中小企業診断士(休止中)勉強日誌(2004年7月) |
作成日: 2004-07-08 最終更新日: |
暑中見舞いのはがきを印刷した。 一律に印刷するのは簡単だが、差し込み印刷はやったことはない。 一枚ずつ宛名も印刷できるような方法を習得すべきなのだろう。 今は手書きのほうが味があると気張っているけれど、 今にそんなことが言っていられなくなるかもしれない。そのときのために、 備えておくのは大事だ、と思っている。しかし、まだやっていない。(2004-07-31)
昨晩の歓送迎会で、話題づくりのためか、血液型による性格判断のビラが配られた。 私の場合、当たっているか外れているかはわからない。血液型ごときで決められてたまるか、 と思っている。もっとも、このように依怙地になる人こそ?型の証拠、という人もいるだろう。
職場で、交渉についてのセミナーに行ってきた方がいた。テキストを見せてもらったら、 P A C という文字があった。これは交流分析ではないかと私は心の中で思った。 自分と相手との立場を考える交流分析は、もっと広まっていいと考える。 少なくとも、怪し気な血液型診断よりは、ずっと有効だろう。(2004-07-30)
企業診断を読む。詳しい読み込みは専用のページで報告するつもりだ。 ただ、8月号は中小企業白書に関する特集なので、あまり読む気がしない。 これではいけないのはわかっているつもりだ。(2004-07-29)
前日に企業診断が来る。今日は城東支会のニュースが来る。 ぼんやりしていると、あっという間に一ヶ月が経ってしまう。
今年は知り合いの皆さんに暑中見舞いを出す予定だ。暑中見舞い用のくじつきはがきには、 今まで「かもめーる」という名称がつけられていた。しかし、 日本郵政公社では、今年からはこの名称を廃止した。 理由は「世間の認知が高まらず、愛称として定着しなかった」ためという。 しかし、「かもめーる」は私にとっては立派なブランド名だ。回りの人も「かもめーる」という名前を皆知っている。 ある人は郵便局に「かもめーるを下さい」と伝えたら、 「暑中見舞い用はがきですね」と窓口職員からわざわざ問い返されたという。 私が思うに、はがきを買った人は嫌な感じがしたのではないか。
名称廃止の理由は、ブランド名定着にかかる維持費用が、ブランドの資産価値より上回ってしまった、 という判断したからであろう。 では、維持費用、資産価値がどれだけのものであるか。第三者が推定してみるのは面白いかもしれない。 私の勘ぐりでは、さくらめーる同様、はがきの発売そのものを廃止してしまう予兆ではないかと思って恐れている。 (2004-07-28)
さぼりがちではあるが、毎日、財布のなかの現金ストックとフローを確認して、帳面に付けている。 今日のストック=昨日のストック−今日の支出+今日の収入 の等式が成り立つことがわかると、 気分がいい。今度は、毎年の支出と収入の計画が立てられるようにしたい。 (2004-07-27)
ニュースを見ていると、「今の日本は物価が高いから、海外で暮らす老夫婦が増えている」と報道していた。 あるインドネシアのリゾート地では、野菜(ほうれんそう?)が30円なのに、 日本では200円する、ということを老婦が言っていた。 その後しばらくして別のニュースになった。 埼玉県の戸田青果市場では建物内に冷房を入れたので、鮮度がよく保てる、という報道であった。 私は感心していたが、前のニュースと突き合わせて合点した。 きっと建物内の冷房の費用は、商品の値段に入っているのだろう。値段が高い、という理由の一つは、 流通の経費もあるのだ、ということを改めて知った。
しかし、だからどうしろ、という結論にはならない。地産地消がいい、と言い切れないからだ。 (2004-07-26)
私のホームページへのリンクで、1件、 鋭い突っ込みを入れているサイトがあったと報告した。 これは、私が JavaScript を勉強している過程で作った 「待ち行列」 というサイトへのリンクである。 私は、待ち行列の問題を間違えないように計算プログラムを作った。ところが、 このプログラムには不具合があった。リンク元でそれを突っ込んでいた。最後はこう締めくくられている。 「rhoが1を超えると待ち時間がマイナスになるのが笑える。 これじゃいつも待ち行列問題を間違えるのも無理はない?(失敬失敬)」
