中小企業診断士(休止中)勉強日誌(2008年8月)

作成日: 2008-08-15
最終更新日:

広島近辺の店を見てみる

広島に行く機会があったので、 気になる店を記すことにした。なお、 両者とも、会社・店のホームページを出していない。 気になることだが、かえっていいのかもしれない。

ゴッドバーガー

広島市内に、 山陽本線と可部線が分岐する、横川(よこがわ)という駅がある。 ここに、ゴッドバーガーというハンバーガー屋がある。 ここの店主は以前マクドナルドやモスに勤めていたが、 一念発起して独立したハンバーガー屋で勝負することになった。

このハンバーガーを、つれあいと一緒に食べてみることにした。 まず、二人とも「ロイヤルゴッドバーガー」なる看板商品を頼んだ。 それからフライドポテトも同じである。 飲み物は、つれあいはアイスコーヒー、俺はいちごシェイクである。

1時半ごろついた。店は混んでいた。 店には4人いて、女性2人、男性2人である。 女性のうち1人はカウンターで注文を受け、レジを担当している。 レジのお姉さんはてきぱきしていて、感じがいい。 店にはひっきりなしに客が来て、満員の場合お姉さんは待ち時間を知らせる。 待ち時間の長さにそのまま帰ってしまう客もいるが、 とくにお姉さんは謝るふうでもない。その時間がもったいないほど、 忙しいということだろう。謝らないことに私は感心した。

残りの3人は肉を焼いている。一番奥にいた年配の男性が、 ここの店主だろうか。 お好み焼き屋を思わせる広い鉄板に、 注文の肉を置いている。じっと待っている時間もあるが、 それが、ファストフードでないことを実感させるのだった。

味はなかなかよい。バンズもしっかりしているように感じた。

客は若いカップルが多かった。 それも皆、広島や宮島のガイドブックを持っている。 ガイドブックに載っている店、ということだろう。 店員は特に慢心することもなく、一生懸命仕事をしていた。

食べ終わって用を足したときに気になったことがある。 トイレがの床が少しネバネバしていたことだ。 とはいっても、私にとっては許容範囲内である。

この店の謎であり、改めてもらいたい点が一つある。 それは、バックの音楽である。 なぜかずっと、バッハの「G線上のアリア」なのである。 かなりオリジナルに近いが、少しアレンジされているようでもあるが、 今回はアレンジについては問わない。 ずっと、同じ曲ばかりを繰り返すことが、 ある種の客にとっては苦痛となる、ということである。

元祖丸型柿羊羹

広島駅の新幹線口に、みやげ物屋が並ぶ一角がある。 広島のお菓子といえば「もみじまんじゅう」であるが、 つれあいに言わせれば「川通り餅」や「新平家物語」がおいしいという。 実際、これらもうまい。

さて、その他の名品に「元祖丸型柿羊羹」がある。 これは、菓道館扇屋が出している有名な商品で、 球形の羊羹がゴムの皮に包まれている。 食べるときはこの球形にようじを突き刺す。すると、 ゴムの皮が一瞬にして縮み(風船が割れるような感じか。ただし音はしない)、 食べられる、という仕掛けだ。 これを買って食べてみた。あまり柿の味がしなかったが、 これは味わう気持ちが俺に欠けていたからに違いない。 今度食べるときは、ゆっくり味わおう。

ところで、中小企業診断士として感心したことをお知らせしよう。 実は、広島の銘菓として有名なお菓子があるということをつれあいから聞いていた。 小さなボールの形をした羊羹で、つまようじで外皮のゴムを突き刺すと、 ゴムが縮んで食べられるようになる、そんなお菓子があるというのだ。 しかし、つれあいはその名前を忘れていた。 ところが、偶然にも私が勤務先用に買ったみやげ(別の商品) を買った店がこの扇屋であった。 しかも、この扇屋のレシートの先頭に堂々と「元祖丸型柿羊羹」と表示されていた。 これをみて、つれあいが「あっ、これこれ」と喜んだのはいうまでもない。 よく見ると、一角に四角い箱に入ったもの、 舟型に入ったものを含めてたくさん陳列されていてあり、 有名商品であることがわかった。 中小企業診断士である私の立場としては、「店の主力商品は、 露出度を高めることが大事である」という教訓を得た。

おまけ1 ヒロデンボウル

広島でボーリングを楽しむ場所はいくつかある。 その中のひとつ、ヒロデンボウルに行ってきたら、 光るボールを有料(200円)で貸し出していた。 面白い、と思ったが、どこで貸し出しているかわからず、 ゲームを終えて初めて気づいた。もっと宣伝を工夫したほうがいいのではないかな。

おまけ2 お好み村

お好み焼き屋がたくさん入っているお好み村も、 にぎわう店と閑古鳥が鳴く店があるようだ。 今年の夏入った店は前にも入ったことがあった。 お姉さんとおじさんの二人は、見覚えがある顔だった。 おじさんは、テレビで放映していた甲子園の広陵vs.横浜の試合で、 同点の時点でぼやき始め、広陵が負ける、と予言した。この予言は当たった。 味は少し濃かったが、おいしかった。


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MARUYAMA Satosi