中小企業診断士(休止中)勉強日誌(2004年8月)

作成日: 2004-08-01
最終更新日:

中小企業庁からのアンケート

8月23日、中小企業庁から封書が来ていた。俺は何も悪いことはしていない、と訝りながら封を切ると、 アンケートのお願いが出てきた。中小企業診断士に関することである。 締め切りは8月27日必着で、なんと今週の金曜日である。 こんなに慌ただしいのでは碌なことが書けない。でも、アンケートはえいやで書けばいい、と気を楽にしたので、 それなりに考えて書き終わり、翌日投函した。 自由意見欄のところの字が汚くなってしまったが、一応濃いインクで書いたので読めるだろう。(2004-08-24)


私はBlogを書かない

最近、Blogという形式でインターネット上への情報を公開する人が増えてきた。 リンクの往来が通常のWebページより密であり、形式も整っている。だから、それなりによいものであるとは思う。 しかし、私はBlogを書かない。理由は次の通りである。

  1. 流行っている。流行り物には手を出さないのが私の身上である。
  2. 用意されているBlogはどれも字が小さい。老人力を発揮するためには、字が小さくてはいけない。ただし、 正しくは「字が小さいことで余計なものを見ない能力が発達する」のだから、Blog のメリットともいえる。いずれにせよ、私は書かない。
  3. 金持ちをますます儲けさせる。ライブドア社長の堀江氏は、ライブドアの提供するBlogでますます儲けるだろう。 それが許せない。ただしこれは、自分に持たざるものを持つ堀江氏を単純にやっかむだけの僻み根性である。
  4. 5年日記形式に対応していない。私がBlogに移行したいものはなんといっても5年日記なのだが、 どれも対応していない。なお、私のWeb上の5年日記形式は、まだ誰も真似していない。 誰かに特許をとられるかもしれないが、こうして既に公開しているので公知の事実となり、 特許とはならないだろう。念のため、「5年日記形式を特徴とするBlog」というのも特許となりうるかもしれないが、 やはり特定企業や技術者に独占されては困るので、ここで公知の事実となるよう、公開する。 それにしても、私の使っているかな漢字プロセッサは必ず「後悔する」と変換する。本当に後悔するかもしれない。

どれも屁理屈ばかりである。しかし、これもいいだろう。(2004-08-24)


わからないデータを推理する

Webのアクセス分析のなかで、 アクセス元のホストコンピュータ(以下単にホストという)のIPアドレスから参照元の組織の名称、 すなわちプロバイダーか会社かなどを調べることができる。 しかし中にはIPアドレスから組織の名称を調べる(これをDNS逆引きと言う)ことができないように、 ホストの設定をしている場合もある。このような身元不明のホストをそのままにするのはこわい。 そこで考えたのは、身元不明のホストからアクセスされた場合、 そのホストが私のWebページへのどのページにアクセスしたかという情報から、 身元不明のホストの素性をある程度知ることができるのではないかと考えた。

言い方を変えてみる。たとえば、既に身元がわかっているホストの場合、 その身元が大きく分けてプロバイダー(P)か会社(K)であるとする。 次の仮説が成り立つとする。「(*)Pから来るデータは趣味のページへのアクセスが多く、 Kから来るデータは、仕事のページへのアクセスが多い。」 そこで、身元不明のホストからのアクセスの傾向を調べる。趣味のページへのアクセスが多ければ そのホストがプロバイダかそれに近いものであり、 仕事のページへのアクセスが多ければ会社のものである、と結論付けられるだろう。

もっとも、(*)の仮説を調べてもいないのだ。これからデータを解析する必要がある。 解析が終わった暁にはみなさんにお知らせしたい。(2004-08-17)


銀行の競争と生き残り

昼休みに、某所へ金を振込んだ。某所からは、A銀行またはB銀行が指定されている。 どちらの銀行にするか迷ったが、つれあいの指示で、私の家に優遇処置があると思われるB銀行にした。 すると、その優遇処置が効いたおかげで、振込通常手数料の半額で済んだ。 つれあいは前日、そのサービスの全貌を理解すべく一所懸命銀行のWEBを見ていたのだった。

