中小企業診断士(休止中)勉強日誌(2005年1月) |
作成日: 2005-01-15 最終更新日: |
7年間使ってきた掃除機が、動かなくなった。スイッチを入れても、全くモーターが回らない。 つれあいによれば、最近いやな臭いがしてきたので、そろそろ買い替える時期だと思っていたそうだ。 どの店に行こうかと考えた。隣駅のスーパーにあった店は、撤退したらしい。そうすると、 最寄り駅の近くにある地場の店か、2つ駅の隣にあるチェーン店が選択肢になる。 他にも広い道路のわきにある大型店があるが、駅から遠く私は自動車を持っていないので、対象外となる。
つれあいと相談して、最寄り駅の近くにある地場の店に行った。しばらく見ていると、 店員が寄ってきていろいろ説明を始めた。最近はサイクロン式も出てきたが、紙パック式もある。 使う人の考えでどちらにするか決めればいいということだった。30分ほど聞いたり考えたりした結果、 つれあいは紙パック式を選んだ。棚の面積は少なく、比較検討できる機種も4、5しかなかったが、 つれあいはまあいいかと納得したようだった。私も、この電器屋はよくやっていると思った。 私達のあと、何人か客が入って大画面のテレビを見入っていたからだ。
購入が決まって手続を待っている間、店員から液晶テレビとプラズマテレビについて聞いた。 そこでうっかり「うちは14インチですから」と言ってしまった。店員は何と思っただろうか。 「これは狙いの家だ」と思ったかもしれない。しかし、液晶もプラズマも高い。 値段が下がらないかと聞いてみたら、「新製品が出るとそれまでの機種が値段が下がるのでそこがチャンスです」 という。さて、新製品はいつ出るのだろうか。
14インチのことを言ってしまったからではないが、最後店に要望を出した。 「おたくのホームページを見ましたが、工事中がほとんどだったし、掃除機の情報がなかったので、 心配しました。これからはもっと情報を揃えてはどうでしょうか」 店員は「いろいろ忙しいもので」と笑っていた。これからどうなるのだろうか。
帰りの道で、「ホームページ、やる気あるのかな」と呟くと、つれあいが「あの店は、 ホームページ熱心にやると潰れちゃうんじゃないの」とドキリとすることを言う。 「マメにいろんな所に行って面倒を見るのが売りなんだから、 ホームページを作っている暇があったら近所を回ってるでしょう」なるほどである。 ただ、最低限の情報は書いておいてもらいたい。 特に、「工事中」を出すぐらいなら何も書かないのが礼儀だろう。
ともあれ、用事は済んだ。今回は合格といったところだ。 今後、家電製品をここで買うことにするかどうか、まだわからない。(2005-01-30)
11日に作りに行ったメガネを取りに行った。往復の道で、商店街を通る。 その商店街の中に、メガネと時計、宝石を扱う店が一軒あり、またメガネ専門の店も一軒あった。 これらを無視してしまったのは申し訳ないと思うのだった。(2005-01-15)
最近、ある手続をしなければならなくなった。自分でやってもできるらしいが、 司法書士に頼むのが確実だということだ。そこで、近隣の司法書士事務所を捜してみた。
まず例によってインターネットで捜してみると、2軒あった。 まず最初の事務所を見たら、驚いた。まるでWebページデザインの事務所と思ったほど、 動画を使いまくっている。頼みたい手続については、何も書かれていない。 もっと内容を充実させてくれ、と叫びたくなった。 もう1軒の事務所は、これよりはまともだった。しかし、肝心の手続についてはやはりなにも記述されていなかった。 残念だった。そして、2軒とも、受付時間が書かれていないのである。料金表がないのは業界の故なのかもしれないが、 もう少しサービスについて考えてくれないか。
次に電話帳を見た。私の住む越谷市では、司法書士は30人以上いるようだ。広告を載せている事務所の中には、 私の関心事である手続について書いてあるところもあった。 また、電話24時間受付を載せているところもあった。しかし、これらの事務所は自宅から遠い。 これらの事務所は、さいたま法務局越谷支局の近くにあるからだ。仕方ない。
最後に、つれあいの勧めで法務局を直接調べて、関心事の手続について記載があるか調べることにした。 さいたま地方法務局を見てみた。 関心事の手続については「近くの法務局に御相談下さい」。こんなものか。 これなら、自分でやるぞ。せっかく、司法書士の皆さんの仕事を知るいい機会だったのになあ。 (2005-01-14)
付記:このあと、埼玉司法書士会のページも調べた。 関心事の手続を調べたが、自分で行なうための方法は載っていなかった(当たり前か)。
