中小企業診断士(休止中)勉強日誌(2009年6月)

作成日: 2009-06-21
最終更新日:

理論政策更新研修

4時間の研修

中小企業診断士の資格を維持するためには、研修を受けなければいけない。 前年度は年度末ぎりぎりで研修を受けたので、 今年は余裕をもって最初の機会に受けてきた。2009年6月17日のことである。 主催機関は中小企業診断協会のものを選んだ。 場所は、家の光会館。 4時間は長いが、知らない知識があるかもしれないと思うとわくわくする。 と書きたいが、実際には我慢の時間である。

以前は時間ぎりぎりだったときもあったので、まずは開始10分前に来ることを目指した。 実際はもっと余裕をもって30分前に来たが、既に数十人の人が来ていた。 私より前に来ていた人はプロだと思う。

事前の注意

研修が始まる前、事前の注意があった。携帯電話はマナーモードにするか、切ること。 PCもなるべく広げないこと。

で実際に見ると、携帯電話の呼び出しを鳴らしてしまった人が1名いた。 講義中に携帯電話を広げている人は1名、PCを広げている人も1名いた。 なお、別の本を読んでいる人は見えなかった。

講義の不満

講義内容は、中小企業の経営革新。これは基礎編と事例編がある。そして、新しい法律・施策。 資料は次の通り。

中小企業の経営革新を担当した講師は、プレゼンテーションの技術に問題がある。 プロジェクターの画面を頻繁に変えるので見苦しかったのだ。 講師は、受講者にとってよかれと思って、画面を前後に変えたのだろうか。 受講者は(少なくとも私は)、画面を見続けたいのにすぐに消えてしまうので、 欲求不満が高まった。アンケートは書けなかった(受講者整理番号により1割しかない)が、 頻繁な移動は絶対やめてほしい。

どんな講義だったか

経営革新計画は、融資を得るために行うと思われがちだが、 実際には計画推進を推進して経営を革新することに価値がある。ここが見落とされがちだ。

これはよい。そして最初にデューデリなることばで説明されるのだが、 デューデリとは何か。その説明がない。 知らんのが悪いと言われればそれまでだが、最初に説明があってしかるべきではないか。 今調べてわかったのだが、デューディリジェンスとは、企業や資産についての調査活動であり、 その結果は鑑定書に結びついたり、契約に反映させたりする、というものである。

口頭の報告の聞き書き

以下は、配られた資料にはなく、 経営革新の事例として、 プロジェクタと口頭によって行われた説明である。

志木市で、昭和レトロの店がある。 「ハイカラ横丁DX」という店で、全国展開したい。 しかし、諸々の事情で展開はできず、まだここだけであるとのこと。 なお、この説明のときのプロジェクタでは、 文化・歴史の敬称、とあったが、おかしい。文化・歴史の継承であろう。 また、インターネットには、 「ハイカラ横TDX」とあったが、正しくは「ハイカラ横丁DX」である。 全然関係ないが、VOW で、みやげ物やの看板で「Tシャツ」とあるべき表示が「丁シャツ」となっていたそうで、 ご丁寧に、丁の字に「てい」という振り仮名があったそうだ。

インテリジェント・コンセントを作っている会社、ジリオン・ネットワークス株式会社の紹介。 消費電力の見える化と省エネの自動化。

レゴ・クリックブリック。おもちゃとしてのレゴだけではなく、幼児教育用への展開。 経営革新計画の作成では、経営者ともども苦労をした例。


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MARUYAMA Satosi