| Vol.4 なんかいい子たちだねぇ・・・ ポーターの2人はとってもかわいいし、賢かった。 |
| 2002/1/2 7:00起床、8:00朝食 トレッキング中、毎朝しつこく「Tibetan bread with honey」を食べていたが、初日にここで食べたのがイチバンおいしかった。本日はゴレパニまで行く予定。5年前くらいに行ったときは、とっても寒くて雪がちらついていたのを覚えている。 ![]() トレッキング中、いろいろな山が見え始めた。私たちの"ガイド"、リッシーに山の名前を聞くとトンチンカンな答えが返ってくる。ん???私でも違うって分かるぜぃ(マイナス10点)。一方ポーターの2人は、さすが地元の人間らしく山の名前をよく知っている(プラス10点)。2人ともポカラの大学生で、ポーターの仕事はアルバイトで始めて1年だそうだ。どうりで慣れてないと思った。しかしそこは若さに任せて(?)私たちのザック3つを2人で仲良く分けて交代で担いでくれている(プラス10点)。カマルは21才、落ち着いていて賢そうだ(←すっかりヒイキその1)。サンジャヤは18才。アイドル系のかわいい顔をしている(←すっかりヒイキその2)。カマルにいわせるとまだまだ彼は子供だそうだ。私たちからみたらどっちも同じだけどね。とっても仲がいいなあと思っていたら、2人は従兄弟同志らしい。なるほど。いつの間にやら私たちはリッシーのことを「小僧」という"愛称"で呼ぶようになった。ガイドというよりもカトマンズから一緒についてきちゃった人って感じ。トレッキング中の自然なシーンを写真に撮りたいと思ってカメラを構えると、必ず1人カメラ目線でこちらを見る。犬君やアさんの記念写真を撮ろうとすると、自分も入ってくる。おいおい、シャッター押すだろう、普通(マイナス5点)。 10:40 小休憩をしつつウレリを通りすぎたところで40分ほどお茶休憩。ホットレモンを頼んだら、かなり酸っぱかった。いいんだけど。しかし、暑い。お天気は最高によいが、とにかく暑い。というわけで、犬君とQは井戸の水を頭からかぶった。あ゙〜気持ちいい。 12:00 バンサンティで昼食。Qまたしてもヌードルスープ。メニューにアップルパイがあっておいしそう。アメリカ人らしき外人集団は、うまそうにコーラ飲んだりパイ食べたりしている。ちょっとうらやましいが、私たちは緊縮財政なので我慢、我慢。なんだかすっかり貧乏気分が身についてきた。 13:00 歩き始める。道はずいぶん風景が変わってきて、なんだか屋久島のような感じ。森が深くて人通りも少ない。雨季はずいぶんと雨が降るんだろうなあ。現在は乾季なので乾いた苔が木についている。あまり太陽があたらないので、ちょっと肌寒い。 15:40ゴレパニ到着 ![]() もう日も陰りはじめていて寒い。"ガイド"のリッシー、どのロッジにするか自分では決められないらしく、ポーターの二人が到着するまで待つという役立たずぶりを発揮(マイナス10点)。明日の朝、日の出を見に行くのがここから徒歩1時間ほど上ったところにあるプーンヒル(3200m)。リッシーがあの旗のところだと山の上を指差す。ふ〜ん、あの辺だっけ???数年前にプーンヒルに行ったときは、ゴレパニはうっすらと雪が積もっていた。プーンヒルまでまで歩いて行くのに息も絶え絶えだったのを覚えている。今回は、ちょっと腰痛があることをのぞけば体調はよいし、筋肉痛もそれほどでもない。日頃の運動の成果なのだ! 20分ほど遅れてポーターの二人到着。二人の姿を見るといつも「ありがとう」と言ってしまう。このとき既に私達の中ではこの二人を公認ガイドに認定。小僧はどう考えてもただのカトマンズからついてきちゃった観光客なのだ(スーツ着てるし)。 カマルが選んでくれたロッジは「SUNNY LODGE」。部屋からアンナプルナとダウラギリ山脈が見えて素晴らしい。エライ!私達は相変わらずトリプルルームに。3人一緒の方が暖かいからいいんだけどね。一方、リッシーは隣の部屋のシングルルームに。嬉しそうに部屋を見せてくれるのでのぞいてみたら、私達の部屋よりも広くてミッキーマウスのカーテンなんぞかかっていてかわいい。なんか違うような気がしてきた・・・。 このロッジ、食堂にはストーブがあって暖かい。電気も通っているが、不安定らしく途中で停電に。ロウソクの柔らかい灯りに変わって、なかなか趣きがある。食事が終わってもしばらくはストーブの周りで歓談。カマルたちが頼んだロキシー(お酒)を少し分けてもらって温まって寝袋に入る。明日は日の出を見に行くから早いのだ。カマルが寒いだろうからと布団を部屋に余計に持ってきてくれた。こういう親切ってとっても心に染み入る。さすが公認ガイド!気が利く(プラス10点)! 【本日のOL度チェック】 ![]() |