とりあえずは得してよかったが、銀行も競争が激しい時代であるし、また生き残りに苦しくなる時代でもある。 私の家ではたまたま条件を充たした優遇処置があったが、いつその処置がなくなったり、 条件が引き上げられたりするかわからない。サービスの動向は私にはウォッチできる自信がないので、 わからなければつれあいに聞くことにしよう。(2004-08-16)


広島市植物公園の来訪者拡大策

広島市植物公園に行った。平日ではあったが夏休みなので、子供が多いかと思ったがあまりにも少なかった。 最寄り駅からバス15分なので立地に多少難があるが、駐車場は完備している。 食堂が閑散としているのが気になった。せっかく植物公園の中にあるのに、 その特色が全く生かされていない。ハーブティーを出すなどしてはどうか、というアイディアが出てきた。 子供に楽しく遊んでもらう、ということでは、乗り物も作ってみてはどうだろうか。 川口市にあるグリーンセンターは、乗り物があり、にぎわっている。(2004-08-11)


かるが海浜公園

呉市のかるが海浜公園に行った。広島市内からも近く、かなりにぎわっている。 駐車料金が400円なのは安い。そのかわり、2畳ほどの休憩所が1日貸し切り2000円は高すぎる。 3時間で割安料金を設定すべきだ。それ以外は、シャワー、更衣室、ロッカーもよく整備されていて、 気軽に泳げるいい海水浴場だ。(2004-08-10)


レビューの大切さ

問題が起こったあとで、再発防止策を講じるとき、 「レビューをしっかりやりましょう」ということが言われる。レビューとは確認の意味であり、 暗黙の内に自分と他者による二人以上による確認と承認を指す。 「レビューなしなら10分で解決できるのに、レビューが義務付けられると書類作成と確認作業で1時間かかる」 という声が出てくる。しかし、10分で解決したかにみえた結果が問題だった、ということもある。 自分でできるだけのことはする、しかし他人の知恵も借りる、それが大事だ。 (2004-08-06)


事後保守と予防保守

事後保守と予防保守という言葉を、最近考えるようになった。 事が起こる前に予知して事前に対策をする予防保守と、 事が起こったあとで影響を最小にするように対応する事後保守について、 どんなバランスがいいのだろうか、ということである。 これについては、数値的に考えてみたい (2004-08-05)


企画の巧拙

最近数種類の企画書を見る機会があった。 企画書を見せてくれた方によると、 「システム屋の書く企画書は、システムを導入することが目的であるかのように書いてしまいがちなので、 その点は気を付けて見ている」という。 本当の目的は、会社の経営に役に立つためのものであり、売上が増加するとか、 コスト削減で利益が増えるとか、そのように考えないといけない。 頭ではわかっているが、私が書く各種の提案書もつい最終の目的を忘れがちになる。心して書こう。 (2004-08-03)


委任と請負

ソフトウェアに限らず、外注作業が発生する場合には、その契約形態に留意する必要がある。 形態としては、委任契約(正確にいえば、民間では準委任)と請負契約だ。 委任では、成果物の完成は要求されないが、請負では要求される。 これらは、プロジェクトマネジメントでも常識であろう。 私が今まではっきりと意識したことがなかったのだが、委任と請負で違うことがある。 それは印紙添付の有無である。委任契約書は非課税である。請負契約書は印紙添付が必要である。 そのため、契約書の書き方には神経を使わなければならない。 「一定の成果に対し対価を支払う約定が附されているか否か」という問に関し、 約定が附されていれば請負とみなされ印紙が要求される。 このあたりは、実務を行なっている営業担当者に教わった。(2004-08-02)


酒屋の商売

ある人が、自分にとって初めての店で玄米を買ってきたという。私は何度か入ったことがある店であるが、 当てられなかった。答は、近所の酒屋である。私が酒を買うのは、別の近所の酒屋かスーパーかであるが、 どちらも玄米は置いていない。酒屋と米というのは、原料が同じという以上に、相性がいいらしい。 重いものを配達するというサービスがあるからだろう。

その酒屋では精米をして売るのがふつうで、そのまま買っていく人は珍しいといわれたそうだ。 5kg袋を買ってきたのだが、同じ「あきたこまち」でありながら、 値段は今まで買っていたスーパーより500円安いという。スーパーが安いとは限らないことがわかった。 問題は、この米の質である。(2004-08-01)


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MARUYAMA Satosi