◇報告: 「脳死」から生還したアメリカの事例
 ◇報告: 「脳死」を宣告されてから3カ月以上生存した幼児ほか

 主  催: 集会実行委員会
 参加団体:
        「脳死」臓器移植に反対する関西市民の会
        医療を考える会
        人工呼吸器をつけた子の親の会(バクバクの会)
        阪大病院「脳死」と臓器移植の問題を考える会
        阪南中央病院労働組合
        「脳死」臓器移植による人権侵害監視委員会

 連絡先: 冠木法律事務所



 報道番組『サンデープロジェクト』   事務局  10/02/27

 2月28日(日)、報道番組『サンデープロジェクト』で、
 特集 『隠蔽体質を変える〜大学病院医師の孤独な闘い〜』
 が放送されます。

  『サンデープロジェクト』Home Page
  http://www.tv-asahi.co.jp/sunpro/



 【市民講座のお知らせ】  事務局  09/06/08

  6月21日
  「脳死」・臓器移植を問う れんぞく市民講座のご案内


  皆様いよいよ移植法見直しの国会審議が5月27日に行われました。
 提案されている4案についての提案説明と質疑討論が行われて、
 河野案と言われるA案は「脳死は人の死である」が前提になっている事が
 浮き彫りになりました。大変危険です。
 もっともっと審議して、隠されようとしている危険な事実を明らかにし、
 国民的な議論の上で結論を出すべきですが、
 後一回審議があるかどうかも分かりません。
 拙速に衆議院の本会議で可決される場合もあります。
 その場合は参議院での審議に期待するしかありません。

  いま私たちにできる事は、
 ほんとに子供の脳死判定が可能かどうかを近藤先生にお話しして頂き、
 また前回の講師中村さんと同じように子供の命に寄り添ってきた
 バクバクの会の藤井さんにお話も聞き、
 大阪から反対の輪を広げて行く事ではと思います。
 その為の数少ない機会です。ご参加ください。


   講師:近藤 孝 医師(紀和病院院長・脳外科医・救急医)
      藤井 香 さん(バクバクの会・安全と信頼の医療を考える会)

   日時:6月21日(日曜日)午後2時〜5時
   会場:大阪府社会福祉会館5階第7会議室
   交通:地下鉄谷町6丁目駅下車4番出口から南へ徒歩10分

   主催:「脳死」・臓器移植に反対する関西市民の会


                   (09/06/08 安全と信頼の医療を考える会 事務局)



 さおちゃんニュースNo.25(最終号)up  事務局  09/04/18

 会報誌「さおちゃんニュースNo.25(最終号)」(3月11日発行)から
 記事をアップしました。


 書籍紹介  事務局  09/03/21

 ルポ 医療事故
  出河 雅彦 ・ 著

 朝日新聞出版

 ISBN:9784022732682
 定価:903円(税込)
 発売日:2009年3月13日
 新書判並製 400ページ 新書168


 都立広尾、京大、埼玉医大、東京女子医大、慈恵医大……
 有名病院で相次ぐ医療事故を朝日新聞医療記者が徹底追究。
 知られざる真相を暴き再発防止策を提言し、
 パロマ湯沸かし器や時津風部屋事件から死因究明の難しさを浮き彫りに。
 患者・医療関係者必読の書。


 【フォーラムのお知らせ】  事務局  09/03/03

 3・22フォーラム「身近に起こる医療事故、その現状と対策」

 医療事故の現状を知ってその解決のための対策について、私たち市民が様々な
 立場からの発言を聞き、自分の問題として考えるきっかけにしましょう。

  日  時  2009年3月22日(日)13:30〜16:30
  会  場  京都テルサ(東館2階中会議室/定員80名)
  参加費  一般800円 学生500円(資料代含む)