わたしはこれに発奮し、当該プログラムの問題を直した。 また、入力エラーを事前にはじく処理を他のプログラムにも付け加えた。今さらながらだが、 何もしないよりはいいだろう。昔は品質管理のことを少しかじった。自分が作るプログラムに問題があっては恥ずかしい。 (2004-07-25)
私のホームページを、どのページからクリックして見に来たのか、サイトを分析している。 私のホームページへのリンクするときに、連絡は必要ない。 そして、あまりメールも来ない。それはそれでいいのだが、どこかさびしい。そこで、 直接届きにくい声がどのようになっているのか、調べてみた。 単にリンクとして紹介しているのが多い。中には、面白いとして引用しているのもあり、 励みになる。しかし、1件、鋭い突っ込みが入っているサイトがあった。これは勉強になった。 どんなサイトかは翌日報告するが、やはりサイトは分析するものである。 (2004-07-24)
クローズアップ現代で、中国のソフトウェアが取り上げられていたので見た。 日本語のソフトウェアを、中国大連の若い技術者は難なく開発するようだ。 少し前はインドのソフトウェアが注目されていたし、実際は今でもレベルが高いと思うのだが、 ここ中国の大連のソフトウェアで生み出される質はどうなのだろうか。 もし、ここがCMMI などに取り組んで、質の高さが保証できるようになったとすると、 空恐ろしい。日本のソフトウェア産業はどうすべきか、考えてしまった。(2004-07-23)
勤務先の近くにある甘味処に、昼休みを使って初めて入った。 飯がないことを覚悟していたが、力うどん(うどんはこれだけ)があったので、頼んだ。 中は思ったより広い。50人ぐらいは入るだろうか。しかし、中にいたのは10人にも満たなかった。 力うどんは、関西風の味付けで、きしめんだった。面白い。 他の飯ものは、スパゲッティ、雑煮があった。このあと来るときは雑煮とスパゲッティを食べて、 それから、いよいよ甘いものを食べてみよう。(2004-07-22)
夜、いつも使っているコンピュータがネットワークにつながらなくなった。 ブラウザを使ってあるサイトに接続しようとすると1分ほど待たされて、挙句に 「www.asahi-net.or.jp は未知のURLです」と言われてしまう。 ルーターの接続口を変えてもだめ、変換機をリセットしてもだめだった。 長屋全体の交換機がだめなのか、と諦めたが、別のコンピュータを使うと正常につなげられた。 結局、いつも使っているコンピュータのコンピュータ側のネットワークケーブルの接続口をしっかりと差し込んだら、 あっけなく問題は解消した。
こんなことで解決するのは情けなかったが、もっと情けなかったのは同じ現象に3回は見舞われ、 そのたびにこれと同じコンピュータ側のネットワークケーブル接続口をしっかり差し込む方法で解決しているのだ。 トラブルの記録をとって系統的に整理して、すぐに解決できるようにしないといけない。 反省した。(2004-07-21)
情報システム業界関係の勤務で、中小企業診断士の勉強をしている人も多いだろう。 私の偏見だが、情報システム関係受験者の苦手な科目は、財務・会計や経営法務ではないかと思われる。 しかし、診断士になるためには、これらの知識も求められる。 経営法務に関しては特に、情報システム業界と関係が深いのが、個人情報保護法である。 およそ 5000 人以上の顧客を扱っている店であれば、この法律が適用される。 現在は罰則は適用されないが、来年5月からは適用される。 それまでに、個人情報を保護しているという形を示せるよう、 ポリシーと体制を作る必要がある。
いきなり個人情報保護法を頭から読むのは大変である。 ガイドラインがあちこちにあるので、読むといいだろう。 最近は、経済産業省からガイドラインが出た。 工業、商業、サービス業などの商売は、経済産業省の管轄になる。 このガイドラインを読んでイメージを作っておくのがいいだろう。 個人情報の保護に関する法律についての経済産業分野を対象としたガイドラインの策定というページの PDF が、このガイドラインである。
