中小企業診断士(休止中)勉強日誌(2003年1月)

作成日: 2003-01-11
最終更新日:

ISO17799

安全・品質・環境実務研究会では、IT 業界の新しい動き、ISO17799+BS7799 などがあった。

在庫

在庫という概念がある。製品、半製品、原材料、仕入品などがまだ次工程に供給されていない状態である。 在庫は悪、という考えが最近はますます顕著になってきた。しかし、私には悪のイメージがわきにくい。

その理由は、私がソフトウェアに関する仕事をしているからだろう。 作っている実体がモノとして希薄なのだ。だから、モノの生産や保管、廃棄ということについて、 具体的なイメージがわかない。

ソフトウェア関係で在庫に相当するのは、たとえばソフトウェア生産時に使う定型プログラムが考えられる。 プログラム、あるいは共通の考え方を使いまわせるように部品化できれば、生産性が向上する。 しかし、この対比はむしろ生産時の治具に似つかわしい。

私がここで考えるのは、雑誌や書籍、そしてこれらにある情報である。以下、単に雑誌として扱う。 雑誌をなぜ買うのだろうか。読んで役に立つことを見つけるためである。 では、実際に雑誌を買って、役に立ったのだろうか。そう思い直すと、ほとんど役に立っていない。 では、買わなければ良いのだろうか。いや、役に立つかもしれないから買っておく。 すると買った雑誌は読んでみているのだろうか。いつかは役に立つかもしれないと思って溜めておく。

買った雑誌をそのまま溜めて置くと問題が発生する。 まず、保管場所に埃がたまり、衛生上よくないし、他のモノが劣化する。これが第1の問題点である。 次に、溜めているだけでは必要な情報が必要なときに出てこない。これが第2の問題点である。 そして、新たに溜めておく余地がなくなる。これが第3の問題点である。まさに、不良在庫の問題ではないか。

この不良在庫の問題に気付いた私は、雑誌を捨てる決心をした。まず、どんな雑誌のどの号があるかを調べ、記録する。 そして、必要な、あるいは必要と思われる記事をスキャナーで取り込み、そのあと捨てる。 これを不良在庫に対しておこなう。 第1の問題点は解決するだろう。しかし、第2、第3の問題はどうやって解決するか、 頭が痛い。

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MARUYAMA Satosi