  パネリスト
        佐原康之氏(厚生労働省 医療安全推進室室長)
        長尾能雅氏(京大病院 医療安全管理室室長)
        森  洋一氏(京都府医師会 会長)
        勝村久司氏(元原告 医療情報の公開・開示を求める市民の会)
        藤井  香氏(元原告 安全と信頼の医療を考える会)
        奥田美智氏(京都医療ひろば)
  プログラム
        1部:パネリストによる意見発表
        2部:パネルディスカッション・質疑応答

  主  催   3・22フォーラム実行委員会
          ・京都医療ひろば
          ・安全と信頼の医療を考える会
          ・ヨシノ支援プロジェクト
          ・医療情報の公開・開示を求める市民の会
  後援・助成
        京都新聞社社会福祉事業団


 「報告と交流の会」のご案内  事務局  08/11/12

 京大病院エタノール事件は、最高裁が「事故隠し」についての上告を
 棄却したことにより大きな区切りを迎えました。
 つきましては今までにご支援くださった皆様方に裁判のまとめを
 ご報告したいと思います。
 また、今後は患者の立場から医療問題に働きかけていきたいと思いますので、
 ご支援をお願いします。

   日時 2008年11月22日(土) 13:30〜16:00
   場所 京都テルサ 東館2階 中会議室
   内容 担当弁護士・先生方より裁判報告
       活動報告と交流会

 皆様のお越しをお待ちしています。(11月12日 代表世話人 大坂)


 さおちゃんニュースNo.24up  事務局  08/08/11

  6月20日、最高裁の上告棄却決定をもちまして裁判は終結しました。
 長きにわたりご支援くださいました皆様には心からお礼を申し上げます。
 本当にありがとうございました。
 会報誌「さおちゃんニュースNo.24」(8月2日発行)から両親手記ほか
 記事をアップしましたので、ご一読頂ければ幸いです。


 さおちゃんニュースNo.23up  事務局  08/03/16

 会報誌「さおちゃんニュースNo.23」(3月4日発行)から記事をアップしました。


 WEBニュース  事務局  08/03/16

 <京大病院>脳死肺移植、執刀医ら業過致死容疑で書類送検
  3月13日21時38分配信 毎日新聞

  京都大病院(京都市左京区)で06年3月に脳死肺移植を受けた女性(当
 時30歳)が 脳障害に陥り7カ月後に死亡した事故で京都府警は13日、
 執刀した同大呼吸器外科医(46)と元心臓血管外科医(44)、元麻酔科
 医(48)の計3医師を業務上過失致死容疑で京都地検に書類送検した。事
 前に十分な打ち合わせをしないなど初歩的なミスがあったと判断した。

  厚生労働省によると臓器移植法施行(97年)後、生体・脳死移植手術を
 した医師が業務上過失致死容疑で書類送検されるのは初めてとみられる。

  調べでは執刀医らは06年3月21日、肺リンパ脈管筋腫症の女性に対し、
 血液を人工心肺装置で循環させる「体外循環状態」での移植手術を実施。と
 ころが血流を示すモニターの確認を怠り、不完全な状態で人工呼吸を停止さ
 せた。酸素不足の血液が脳に流れたことで脳障害を引き起こし、7カ月後に
 多臓器不全で死亡させた疑い。

  さらに、人工心肺装置から体に新鮮な血液を戻す「送血管」を刺す位置を
 間違えたことも脳障害につながったとみられる。

  府警によると、心臓血管外科医と麻酔科医は、人工心肺装置を流れる血液
 量を見ただけで体外循環状態になったと思い込み、モニター監視を怠った。
 また手術を統括する執刀医は事前に合同カンファレンス(打ち合わせ)を開
 かず、両医師にモニター監視や送血管の挿入位置を指示しなかった。

  調べに対し執刀医は容疑を認めている。心臓血管外科医と麻酔科医は事実
 関係を認めているが、注意義務はなかったと主張しているという。

  女性の脳死肺移植は同病院5例目。病院は06年10月、患者の全身管理
 を担当する医師が手術室を長時間離れるなど「重大な過誤」があったと認め、
 府警に届け出た。女性側とは示談が成立している。同病院はこの事故以後、
 肺移植を自粛しているが、岡山大から招いた伊達洋至教授を中心に早ければ
 今春にも再開する方針。【細谷拓海、熊谷豪】


