中小企業診断士(休止中)勉強日誌(2003年3月)

作成日: 2003-03-02
最終更新日:

新規開店ラーメン屋

近所に、できてはつぶれ、できてはつぶれている店がある。懲りずにまた改装をしている。 何ができるのかと思って見てみたらラーメン屋だった。今月の15日から開店すると貼り紙がある。 この間の8日に通ったら、すでに内装はできていたようで、従業員が中にいて訓練をしていた。 接客訓練であろう。「おはようございます」「いらっしゃいませ」「お待たせ致しました」「ありがとうございます」 「申し訳ございません」などの挨拶を大声でくり返していた。

恥ずかしい話、私はまともな接客訓練を受けたことがない。八百屋のアルバイトはしていたが、 バックヤードでじゃがいもを1キロ袋詰めにするという仕事がほとんどで、 小売業で直接お客さんを相手にする商売は体験したことはない。 そのため、聞こえてきた大声の挨拶はこれでいいものかどうか、自信がない。

さてそれはいいとして、きのうときょうはまだ開店前だというのに、お客さんが多くはいっていた。 なんでも招待のお客さんのようであった。 これは許せるとして、気に入らないのは路上駐車の車が多くあったことだった。 周囲に駐車場は全くない。もっとも、道の広さの割に交通量は少ないところなので、 店主は駐車場がなくとも客は路上駐車ですませるからよいと判断したのだろう。 しかし、交通量が少ないとはいえ、公道は公道である。事故が多くなるとも限らない。 店主には駐車場の対策をぜひとも考えてほしかった。

客も客である。ちょっと遠出をするときは車を使うことしか考えていないのだろうか。 いつかこの日記で、運動会に我先にと自家用車をくり出す親の話をしたと思ったが、なかった。 運動会は体を動かすことが主眼であるのに、それを子供だけに任せて親や家族がぐうたらしているのは情けない。

あるレストランの御主人がいうには、「個人客が4人来たのですが、その4人がみんな自分の車で来たものだから、 駐車場4台分が満杯になっちゃって」。こんなことではくだんの4人の客はみな足腰が弱って、 年をとっておいしい食事を楽しもうと思っても寝たきりになってしまうのではないか。 そうやって呪いをかけている私がこわい。

話がそれた。交通量が少ないへんぴなところに、なぜラーメン屋ができたかわからない。 一つ考えられるのは、斜向かいにあるビデオ屋の存在である。ここは深夜遅くまで営業しているので、 おそらくここの客を当て込んでいるのだろう。このラーメン屋もやはり深夜まで営業する予定だ。

私はラーメンが好きだ (ラーメンに対する感情は、自己紹介中の ラーメンについて参照)。しかし、 他人がラーメンに入れこんでいる姿を見るのはあまり好きではない。 もっと正確にいえば、なぜあれほどまでにラーメンにうんちくを傾ける人たちが多いのかがわからない。 私の場合、無性にラーメンが食べたいと思うことは、半年に一度くらいだ。 その一度の機会にラーメンを食べたあとで、 「ああうまかった、でも他のごちそうを食べたほうがよかったかな」といつも思う。 小さなころ、インスタントラーメンを飽きるほど食べてきたので、 ラーメンは所詮非常食という考えから抜け切れないからかもしれない。

話を元に戻す。私はここのラーメンを食べるだろうか。1度だけ食べたあとで閉店するような気がするがどうだろう。 なお、このラーメン屋はチェーン店のようである。チェーンなら、ノウハウはあるだろう。 だから、素人診断士の判断を超えて、長続きするに違いない。楽しみだ。

註:このラーメン屋は8月一杯で閉店した。再開の見込みはなさそうだ(2003-11-30)。
別のラーメン屋になって、2004年3月から開業している(2004-05-16)

安全・品質・環境実務研究会

3月5日、標記研究会が行われた。 内容は、エコアクション21、日刊工業新聞社への寄稿文検討、ほか。 最近、ISO 14001 以外の環境マネジメントのとりくみがいろいろとある。 それらに関しても実際に体験すると面白そうだ。

偶然見たテレビ

土曜日(3月1日)の夜、おもしろいテレビはないかと思ってチャンネルを切り替えていた。 NHK は興味をひかないし、民放ははしゃいでばかりでどちらも面白くない。 昔住んでいたところは放送大学のテレビが入っていたが、今のところはそれもない。 埼玉テレビはどうか、見てみた。埼玉県と中国の山西省が提携関係を結んでいる、という報告だった。 これはこれで面白かったのでしばらく見ていた。この番組が終わって、他のチャンネルに切り替える気にもなれず、 そのままにしておいた。すると、経営ビッグバンシリーズ IT 経営 21 という番組になった。 これは診断士の経験に役に立つかもしれない、 と思い続けて見ることにした。

司会者二人のほか、ゲストらしき方々が3人いる。ゲストの左端の方は、特徴ある禿頭と蝶ネクタイである。 どこかで見た顔だと思ったら、案の定、中小企業診断協会東京支部長の野村廣治氏だった。 あとのお二方は、株式会社ビジネスアプリケーションの浅野悦男氏と、 株式会社ヒューマンリンクの柴田洋一氏だった。 話題は戦略的アウトソーシングだったと思う。 細かなことは覚えていないが、派遣会社から来る人が、派遣先の会社を変えていかなければならない、 と皆さんが力説されていたことは印象に残っている。

ところで、この番組を作っているのは Soha という会社らしい。 しかし、ここのホームページに行っても、 会社の素性はよくわからない。あまり信用のおけない会社ではないか。 ソースを見てみても「偽のカウンター」などというコメントがある。 道理で、何回アクセスしても変わらないわけだ。客をバカにしている。

怒っているばかりでは先に進まない。心を落ち着けて、このホームページからリンクしてある次回放送予定を見た。 "第1回 中小企業のIT化とITコーディネータ"である。 なぜ次回が第1回なのだろう?それに、書いてある日付が何年か書いていない。 ビジネスの文書や記録で年月日を記入するのは常識だろう。 この IT経営21 という番組は複数の地方テレビ局で放映するようで、 放映月が 12 月 のところと 1 月のところがある。 調べてみて、2002 年 12 月または 2003 年 1 月であることがわかった。 しかし、今は 3 月である。何をやっているのだろうか。 きっと第 1 回のページを一所懸命作ってしまったので、後が続かなくなってしまったのだろう。 大変だ。意見をメールで言おうとしたが、ろくな対応をするとは思えない。 メールを送るだけムダである。

おまけに、「過去の放送」のところへ行くと、ドメインが変わる。 変わったドメインのトップ、http://www.a-9.com/ へ行くと、この会社はなんと越谷市にある。 ここの商売も本当に怪しい。この会社も輸入代行までやっているようだからだ。 ここも信用できない。なんなんだ。

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MARUYAMA Satosi