市場の思い出 -- 中小企業診断士(休止中)勉強日誌(2011 年 1 月) |
作成日: 2010-12-29 最終更新日: |
私の家は商売とは関係なかったため、商業についての実感は私は疎い。 ただ、昔を振り返ってみて、母が以前卸売市場に勤めていたことがあった。そのころを振り返ってみよう。
相模原市を横断している国道 16 号線に、相模原綜合卸売市場がある。その名の通り卸売なので一般客はふつう入らないが、 中には買うことができるものもあるらしい。 当時は一般客向けに大量に安く食料品を売っている店はそれほどなかった。 母があるとき市場の中の店で、カップスター(カップヌードルではない)を1箱買ってきたことがあった。 夏休み、昼はこれを食べろといった。自炊をするだけの器用さもなく、昼は毎日カップスターだった。 だから、カップスターは嫌いになった。
なお、母が勤めていた店は今でもある(明かしていいものかわからないのでここでは伏せる)。
昔、この市場で毎年「産業まつり」といわれる催し物があった。今はない。 何を見たのか、何を買ったのか全く覚えていない。ただ、 どこかの展示品に缶入りのラーメンの鶏ガラスープが置かれていて、 買いたかった覚えがある。 というのも、店で食べるラーメンは鶏ガラでおいしいのに、 家で食べるインスタントラーメンはしょうゆ味か塩味かみそ味かのどれかで、 鶏ガラ味はなかったからである。 今から考えれば、インスタントラーメンはサンヨー食品の「サッポロ一番」シリーズしか知らなかったのだ。
まだいたいけだった少年の私には、何もかもが新鮮に見えた祭りだった。
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