 
京大の医師3人を書類送検  脳死肺移植で患者死亡
  京都新聞 2008年3月13日(木)

  京都大医学部付属病院(京都市左京区)で2006年3月に脳死肺移植手
 術を受けた女性患者が脳障害で死亡した医療事故で、京都府警捜査一課と川
 端署は13日、業務上過失致死の疑いで、手術に携わった複数の科の医師3
 人を書類送検した。遺族は告訴していないが、府警は先進医療の現場で起き
 たチーム医療の連携不足が死亡事故につながったことを重視した。

  書類送検されたのは、呼吸器外科の執刀医(46)、心臓血管外科の医師
 (44)、麻酔科の医師(48)。

  調べでは、3人は06年3月21日から22日にかけて兵庫県の女性=当
 時(30)=に行った脳死肺移植手術で、人工心肺による血液の体外循環を始
 めた際、生体モニターの確認を怠ったまま人工呼吸を停止させ、女性を低酸
 素脳症で同年10月に死亡させた疑い。

  府警によると、血液の体外循環を始めた午後8時半から約30分間は、血
 液の一部が人工心肺を通らずに女性の心肺を流れる状態になっていた。この
 状態に気付かずに人工呼吸を止めたため、十分に酸素を含まない血液が脳に
 流れ込んだ。

  府警は、3人が生体モニターをチェックしていれば、脈圧があることなど
 から、血液すべてが人工心肺を通る完全な体外循環になっていないことが確
 認でき、事故を防ぐことができた、と判断した。

  調べに対し、呼吸器外科の医師は、全体管理者としての過失責任を認め、
 心臓血管外科と麻酔科の2人は「(生体モニターの確認は)わたしの責任で
 はない」という趣旨の供述をしている、という。

  患者の女性は重い肺の病気を患い、京大病院で5例目となる脳死肺移植を
 受けた。



 1月31日 控訴審判決のご案内  事務局  08/01/22

  京大病院エタノール中毒死事件民事裁判
  控訴審 判 決
  日時:平成20年1月31日(木)午後2時〜
  場所:大阪高等裁判所 202号大法廷(本館2階)

    皆さまには長きにわたりご支援いただき心から感謝しています。
    ありがとうございます。
    提訴から6年余り、『真実を解き明かすのは事実の積み重ね』、
    そう信じ、ひとつひとつ沙織の17年を証明してきました。
    今度こそ司法が勇気を持って正義を貫いてくれることを信じたいです。
    判決に一人でも多くの皆さまが立ち会って下さいますよう、
    よろしくお願いいたします。         【藤井 香】


 さおちゃんニュースNo.22up  事務局  08/01/22

 会報誌「さおちゃんニュースNo.22」(1月18日発行)から記事をアップしました。


 民事裁判弁論のご案内  事務局  07/10/06

  京大病院エタノール中毒死事件
    控訴審 第4回口頭弁論
  日時:平成19年10月11日(木)午前11:00〜
  場所:大阪高等裁判所 84号法廷(別館8階)
  内容:終結(結審)

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  第3回弁論(8/27)証人調べで、M教授(当時の医療問題対策委員長)は、
 事故発覚翌日の事故対応協議に呼ばれた時、
  「いずれこれは訴訟になるだろうと、…直感した」と述べました。
 ところがその一方で、
  「病院の中で亡くなった方が(警察への届け出対象となる)異状死になる
   という発想はなかった」
と証言。
 意図的にさおちゃんの死と事故の関連性を無視し、事故を隠そうとしたこと
 は明らかです。

  M教授の証言内容は組織防衛・自己保身に終始して、医療事故に真摯に向
 き合う姿勢も見られず、京大病院の根深い事故隠ぺい体質を再認識しました。

  10月11日は最終弁論・終結の予定です。当日は提出書面の陳述と、判決期
 日の言い渡しだけの短時間の法廷になると思われますが、医療現場の不正
 (事故隠ぺい・カルテ改ざん)を絶対に許さないという私達の怒りを裁判所
 に示しましょう。引き続き皆様の傍聴ご支援を賜りますよう心よりお願い申
 し上げます。
                      代表世話人 大 坂 紀 子

