中小企業診断士(休止中)勉強日誌(2003年7月) |
作成日: 2003-07-01 最終更新日: |
今日、昼飯におにぎりとサラダを食べたいと思い、 近くのスーパーで明太子のおにぎり1個とマカロニサラダを買った。 おにぎりにかぶりついたら、出てきたのは明太子ではなく切り昆布だった。 おかしい、私は白昼夢を見ているのか?急に哲学者になったが目の前には確かに切り昆布しかない。 スーパーに行って文句を言おうか、少し迷った。昔の私ならあきらめていたが、 今の私は、正直に言うことがスーパーのためになると考えるようになった。 そして意を決してスーパーに戻った(こんなことで意を決するのはおかしいが)。 スーパー内のおにぎり売り場の近くでパンを卸している店員に「おにぎりの中身が違っていた。 この包みには明太子のシールがこうやってはってあったのに、中身は切り昆布だった。 これからは気を付けて」とクレームをつけた。すると店員は「すみません。おわびに返金します」 といった。私が食べたあとの明太子のシールつきビニールとレシートを見せると、 店員はおにぎりの消費税込み値段 126 円を返してくれた。
わたしはここまで予想していなかった。お詫びだけかと思っていた。 そんなものだから、126 円もらってうろたえた。もう一つここでおにぎりを買おうと思ったほどだ。 その心は、もしシールと異なる中身が出てくればおにぎりがもう一個買えるからだ。 中身が違うと当たりというのは何か変だし、だいたい中身が違うことを期待するのはもっとおかしい。 だから、126 円は大事にとっておいた。
付け加えておくと、このおにぎりはスーパーの手作りである。そして、おにぎりに限らず、 弁当や惣菜はみな自分のところで作っている。だからこそ私はコンビニではなくここのスーパーで買うのであり、 誤りをあげつらうことは毛頭考えていなかった。 だから、素直にお金を返す対応をされたので、またここで買おうと思う。 それにしても、ここのおにぎりで明太子が入っているのを見たことがない。 今度試してみよう。
今日の新聞を見ていたら、 神原音楽事務所が解散するという記事があった。 理由は、社長の神原氏が病気であり、後継者がいないことであるという。 神原音楽事務所はクラシックの分野で有名であり、 外国の演奏家を多数招いて音楽会を開いてきた「呼び屋」の老舗である。 後継者が見つからないというのは不思議でならない。名のある会社であるから、 一緒に働いている社員を後継者としてよかったはずだ。
ではなぜそうしなかったのか。おそらく他の「呼び屋」に負けてしまっているのではないかと邪推する。 コンサートのチラシを見る限り、あまり神原音楽事務所の名前を見なくなってしまったからだ。 しかし、数々の大物音楽家を呼んできた実績は大きい。 この実績をこれからも会社の存続という形で活かして欲しかった。 事業の継続性(ゴーイング・コンサーン)の重要性を久しぶりに感じた一件だった。
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