暑い夏を乗り切る工夫 -- 中小企業診断士(休止中)勉強日誌(2011 年 8 月)

作成日: 2011-10-08
最終更新日:

節電の工夫

夏を過ぎてから振り返っているのだが、今年は節電が呼び掛けられたこともあり、気温の上ではともかく、 気持ちの上では非常に暑い夏だった。 私は冷房があまり好きではなく、夏は弱冷房車に好んで乗るほどだ。ところが今年は、どの車両も弱冷房だった。

そんなこともあり、電気を使わずにいかに涼しく過ごすかということに今年は重点が置かれていたようだ。 もちろん、最新式のクーラーを買って節電するというのも一つの考え方である。 私もこれを考えた。私の家のクーラーは買って 12 年になる。 これだけ経てばガスも抜けてくるだろうし、ホコリもたまるだろうから効率も悪くなる。 一つこのあたりで新しいクーラーを買えば、 効率も良くなって節電にも寄与できる。また、需要を生み出す効果もある。 クーラーは大手家電メーカーや空調機メーカーが作っているが、少しは下請の中小企業にもいいだろう。 そう思ってみたこともあった。

しかし、12 年前からのクーラーはほとんど使っていない。のべの稼働日数は 100 日あるかどうかだ。 全く使っていない年が多いほどだ。最もよく使ったのは 2007 年で、私が住む越谷市で 8月16日に 40.4 ℃を記録している。 だから、まだクーラーは使える。使えるものを捨てるのはもったいない。 それに、今年もそれほど使うつもりはない。だから、買い替えはやめた。 結局今年クーラーを使った日数は10日間だった。夜、寝苦しくないように、という意味である。 節電の度が過ぎて、体を壊しては元も子もないと思ったからである。とはいえ、 それ以外はクーラーは使わずに済んだ。私たちはどうしただろうか。

扇風機

電気の力は借りるが、扇風機というのは夏を過ごすうえで強力な武器である。私の家には、 普通の扇風機が2台といわゆるサーキュレーターと呼ばれる低い固定型の扇風機が1台ある。 これでなんとかなっている。ちなみに、どれもが日本製である。中国製は安いが、 やはり日本の企業のことを思うと中国製は避けてしまう。

すだれ

すだれを買った。私の家は西に開口部が広く、西日の影響をうけやすい。一度葭簀(よしず)を買ったが、 大きいので風の影響をうけやすく、5年以上たってかなり痛みが激しくなってきた。 そこでよしずとすだれを併用して乗り切ることにした。よしずは今年の夏を終えてご苦労様と捨てることにした。 すだれは秋になっても活躍している。なお、このすだれは中国製であった。特に品質が悪いということはない。 日本製のすだれはなかった。

風鈴

実は私の家で買ったものではない。近くの一戸建ての家から聞こえてくるのだ。 高くて固くて澄んだ音なので、高級な風鈴なのではないかと思える。 ただ高級なだけに、気分の持ち方によっては却って逆効果になるのではないかとも思える。 そしてこの風鈴の音を聞いて、どこが産地なのだろうと思った。金属製なら南部鉄でできたものだろうか、 そうしたら岩手の復興に一役買ったかもしれない、と想像する。

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MARUYAMA Satosi