朝目覚めると、自分が芋虫になっていたわけではなかったが、メガネが割れていた。 裸眼の視力はひどいものだから、メガネ屋に行かなければならない。午後出かけるところがあるが、 普通のメガネ屋なら出来上がりまでに替えを貸してくれるだろう。問題はどこのメガネ屋に行くかだ。
小一時間ほどインターネットで調べ検討した。 メガネ屋1は近くにはなかった。意外なことに、テレビのコマーシャルでなじみがあったこのメガネ屋は、 全国展開ではなく、関東近辺に限られることがわかった。 メガネ屋2は二駅隣のため、少し遠い。それゆえ、残念ながらあきらめた。 なお、ここのメガネ屋の本拠地は広島県である。 メガネ屋3はメガネ屋2をスピンアウトした社員が始めた会社で、 経営手法のユニークさで経済紙で取り上げられることが多い。 ここも面白そうだったが、近隣にはなかったので諦めた。 メガネ屋4はテレビコマーシャルも多いが、値段も高そうなのでやめた。 だいたい、有名人使用モデルを店頭に並べておく所からして、私のような貧乏人には似合わない。 結局メガネ屋5で買うことにした。少し遠いといっても歩いて20分ほどであり、 自宅からならメガネ屋4と同じ距離である。 また、本拠地は埼玉県なので、地元を応援することにも適っている。 最後に、インターネット上で割引券1050円が載っていたのが、ダメ押しの決め手だった。
応接の店員は感じがよかった。滞りなく検眼が進み、メガネのフレームとレンズを選ぶ所まで来て、 はたと悩んだ。まず、フレームを選ぶ時に、どのフレームを選んだらよいかわからないのである。 フレームを選ぶ美的センスがないというのが一つの理由だが、 もう一つ、目が悪いのでフレームを掛けた姿がぼんやりとしてしまい見えないのがもう一つの理由である。 後者のジレンマは、確かあるメガネ店が導入したコンピュータ画像シミュレーションで解決できるはずだ。 ここの店にはなかったが、今後広まるのだろうか。
レンズにも困った。店員から言われたのは、レンズの厚さについてのことだった。 「お客様の度ですと、こちらの3種類になります。いちばん安いタイプだと、このレンズの厚さになります」 と言われた。見ると10mmほどもある。「中間ではこのぐらい、一番高いものですとこれくらいです」 といってそれぞれ厚さ6mmと4mmほどのレンズを出された。 金の斧と銀の斧、鉄の斧の3種類を出されたら私は間違いなく鉄の斧を選ぶが、レンズの場合は迷った。 安いからといっても10mmのレンズを使うのは御免である。結局、中間の6mmのタイプを選んだ。 結局、レンズ込みで1*,***円のフレームを選んだにもかかわらず、 この値段は度がきつくない人のレンズのためのもので、私のように度がきついとレンズの値段が跳ね上がり、 合計でかなりの値段になるのだった。
最後にレンズのコーティングをつけるか聞かれた。 「4200円出すと、汚れの付きにくいコーティングにすることができます」という。 店員は目の前のサンプルで実演してみせた。 サンプルはコーティングなしが左半分、コーティングありが右半分のレンズである。 左半分を油性の黒マジックで塗ると、レンズにこびりつく。右半分を同様に塗ると、レンズが油分をはじいている。 これもどうしようか迷った。 結局次の理屈で断った。まず、4200円出すと大メーカーの商品になるが、 この金額を出さなければ聞いたことのないメーカーの商品を使うことになり、 (おそらくはこのメーカーは中小企業であるから)中小企業の応援になる。 そして、コーティングをつけてしまうと汚れにくいことを理由にメガネをぞんざいに扱うようになってしまう。 これはよくない。だから大切に扱う気持ちをはっきりさせるためにコーティングなしのものにする、と。
ちなみに、前のメガネを買うときも、コーティングを勧められたことがある。 このときは、光の透過率を高めるためと説明された。 そのときはすぐに不要と答えた。なぜすぐに答えられたかというと、 物理の授業で教わったことを覚えているからである。 光学担当の教授は、授業で次のように言った「コーティングにより透過率が高まることは、 以上の計算でわかっただろう。しかし、結果としては透過率が90%が92%になるにすぎず、効果は微々たるものだ。 だから、私が掛けているこのメガネは、コーティングをしていない」 物理を学んだお陰で金が節約できたのは、後にも先にもこれだけである。(2004-01-10)
まりんきょ学問所≫ 中小企業診断士(休止中)勉強の部屋≫ 日誌≫ 中小企業診断士(休止中)勉強日誌(2005年1月)