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 information  事務局  07/10/02

 「医療の良心を守る市民の会 シンポジウムinおおさか」ご案内

   患者と医療者が手をつなぐためにすべきこと

  テーマ:改ざんや隠蔽と闘う医師と医療被害者を
      偏見や誹謗中傷から守るために


  日 時:平成19年10月20日(土)13:15〜17:00
  会 場:エル・おおさか 大阪市中央区北浜東3−14
  参加費:無料
  定 員:200名 (事前登録優先)
  主 催:医療の良心を守る市民の会

  開場時間等の変更がありましたので、再掲いたします。
  詳しくは「医療の良心を守る市民の会」HPをご参照下さい。

       http://ryousin.web.fc2.com/


 新聞報道  事務局  07/09/12

  2007.9.11.京都新聞(朝刊)
  京大病院 腹腔内手術器具に欠損
  患者体内に残る恐れも 161人に謝罪文

  京都大医学部付属病院(京都市左京区)は10日、内視鏡を用いた腹腔(ふ
 くこう)内手術で使う器具のセラミック部品が欠損していたことが分かった、
 と発表した。欠損部が体内に取り残された可能性がある患者161人に謝罪文を
 送り、近畿厚生局などに経緯を報告した。体内に残っても人体に害は少ない
 と説明している。

  京大病院によると、昨年9月に泌尿器科が行った手術後、体内の組織を挟ん
 で電気で焼く方式の鉗子(かんし)の一部に欠損を見つけた。15本ある同方
 式の鉗子とはさみを調べたところ、5本で可動部を絶縁するセラミック部品が
 最大3ミリ程度欠けていることが分かった。
  同科と産科婦人科、肝胆膵・移植外科の手術で、2005年3月から161人の患
 者に使用された可能性があり、器具の分解洗浄や運搬時だけでなく、手術中
 に破損して体内に入り込んだ可能性もあるという。京大病院は「たとえ体内
 に入っても人体への影響はほとんどないと考えるが、希望があればCTなど
 で検査する」としている。欠損の発覚以降、セラミック部品のない鉗子やは
 さみに切り替えた。
  一山智副病院長は「メーカーの文書に(欠損についての)注意書きがあり、
 器具の管理とメンテナンスが十分でなかった。社会に周知するためには発見
 後すぐに公表すべきだったが、患者の絞り込みに時間がかかった」と話して
 いる。
  京大病院では今年8月、未滅菌のガーゼを63人の手術に使用したミスも判明
 している。

   信頼揺るがすミス再び

  京都大医学部付属病院で10日、手術に使用する器具の点検を怠るミスが再
 び明らかになった。8月上旬には、滅菌処理されていない止血用ガーゼが約4
 カ月にわたって手術で使用されていた問題が発覚したばかり。京大病院の医
 療に対する信頼感を揺るがす事態で、病院の再発防止の徹底が求められてい
 る。
  京大病院によると、破損が見つかった器具は、メーカーがあらかじめ「破
 損の恐れがある」と注意を呼び掛けていたという。しかし、使用後に器具を
 解体、洗浄する看護師や業者、再び組み立てる病院職員、手術をする前に器
 具を準備する看護師、執刀する医師のいずれも破損を見つけられなかった。
 点検に関するマニュアルもなかった。未滅菌のガーゼを使用した問題でも発
 注から使用までの間、かかわった病院職員や看護師の誰もミスに気付かず、
 同じような問題が繰り返された。
  一山智副病院長は「インシデント(医療事故につながる危険性のある事態)
 の報告は年間数千件に上る。医療安全の取り組みに特効薬はないが、不注意
 によるミスはあってはならない。注意を呼び掛ける講演会の開催や、リポー
 トの提出などでミスに一つずつ対応し、患者の不安を払拭(ふっしょく)し
 たい」と話している。


