寝具専門店の心意気 -- 中小企業診断士(休止中)勉強日誌(2010 年 9 月) |
作成日: 2010-09-27 最終更新日: |
俺はどちらかというと寒がりだ。それに、布団は重くないと寝た気になれないという妙な癖がある。 そのくせ寝相が悪く、布団を蹴飛ばして寒くなったところで目が覚めてしまう。 どうしたらいい布団で寝られて、気持ちよく眠れるだろうか。
つれあいには別の悩みがある。今使っている毛布は綿でできていて重宝して使っているが、 もう十年以上を過ぎて綻びが目立つようになった。綿の毛布で、いいのはないだろうか。 アクリルの毛布は肌に悪そうだ。 ということで二人とも寝具は気になっていた。 これから冬を迎え、寒くなる。ということで布団を物色することにした。
まずはダイエーへ行き、どんな寝具があるか見てきた。 布団はいろいろあるが、やはり羽毛は高い。 毛布もいろいろあるが、綿の毛布はなぜかない。 よくみると進物用の一角にあったが、今回は自宅用である。 まずはどんな種類があるかだけを知りたかったので、これでよしとした。
見るものを見た後で、越谷の蒲生商店街にある しのはら寝具店 (sino49.web.fc2.com) に行った。 以前、ここで布団を買ったことがあり、まずまず満足していた。 店で 10 分ぐらい見た後、店主から声をかけられた。 まず、今の時期に適した布団を探していることを告げると、 店主から羊毛の布団を紹介された。聞いてみるとドイツのよいメーカーのものらしい。 厚手のものと薄手のものがあるが、薄手のものにした。 店主曰く、「越谷は寒いですから。前、上州の人が引越してこられたときに、 ここ越谷はは群馬より寒いですね、と言われたぐらいです。それでも、 この毛布で私は大丈夫ですよ。」この言葉に参った。
次に、つれあいの毛布を選ぶことにした。綿毛布を所望したところ、いろいろ出してくれた。 店主お勧めの品は高かったので、次に勧める日本の綿毛布にした。これはどうだろうか。 楽しみだ。 ちなみに、私が買った羊毛の布団の紹介が、上記のしのはら寝具店の「羽毛ふとん」のページにある。 この写真がものすごい。男がタバコの煙を毛布に向かって吹き付けると、 羽毛ふとんがその煙を通す、これぐらい通気性がよい、とことを示す写真であるが、 衛生が要求される布団にタバコの煙を吹き付ける、という発想が現代では思いつかない。 店にもこの写真があって見たのだが、このアナクロニズムには参った。 これを見ただけでもしのはら寝具店に行っただけの価値があるというものだ。 (2010-09-27初稿、2010-10-30 改稿)
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