ラビットスクーターは、昭和21年、旧中島飛行機が戦後の日本の発展を見込み、 戦時中使われていたアメリカ製のポウエル・スクーターを原型として試作をはじめ、 S−1型からS−301型まで 637,487台が製造された。現在の実動車は、およそ 3,000台とみられている。 ここに掲げるのは、ラビット・スクーターがどの様にして生まれ、成長したかを史実に基づき解説したものである。