  Yahoo!ニュース
  腹腔鏡手術でハサミなど破片が体内に?京大病院で破損発見
  9月11日3時7分配信 読売新聞

  京都大病院(京都市左京区)は10日、腹腔(ふっくう)鏡手術に使って
 いたドイツ製のはさみと鉗子(かんし)計15本のうち5本に破損が見つか
 り、セラミック製の破片(約1〜3ミリ)が患者の体内に残っているおそれ
 があると発表した。

  病院は、破損を把握してから1年間、患者への説明も公表もしていなかっ
 た。
病院によると、これらの器具で手術を受けた患者は2005年3月から
 昨年9月までに計161人。


 Webニュースより  fujii  07/09/01

 http://www.asahi.com/national/update/0831/OSK200708300078.html?ref=rss
       京大病院、セクハラ相談を放置 労働局が行政指導
 2007年08月31日12時01分 朝日新聞

 京都大医学部付属病院(京都市左京区)が元看護師の女性(31)から昨秋、セクハラ相談を受けたのに早く対応しなかったとして、京都労働局が男女雇用機会均等法に基づき同病院を行政指導していたことが分かった。同病院は「結果的に対応が遅れ、反省している。9月中に本人へ調査結果を伝えたい」と説明している。

 女性は昨年10月、職場の宴会から帰宅途中に同病院脳神経外科の医師に性的暴行をされたとして、同月に相談窓口に申し出た。病院側の反応はなく、今年1月に再度訴えたが、同病院人権委員会は今も女性から事情を聴いていないという。

 同病院は、女性と医師が示談交渉を弁護士に委ねていたことや、女性が京都府警に相談に行き、1月下旬には強姦(ごうかん)容疑で告訴したことなどから、病院としての調査は必要ないと判断したという。女性は2月に同病院を退職。医師は同容疑で書類送検された。人権委員会前委員長の一山智・副院長は「司法判断を待ち、処分を検討したいと考えていた。放置していたのではないが、今となっては甘かった」と話す。

 今年4月施行の改正男女雇用機会均等法は、セクハラ対策として事実関係を迅速かつ正確に確認し、適切な対応を講じることなどを事業主に義務づけた。京都大も「ハラスメント防止・対策ガイドライン」(05年9月)で、相談を受けたらすみやかに調査を始め、3カ月以内に調査を終えると定めている。

 女性は「勇気を出して相談したのに病院の対応が不十分で、仕事ができなくなるほど追い込まれた。病院自体が調査しなければ、被害は減らない」と話している。

 *********************************************************************

[コメント:fujii]
(刑事事件となっているので)「病院としての調査は必要ないと判断」。
どこかで聞いたような…。
京大エタノール事件の翌年、病院の事故説明会の席でH担当医が「(事故届けをした) 後は、警察がどんどん動かれましたので、私達はその時点でストップですね、私達としての調査は」などと言ってました。
また、事故から4年後、看護師たちが「(エタノール事故の)院外委員をまじえた『調査委員会』の設置と調査結果の公表」を要請した時も、当時の京大病院長の回答は「刑事・民事裁判が継続中であり、事故調査委員会は設置しない」というものでした。
今回公になった事件は、京大病院の体質を如実に語っています。組織としてのコンプライアンスもどこ吹く風、自浄作用も皆無なんです…。


 さおちゃんニュースNo.21up  事務局  07/08/23

 会報誌「さおちゃんニュースNo.21」(8月18日発行)から記事をアップしました。
 控訴審の経過等を綴っていますので、是非ご一読ください。

  京大病院エタノール中毒死事件民事裁判
     控訴審 第3回口頭弁論
  日時:2007年8月27日(月) 午後 1:30〜
  場所:大阪高等裁判所 84号法廷(別館8階)
  内容:証人尋問
  証人:M教授(当時の京大病院医療問題対策委員長)

