*** みなさんから寄せられた声 ***



(Kさん)

 今の裁判官は高裁、最高裁だけを見て判決文を書いているとしか思えません。学生無年金障害者訴訟の判決と同じです。書面を読んでいると思えません。どんな運動を構築すればいいのでしょうか! 国に人事権を握られている状態では三権分立は幻ですね。


(Mさん)

 報道された記事を拝見する限り、やはり、裁判所は隠蔽に関して以前のままの感覚で判決を書いたようですね。「医師は悪意を持ってミスを隠す事はない」という論理なのだと思いますが、「ミスを隠す事自体が犯罪なのだ」という当たり前の感覚を持って欲しいものです。

 裁判官のこの感覚は、医師も、裁判官も、日本社会の秩序を守る側で、仲間であり、隠蔽などするはずもないし、あってはならないという、支配者お仲間感覚だと思っています。このような判決を出し続けている限り、日本中の病院でミスの隠蔽は無くならないでしょう。隠したって、裁かれないのですから。

 控訴されるということで、厳しい訴訟が続くと思いますが、藤井さんのケースは、埼玉医大事件や東京女子医大事件と同じように、医療ミスであること、隠蔽が行われたことが、明らかである稀なケースだと思います。ミスであることすら、隠蔽などによって、明らかでない場合がほとんどですから、そのために泣き寝入りしている方々のためにも頑張っていただきたいと思います。


(Sさん)

 判決の日、京都大学・国にすり寄るこの国の司法のみじめな姿を目の当たりにして怒りと悔しさがおさまりませんでした。今日、新聞で高裁への控訴の記事を読みました。司法が何と言おうと真実はひとつです。それをないがしろにしないことが、二度と同じ過ちを繰り返させないことにつながると信じます。
もどる