私の主宰する「まりんきょ学問所」は、仮想組織であり、客はいない。したがって、本ガイドラインの影響を受けない。 しかし、考え方を理解しておく必要があることは重々承知している。最近の取り組みの一環としては、 この学問所に人物を登場させるときは、氏名、間柄を特定されないよう、「ある人」と書いている。 (2004-07-20)
私の家では、3ヶ月に一度、大掛かりな風呂掃除を行なうことにしている。 ある人に、「マニュアルはないか」と聞くのだが、いつも「ない」という答しかない。 昔自分で作ったことがあるのだが、どこにあるのかわからない。そこで、今は次の順序でやっている。
このように洗い上げると、けっこう多く掃除する部分がある。 これらを掃除する順序がある。原則として、掃除する場所は上部から下部へ行なう必要がある (例外的に、下から上に行なうときもあるらしい。壁に洗剤を吹き付けて拭う場合、 そのままにしていると洗剤液が垂れてきて壁に跡が付く場合ある。このときは、下から上に向って行なう。) また、排水部は最後にしないといけない。上記の順序はこれらの原則を満たしているが、 他の順序があるかもしれない。部分的な順序を満たしながら順番を決める方法は、 トポロジカルソーティングとして知られている。 風呂掃除ではそれほど問題とならないが、 大掛かりなプロジェクトではPERTを活用して決める必要がある。
風呂掃除をして思うのだが、どこまでやればいいのかがわからない。排水口の髪の毛はすべて取れるし、 また取らないといけない。しかし、浴槽にこびりついた湯垢は取れない。 また、カビのような黒斑点もどのように取るか、悩ましい。椅子の底にある、 ゴムにまつわる垢も、すべて取り切るには相当な時間を覚悟しないといけない。 もちろん、私はすべて諦めることにしているが、それでいいのか、悩みはつきない。(2004-07-19)
この日は、しらこばと水上公園という、市内の屋外プールへ出かけた。 私は乗り合いバスを使ったが、多くの人は自家用車を使う。 ここの駐車場の料金は大型1150円、普通730円である。 駐車場に並ぶ列は長かった。面白かったのは、公園が用意している以外の民間の駐車場があり、 公園から遠い場所は700円、公園に近い場所は1000円だったことだ。 見事に経済原則に適っていた。 私の意見として、もし駐車場待ちで並ぶはめになったら、遠い場所に止めるべきである。 安いし、公園まで歩くことで運動不足は解消し、準備運動もできる。
バスから降り、入場券発売所に行くと、こちらも長蛇の列だった。 窓口は8つあったが、それぞれの窓口で50人以上は並んでいた。 おまけに待ち行列の誘導が公園がしていなかったので、横入りが後を絶たなかった。 誘導員を設けるのは必須で、かつフォーク並びを実践すべきである。 できれば、窓口を増やすのがいいだろう。駐車場側には臨時券売所の建屋があったが、 この日は使われていなかったので、ここを増やす余地はあったはずだ。 なお、フォーク並びについては、 [快適な行列]1列ならうまくいくというページに解説がある。 最近は男性トイレにまで普及しつつあるから、定着しつつあると思う。
さらに思ったのだが、バスや電車の切符と合わせてセット切符入場券として発行してはどうか。 プールは前売りによる人員削減の効果があり、バス・鉄道会社は乗客の増加が見込め、 購入者は列に並ぶ手間が減り、一石三鳥である。 すぐの実現は難しいだろう。しらこばと水上公園は県の施設だから、 バス・鉄道会社という私立会社と相容れない面があるかもしれない。しかし、やればできる。 メリットは大きい。 私は昔の体験を思い出した。
昔、私は千葉に住んでいた。あるとき、東京の国立近代美術館でムンク展があることを知った。 最寄りの内房線の駅で往復切符を合わせた前売り券があったので、おそるおそる買った。 いざ美術館に着くと、切符売り場は何百人もの人が並んでいた。わたしは前売り券の威力を肌で感じた (2004-07-18)。
私は大江戸ITCという団体に所属している。 今日はこの団体が協賛するITコーディネータの勉強会に行った。 内容は、主催団体のページにある、 公開セミナーのお知らせの通りである。
