CLC ANTENNA TUNER |
■アンテナチューナーの回路
下図はK3WWPのWeb Siteに紹介されている[CLC Tee Type Tuner] のオリジナル回路。
今回製作したチューナーの回路と使用部品
回路はK3WWPのWeb Site を参考にしたが、手持ち部品の都合で下図のようになった。
使用部品はDAIWA製アンテナカプラのジャンク部品
VC1=520(pF)、 VC2=260(pF)×2、 コイルは40mm DIA-26T-105mm LONG
このコイルのインダクタンスを実測すると6.5μHである。
■アンテナチューナーの実験(その1)
5mのワイヤーに接続して実験 40mバンドなら1/8波長相当
■40mバンドでの実験 [実験条件など] 1.停車した車内からQRPのCWを楽しむ際にモービルホイップよりも ゲインのあるアンテナを使用したい。 2.モービルホイップのアンテナ基台に釣竿アンテナを取り付けてみる 3.釣竿の長さが4.5mなのでワイヤーは5mにした 4.ワイヤーの先端にはギボシ端子をつけて10m長さのフルサイズ バーチカルアンテナも追試してみたい 5.ワイヤーは1.25sqのIV電線 5.ラジアルは3mを6本用意した 6.接続:TRX−SWR計−TUNER−ANT 7.実験に使用したTRXはミズホSSB/CW TRXで型式MX-7S/出力2ワット 8.実験運用モードはCW [実験結果] A.TX⇔TUNER間のSWRは1.5位までしか下がらなかった B.タップはホットエンドから8Tが一番良く、他のタップはSWRが下がらない C.一度チューニングが取れればCWバンド内での再調整はしないでも良さそう D.SWRの最良点を探すのはクリチカル。 受信音を聞きながらVC1、VC2を回して音が最大に なる点を探すと良い。凄く切れる E.オリジナルのコイルL1の仕様、16TPIの意味が良く分からないが、もし16 TURN PER INCH なら 今回使用したコイルはかなり巻数不足と言える。 F.セットアップデータ ![]() ![]() ![]() 注; C1、C2の設定位置をツマミの目盛板で表記(目盛は最大100) バリコンの最小容量位置を0/100目盛にセットすると180度回転した容量最大位置は60/100目盛 G.アンテナ・アナライザーで同調周波数と給電インピーダンスを調べると ![]() ![]() |
実験に使用したアンテナ
釣竿の長さは4.5mで仕舞い寸法は1m
ワイヤー先端にはギボシ端子を付けてワイヤーを延長できるようにした。
ラジアルワイヤーは3m×6本でクリップで挟めるようにした
釣竿は4.5mと長いが風が強くなければ
モービルホイップ用のアンテナ基台に付けてもOK
QSO LOG / 2007.11.29 Thursday
7L2VPL/1/QRP JCC#120102 千葉市花見川区移動 / Rig MX-7S / MIZUHO 2 Watts output,
Antenna 5mtrs long wire
CALL | JCC | QTH | REMARKS |
---|---|---|---|
JK2EIJ/4 | 3301 | 山口県山口市 | |
JN3EDK/3 | 2536 | 大阪府阪南市 | |
JH6FDM/6 | 4404 | 大分県日田市 |
QRP信号にご応答いただきありがとうございました。
■アンテナチューナーの実験(その2)
10mのワイヤーに接続して実験
Band (MHz) |
L1 | C1 | C2 | SWR etc. Remarks |
7.003 | □T | □/100 | □/100 | SWR □ |