 引き続き皆様の傍聴ご支援賜りますよう宜しくお願い申し上げます。


 控訴審・第2回口頭弁論のご案内  事務局  07/06/07

  京大病院エタノール中毒死事件民事裁判
  控訴審 第2回口頭弁論
  2007年6月12日(火) 10:15〜
  大阪高等裁判所 202号大法廷(本館2階)

 一審の看護師証言により、誤注入に関わる複合ミスの経緯はほぼ解明されました。
 しかし、事故隠しについては、医師たちの証言の矛盾点が見えてきましたが、
 医師・看護師たち共に言い訳めいた証言にとどまり、全容を引き出すまでには
 至りませんでした。

 両親は現在、控訴審で京大病院の事故対応に関わった3人
 (医療問題対策委員会の委員長だったM教授、警察に事故届けをしたN事務部長、
 H医師に病理解剖を助言したという法医学のF教授)の証人申請を行っています。
 証人尋問により、当時の事故対応の経緯を明らかにし、
 事故隠しの真相に迫りたい考えです。

 裁判所は第2回弁論で、これらの証人を採用するかどうかを決定しますが、
 同時に裁判所の事故隠しに対する姿勢を示すことにもなります。

 裁判所や事件関係者の誠意ある取り組みを願って、弁論を見守って下さい。
 皆様の傍聴ご支援よろしくお願いいたします。
                               (代表世話人 大坂紀子)


 さおちゃんニュースNo.20up  事務局  07/04/28

 会報誌「さおちゃんニュースNo.20」(4月21日発行)から記事をアップしました。


 控訴審・第1回口頭弁論、傍聴のご案内  事務局  07/04/26

 5月8日10時15分からの控訴審・第1回口頭弁論期日につきまして、
 裁判所から連絡がありましたのでお知らせいたします。

 当日は法廷の完全入れ替えをするそうです。
 傍聴される方は10時からの他事件の口頭弁論終了までは廊下で待っていただき、
 職員の指示に従って入廷して下さいとのことです。
 ご協力よろしくお願いいたします。

 弁論終了後は場所を移し、皆様と交流のひと時を過ごせればと予定しています。
 お誘い合わせの上ご参加をお待ちしています。


 京都地裁・判決書 up  事務局  06/12/13

 「さおちゃんニュース」ページの「さおちゃんニュースNo.19」項目に
 京都地裁・判決書(PDF)を追加アップしました。


 さおちゃんニュースNo.19up  事務局  06/12/12

 会報誌「さおちゃんニュースNo.19」(12月5日発行)から記事をアップしました。


 裁判傍聴のご案内  事務局  06/10/24

  京大病院エタノール中毒死事件民事裁判
  判  決
  2006年11月1日(水) 13:10〜13:40
  京都地方裁判所 101号大法廷

  事件から約6年半、民事裁判の提訴からは5年が経過、
 いよいよ判決の時を迎えます。
  刑事事件で検察庁が複合ミスや組織的隠ぺいを看過した為、
 京大病院は「一看護師のうっかりミス」という見解を
 改めようとしません。
 今も京大病院に大勢の子ども達が命を預けています。
 杜撰な看護態勢や隠ぺい体質を裁かないままで、
 本当に子ども達は守られていると言えるでしょうか。
  この裁判はさおちゃんの両親の闘いに留まるものではなく、
 病と闘う子ども達の命と尊厳を守る闘いでもあります。
 私達の願いに司法はどのように応えてくれるのでしょうか。
 熱い期待を胸に判決に臨みます。
  皆様の傍聴、ご支援を心からお願いいたします。

 ※傍聴希望者多数の場合は先着順となり、
  裁判開始20分前に整理券が配られます。



 さおちゃんニュースNo.18up  事務局  06/10/01

 会報誌「さおちゃんニュースNo.18」(9月19日発行)から、
 一部記事をアップしました。


 さおちゃんニュースNo.17up  さおちゃんの会事務局  06/05/27

 会報誌「さおちゃんニュースNo.17」(5月19日発行)から、
 一部記事をアップしました。ご一読いただければ幸いです。



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