最初の「e-Japan戦略」では、いろいろな官庁の間の話が聞けた。経済産業省では、 所轄の手続き7500のうち3000近くが、この3年間一度も使われていないのだそうだ。 そんなこぼれ話を聞いた。私達一般市民は、政府の金の使い方を監視していかなければならない。
次の「エンタプライズ アーキテクチャ」では、エンタプライズアーキテクチャ (Enterprise Architecture, EA)に関する考え方が説明された。 エンタプライズとは企業の意味ではなく、ミッションと目的を持った組織を指すので、 官庁が行なってもEAと呼べる、というのは初耳だった。 EAは大規模な組織を相手にするから、中小企業では直接EAは適用されることはないだろう。 しかし、もれなく、無駄なく、という考え方は参考になった。
最後の「港湾EDI」は、なかなか面白い話だった。 日本の海運業界、造船業界は、 空洞化を通り越して真空化している、という話で、不謹慎だが笑ってしまった。 ほかにもいろいろな話が省略する。ここでも、もれなく、無駄なくを考えるいい例が聞けた。 (2004-07-18)
私の勤務先があるビルは、交通量の多い道路に面している。ビルからみてこの道路の真向かいに、 甘味処がある。有名な店らしいが、私は入ったことがない。 理由は二つある。 一つは、昼休みにしか自由になれないサラリーマンなので、昼飯優先になってしまうことである。 もう一つは、その道路が横断禁止となっていることである。 目の前の道路の交通量が多いため、直線距離が近いその店に行くには、 遠回りして東の歩道橋か西の横断歩道まで回り道をしなければならないため、 心理的に遠く感じてしまうからである(註)。
しかし、診断士の重要な要件に、あくなき好奇心がある(と勝手に思っている)。 来週時間を割いて、行ってみよう(2004-07-16)。
註:次の問題を考えてほしい。下の図のような格子上の道路がある(格子はみな正方形とする)。 道路上の任意の2点A、Bをとり、AからBの最短距離d(A,B)に対する、 AからBの道路に沿った距離l(A,B)の比を最大にしたい。A,Bを道路上のどこにとればよいか。 またこのとき、比 r = l(A,B)/d(A,B) を求めよ。
┌─┬─┐ │ │ │ ├─┼─┤ │ │ │ └─┴─┘
点の位置は後で明かす。まず比rについて考えよう。 比 r は √2ではない。つまり、AとBは正方形の対角の位置ではない。 r の正答は 2 である。こういえば、A と B の位置関係はおわかりだろう。すなわち、小さな正方形の、 向かい合う辺の中点にA, B を取ることになる。小さな正方形の1辺の長さを1とすると、 d(A,B)は1、l(A,B)は2である。従って、r は 2 となる。r が 2を超えないことの証明は、いい演習問題である。
この問題は、数学セミナー増刊「エレガントな解答を求む」の第1巻(?)に載っていた。 当時は感心しただけだったが、今回のビルと甘味処の位置関係を思い出して、 改めて実感のこもった問題であったことに驚いた。
あるとき、地域公団(地域振興整備公団)に御勤めの方の奥さんから話を聞いた。 地域公団は分割されて、一部は旧都市公団と一緒になり、一部は旧中小企業なんとかと一緒になった、 という。私は知らなかった。恥ずかしながら今調べてみたら、中小企業総合事業団は 中小企業基盤整備機構という名前になっていた。ホームページはどうなったか、 昔の中小企業総合事業団はjasmecという略称だったから、www.jasmec.jp と出任せで打ったら、 びっくり仰天、正しく中小企業基盤整備機構のホームページが表示された。
もうすぐ一次試験を迎える方は、頭の片隅にでも入れておくといいと思う。昔、私が受験した5年前は、 中小企業事業団という名前で、総合の名前はなかった。それから再編が2回あったということである。 私の知識や意欲も衰えないようにしないといけない。(2004-07-13)
