中小企業診断士(休止中)勉強日誌(2003年2月)

作成日: 2003-02-01
最終更新日:

環境のこと

平日の昼は、外で食べるか弁当を買って食べる。ふと気になったのが、弁当の容器である。 申し訳ないと思いつつ、容器を捨てている。容器を捨てないためには、 仕出し弁当を頼むか食堂で食べるしかない。仕出し弁当の受け付けは、私の職場にはない。 食堂で食べると、高くつく。何人かで行くぶんにはいいけれど、一人だけで食堂で食べる気には今の所なれない。

なぜこんなことを書くかというと、最近環境のことを考えているからである。 一つは、よく行っている喫茶店から思い付いた。休日につれあいと良く行くこの喫茶店は、 テーブルにそれぞれ砂糖とクリームがおいてある。 砂糖は壷に、クリームは透明な容器に入っている。今では珍しい。最近の食堂は、 砂糖もコーヒーも小分けにしたスティックなり小さなカップに入っているからである。 私はコーヒーには何も入れないので関係ないし、むしろ注ぎたいだけ注げるこの方式が好ましいと思う。 しかし、つれあいは特にクリームについて、中身がずっと放置されているように思えて好きではないというのだ。 私は、ゴミを出さないこの方式がいいと思う、とつれあいに言ったのだが、伝わったかどうか。 つれあいはきれい好きだから、小分けの包装をこれからもずっと好むだろう。

思えば、私が生きてきた時代はものをどんどん小分けにして包装していた。量り売りの時代もわずかに覚えている。 袋売りになったころは、飴どうしが固まって取るのに困ることは日常茶飯事だった。ばっちいことは当たり前だった。 それがいつのころからか、個別包装が当たり前になってきた。 最初はいちいち「なぜこんなものまで個別包装をするのか」と思っていたが、 最近はそれが当たり前だと思うようになった。それでいいのだろうか。

昔、空の一升瓶は酒屋で有料で引き取ってもらえた。 ところが、いつのころからか一升瓶を持って行っても、お金をくれなくなった。だから、 私は一升瓶の酒を買わなくなってしまった。

一人暮らしのころは、ビールはほとんどビンで買っていった。缶ビールはアルミくさい、という人がいて、 それを信じていたこともある。しかしそれより、ビールをビンで買ったときのずしりとした重みが好きだったからだろう。 もちろん、ビンは缶より再利用が容易だから、という理由もあとでつけることはできる。 ちなみに、私は車を持っていないから、飲みたい晩に飲めるだけのビールを買うことにしていた。 休みの日に余ったビールビンを持って行くわけだ。

そんなとき、同僚が「ビンは缶より再利用に優れているといいますが、缶より重いから輸送時に燃料を食います。 その排気ガスのことなどを考えると、本当に環境にいいかどうか」というのだった。なるほど、 いろいろな考えがあるものだと感心した。それでも、私はビールはビンで買っていた。

家庭をもった今では、ビールは缶で買っている。酒屋に持って行くのが面倒になったし、 ビンは場所を取るからつれあいに怒られるだろう。

環境といえばこんな話がある。トイレの洗面所にある手ふきは「紙タオル型」と「温風乾燥型」のどちらが、 環境にやさしいだろうか。紙タオル型はムダなゴミがたくさん出るからよろしくない、というのが温風乾燥型の言い分。 紙タオルは90%以上が再生できるし、温風乾燥では電気代を使うから環境に負荷がかかるというのが紙タオル型の主張。 どちらにも理がある。私はどうしているかというと、ハンカチで手を拭く。もっといいのは、 手を洗わずに雑菌をつけたままにしておいて抵抗力をつけることではないかと思うが、 他人に雑菌を移すと迷惑をかけるので、今はやらないようにしている。

環境のことを考えるようになったのは、診断士の「安全・品質・環境実務研究会」に入ったからである。 ISO 14001 のことを勉強しないといけないと思ったのがきっかけである。その割には、 私の部屋はあいかわらず汚い。


台所のこと

つれあいが怒っている。先週故障した食器洗い乾燥機の修理に、サービス担当者がやってきた。 結局故障は再現しなかった。そのまま使ってよいとのこと。つれあいは正直に、 故障表示が点灯した時点で電源を切り、そのまま使わなかった。担当者からは、 点灯してからも何度かくり返して使って言いとのこと。納得できない。

台所の電球が切れた。フィラメントの白熱電球ではなく、電球タイプの蛍光灯である。 以前は白熱電球だったがそれがすぐ切れたので、わざわざ蛍光灯に切り替えた。それでも、 2年弱で切れた。つれあいが、電球交換記録をつけていたのではっきりとわかった。 切れて交換したのも蛍光灯タイプである。 新しい蛍光灯は、8000時間もつと書いてある。切れた蛍光灯は、およそ2000時間しかもたなかった。 新しく交換した蛍光灯は、切れた蛍光灯と形式が違うから一概に比較はできない。 しかし、せっかく高い金を出して買った電球タイプの蛍光灯であるから、もっと長もちしてほしかった。

それにしても、つれあいは偉いなあ。交換記録をつけていたなんて。


スタンプカード

つれあいがかぜをひいて寝込んでいるので、代わりに買い物をしに行った。

Y というスーパーに行ってスタンプをもらった。ここは、買い物かごを持っていくとスタンプをくれる。

ここまではいい。問題はその後である。買い物の中で忘れた品があったので、再度 Y に行った。 ここでの買い物は 1000 円未満の小額だったから、 買い物かごは持参していったのだけれどスタンプはできないだろうと思った。 そして、レジにはスタンプカードを見せなかった。レジ係は特にスタンプカードの確認もしなかった。 私はスタンプをもらわずに帰った。

つれあいに帰ってきて説明すると、つれあいは激怒した。 「Y スーパーは、買い物の額がいくらでも、買い物かごを持っていくと1回につき1個スタンプをくれるの。 T スーパーは、買い物かごに関係なく、1000 円につき1個スタンプをくれるの。 そこを勘違いしないように。もう、ぷぷんがぷん」

これで元気がなかったつれあいに元気が出るといいのだが、まだ風邪は直らないようだ。

なるほど、スタンプカードは、その店で買おうとする気にさせるための条件がある。 きのう買った風邪薬も、スタンプカードがある薬局で買った。 本当は、別の薬局でかぜ薬を買おうとした。ところが、私がその店で店員に声をかけても 店員が全然返事をしないものだから怒って何も買わずに出てきてしまった。 スタンプカードのある店を知らなかったら、 ぞんざいな店員相手でももう少し粘っただろう。

ここから、スタンプカードに関する考察を深めようと思ったが、時間切れである。

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MARUYAMA Satosi