中小企業診断士(休止中)勉強日誌(2004年3月)

作成日: 2004-03-14
最終更新日:

家事という暗黙知−続き

下で書いたことがらについて、つれあいから「事実と違う」と言われたので、いくつか訂正する。

まず、「さらにつれあいは、インターネットで「正しい掃除の仕方」を調べたそうである」 と書いたが、この事実はなかった。(2004-04-03)


家事という暗黙知

3月18日、朝からつれあいと喧嘩した。原因は昨日から風が強かったことにある。 発端は「朝から床がざらざらする。モップで床を掃除してくれるとうれしいんだけれど」 という。いつも家事はしないが、たまにはいいだろうと思い、「じゃあやる」と言った。 これがすべての過ちだった。(続く)(2004-03-18)

つれあいは朝食の支度のため、台所にいる。だから、まず台所からモップ掃除を始めた。 すると「最初はまず玄関からやって。玄関もざらざらしているんだから」と命じた。 ここから不穏な雰囲気が漂ってきた。玄関の床を拭き終え、台所の床を拭いた。台所にはゴミ箱を載せる台があり、 床からキャスターを介して浮いている。そこでモップを台の下に潜り込ませて拭いた。するとつれあいは、 「そこはやらなくていい」と言った。私は怒った。「なぜだ。いつもやれと言っているくせに」 「そんなこといってない。そこはやらなくていい」あとは口論である。

「電話台の下も拭かなきゃいけないんじゃないか」
「そんなことなんかいっていない。 私が言っているのはテーブル(食卓)の下とか椅子の下でたまりやすい所を言ってるの」
「埃があるのは同じじゃないか」
「そこは歩かないからやらなくていいの」
「だいたいなぜ埃を掃除しなければならんのか」
「だってざらざらするじゃない」
「ざらざらしてどこが困る、掃除したってまたざらざらするだけだ」
「あんたは飯やおかずを良く床に落としてそれを食べるでしょ。それが埃だらけだったら困るじゃない」
「困らない」「モップで拭くところが水で濡れてたらそこはモップでふかなくていい」
「そんなことだったら台の下こそ水でぬれずに、流しの近くがざらざらしてしかもぬれるんだ。 だいたい、玄関をなぜ拭く必要がある?」
「私が一回歩いたの。そんなにあんたやる気がないの。(モップを)貸して」
「ああ、そんなにやりたけりゃ貸すよ」
「私は忙しいんだから、なぜボーっと突っ立ってるの」
「だっておまえがモップを貸してって言ったんだろうが」

以下朝の忙しい時に十分は口論したろうか。夫婦喧嘩は犬も食わぬと言うが、全くその通りである。 しかし、診断士流に考えれば、つれあいの掃除に関する暗黙知が、表出化されていないため、 仲間(である私)にきちんと伝わっていないのだ。掃除のやりかたの表出化は、 聞き書きとか、ビデオに録画するとか、そんなことでもないとできないのだろうか。 夜、興奮が覚めてつれあいに言うと、「そうね、実家でも母と私は違ったからね」 といって、はたきをかけるかかけないかの例を話してくれた。

さらにつれあいは、インターネットで「正しい掃除の仕方」を調べたそうである。 ばらばらだったというが、どうばらばらだったかは後で聞いてみる。(2004-03-18)


店員への注意

3月14日、つれあいと初めて入った店で、味噌汁とお新香のついた丼セットを注文した。 お盆に乗った私の丼セットが来た時、私は本を読んでいた。読んでいた本を鞄にしまおうとして時間がとられた。 すると、店員が私の丼セットをテーブルに載せたときにバランスが崩れ、味噌汁をこぼしてしまった。 なぜこぼしてしまったのか。私がお盆を受け取るのに手間取ったから、という意見はある。 しかし、客はお盆を受け取る必要があるのだろうか。ちょっと変である。

私がたどりついた結論は、店員の姿勢が無理だったから、というものである。店のテーブル、 店員(○)、私(♂)、つれあい(♀)のいた位置は次の通りである。

 調理場│
────┘
       ○  ♀
 ┌───┐ ┌───┐ ┌───┐ 
 │ 卓 │ │ 卓 │ │ 卓 │ 
 └───┘ └───┘ └───┘ 
          ♂

店員は○の位置から私の目の前に置こうとしていた。これでは手が届かないだろう。 向ってつれあいの右に回ってくれれば、味噌汁がこぼれたことは避けられたのではないか。 たぶん店員は、調理場から近くにいて、すぐに戻れるようにしたかったのだろう。しかし、 こぼしてはいけない。

店員は気がついていなかったようだった。つれあいはこぼれたのに気がついて、 「あんたが本を早くしまわなかったのが悪い」と私を詰った。私は「こぼれたことは気にしないようにしている」 と答えたような気がしたが、割り箸を取ってみて気付いた。箸が濡れていて気持ち悪かったのだ。 わたしは砂を噛む思いで飯を食べた。すぐに店員に言えなかった気の弱さも情けなかった。

結局、私は、レジで精算するときに店員(こぼした店員と同一かは不明)に、 先のできごとを説明し、「こぼさないで下さい」と注意した。一応これで、気持ちはすっきりした。しかし、 これから店員はうまくやってくれるだろうか。(2004-03-14)

安全・品質・環境実務研究会

CSR (企業の社会的責任、Corporate Social Responsibility)の話が出てきた。 これに関して、会員各氏の反応がそれぞれで興味深かった。 私は全然CSRのことを知らない。もっと知らないといけないなあ。 (2004-03-14)

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MARUYAMA Satosi