下記の「ビデオを使ってみる」のプレゼンテーション練習で、 「ネチケットについて」という題で発表した方がいた。 私も触発されて電子メールの使い方の今昔を考えてみた。 そのうち、徐々に付け足す予定である。 ちなみに、ネチケットとはネット(インターネット)とエチケットを組み合わせた造語で、 インターネットを利用する際の常識、エチケットを指す。(2004-07-11)
項目 | 昔のネチケット | 現状 | 私の意見・対策 |
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標題使用文字 | 1バイト文字しか使わない。漢字,ひらがなは使わない | MIME(1バイト文字で漢字、ひらがなを表す方法)により、漢字,ひらがなを使うのは当たり前 | 漢字、ひらがなを使う。1バイト文字で来るものは迷惑メールとみなし、見ずに捨てる |
標題名称 | 内容を適切に、具体的に表すものを使う。 | 単に「質問」「教えて下さい」などと来るものが多い。 | 単に「質問」とのみある理由は、標題で内容を表すことの遠慮、要約する意思、能力の欠如などが考えられる。 適切な、具体的標題は、メール一覧によって分類・検索するときの整理で必要であるので、 適切な内容を書いて頂きたい。 |
HTMLメール | html メール添付はしない | あるメールソフト(Outlook Express)の初期設定がこちらになっている。 | 以前からうっとうしく思っていた。許容してもいいと思っていた時期もあったが、 今はやはり許容しない。 |
引用 | 引用は短く、適切に | 全文引用する人が多くなってきた | 全文引用する人は「過去の履歴がわかる」という理由である。 私は、この意見には賛成できない。しかし、全文引用する人と個人的にやりとりする際には、 その人の意見を尊重し、全文引用する。 |
何を思ったか、プレゼンテーションの演習に出かけてみることにした。 講師から、「受講者のみなさんは、プレゼンテーションの練習をしてください。2分間、自己紹介をしてください。 この場面をビデオで撮影しますので、 自分の長所と短所を見つけて下さい」と言われた。 多少緊張してスライドなしで立って話すだけの適当な自己紹介をしたあとで、 ビデオを見てみたら、驚いた。
上体が揺れっぱなしで全く落着いていない。私がいた地面だけ地震があったのかもしれない。 あるいはビデオカメラが置いてある台だけ、地震があったのかもしれない。 他の受講者の講評という紙が回ってきた。こちらの中で5枚ほど、「上体が揺れていました」という意見があった。 この5人が座っていた椅子の地面にも、地震があったのかもしれない。あとで講師がいうには、 上体が揺れている人は、過度の緊張をほぐすために上体を揺らして放散を図るのだそうだ。 揺れを防ぐためには緊張しなければいいというが、では緊張をしないためにはどうすればいいのか知りたい。
もう一つ、受講者の講評にあったのは、目が定まっていない、泳いでいる、との視点だった。
これに関連して講師が力説したのは、アイコンタクトの重要性だった。 私は、人の眼(まなこ)を見つめることは相手の人間をゴミのように扱うもので、到底納得いかない。 このように、講師にも話した。講師が答えるには、凝視するのではなく、 目の全体を柔らかく見つめればいい、また瞳を見ずに、心眼(眉間のこと)を見るのもいい、ということだった。 柔らかく見るとはどういうことだろうか。私は上体が揺れているので、身体は柔らかいと思うのだがどうか。
ともあれ、もう一回やり直しの機会があったので、今度は上体の揺れを抑制し、アイコンタクトをこころがけた。 両方ともうまくいったと思っていた。ビデオを見てまた驚いた。上体を揺らさないために、 両手で演台の脇を掴み、両腕をつっぱらして前のめりになっている。何ということだ。 地震のせいにすることはできなくなった。(2004-07-08)
翌日も懲りずに、出かけてみた。私は前日に碌に準備をしなかったから、その酬いが来た。 それでも、受講者のみなさんの反応がよかった(ようにみえた)のがうれしかった。 それにしても、自分の話し方はいやだなあ。もっと自信を持ってはなせるようにしないと。 (2004-07-09)
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