中小企業診断士受験勉強(2000年5月)


作成日:1999-01-08
最終更新日:

売れ筋

ある日の昼間、読売新聞の販売員がうちに来た。つれあいが相手をした。 インターフォン越しに「ちょっとの期間でも購読して頂いた方に、今なら

めったに手に入らない長嶋監督の

テレフォンカードや ジャイアンツ戦の切符(やらどうのこうの)をお付けしますよ」と販売員がいった。 つれあいはこの赤字の部分で結論を出した。 「うちはカープファンです。すいませんねえ」といって、インターフォンを切った。 世の中すべてが売れ筋だと思っていると、後で痛い目に遭う。覚悟したほうがいい。

ミスタードーナッツへ行き、粥の飲茶を頼もうとしたが、窓口の前のメニューには×印があった。 そこでピリ辛肉まんつきラーメンセットを頼んだ。これはサンプルの陳列棚にあった。 少し出てくるのを待っていたところ、店員がやってきて「ピリ辛肉まんは切れてしまいまして、 普通の肉まんになりますが、よろしいでしょうか」と言った。わたしは承諾した。 実は、ピリ辛肉まんも、レジの前のメニューに×印があったことに気付いていた。 それを知って出てくるか試したのだから人が悪い。なあに、次から行かないことにするだけだ。

以前にもこういうことがあった。Vie de France というパン屋がある。ここで飯を食おうとして、 入り口の陳列棚にあったランチセットに目がいった。窓口でこのセットを頼んだら、 「売り切れております」とこともなげにいった。特に申し訳なく思うふうもない。 それゆえ、このパン屋には二度と行かないことにした。

註:実はその後一度行ってしまった。駅から下りたらつれあいが急に「 疲れてこれ以上歩けない、何か食べたい」というので、目の前にあったのがマクドナルドとここしかなく、 マクドナルドはガキが五月蝿いので消去法でこちらに入ってしまった。

なお、Vie de France は山崎製パンの直営のようだ。Pasco というパン屋は名古屋のシキシマパンが作っている。 アンデルセンのパンはタカキベーカリーという広島のパン屋が作っている。 みんなこうやって二つの顔を持っているのだなあ。

どういうわけか、UNIQLO のブランドで作って売っている会社は「ファーストリテイリング」という名前だ。 会社の名前とブランド名は違っていて当たり前らしい。


模範回答

「中小企業のための戦略計画」を取りあえず読み終える。

きのうは某機関が発行した2次の模範回答を書き写していた。同じことばの繰り返しが多い。 あまり模範らしくないなあ。


4P

販売員の適格性というのを考えることになった。販売管理、マーケティングと考えて、4つのPがあることまでは 思い出した。それから先、4Pが何であったか、思い出せなくなった。喉元過ぎればなんとやら。


テキスト

私のところには年に何回か「出版ダイジェスト」という新聞が送られてくる。一面にはいつも随筆が載っている。 この日送られてきたこの新聞の一面には、「経営学のテキストを考える」という題名の、 立命館大学の経営学部の先生が書かれた随想があった。 そこでは学生にとって望ましいテキストの条件を考察していた。 内容はさすがに経営学の先生らしかったが、 どうやらその先生は望ましいテキストを執筆したのではなさそうだった。


循環棚卸

循環棚卸の意味がわからなかったので、WWWで調べてみた。ほとんどが循環棚卸ができる生産システムソフトの 紹介であり、循環棚卸そのものの説明をしてある場所は数少なかった。その数少ないページを見ると、 その日本語の内容が拙いのでがっかりした。私のページのほうがまだましだ。


試験内容

私の知人の D さんが音楽の練習のために越谷までやってきた。彼は中小企業診断士の試験内容に興味をもっている。 決して資格そのものをとることは考えていないという。こういう行きかたもいいよな。資格をとることが先決で、 その後はそのとき考えるという行き当たりばったりな行きかたとは対極にある。


割引券

おとといは床屋に行った。この床屋は1回行くとサービス券をくれる。前回行ったときからは、 さらに2ヶ月以内に来店の場合は 500 円割引のサービスを始めた。私は床屋には行きたがらない。 この 500 円割引で、行く気になるだろうか。


生産システム

この日は私の両親と妹夫婦がやってきた。妹の旦那、つまり義弟は私の部屋を見ていたが、ある紙を見て 「この流れ図は何か」と尋ねてきた。「生産システムを勉強しているので、その流れ図だ」と答えた。 すると彼は「会社の勉強会に使いたいので、持っていっていいですか」というので、 どうぞ自由に持っていっていい、元ネタはあるから、と返事をした。

この流れ図はいやいやながら書いた図であったが、これを喜んで自分の成長の糧にする者もいることに 軽い驚きを覚えた。そして、我が身のふがいなさを恥じた。


在庫管理

あしたは私の両親が家にやってくる。そのためつれあいと私は、部屋を掃除したり明日の料理の材料を 買い込んだりした。料理はつれあいにまかせている。 どんな料理を明日作るか、つれあいは見当をつけてはいる。材料をメモしてスーパーマーケットで買ったのだが、 列挙が完璧ではなかったようで、スーパーから家に帰る途中、「蕪を忘れた。買いに戻る」と言って スーパーに行ってしまった。

ちょうど今日は2次試験の事例を勉強していたところで、在庫管理をどのようにするかの問題だった。 冷蔵庫を在庫管理している主(夫|婦)はいるのだろうか? ついでにいえば、料理を作るときに、B/M (Bill of Materials, 部品表) を書いている主(夫|婦)は いるのだろうか?


のせられる

ケネス・J・クックの「中小企業のための戦略計画」(同友館)を買う。「企業診断」の5月号の書評で 取り上げられていたこと、特に「本書は(中略)中小企業診断士2次試験受験者にとっても待望の1冊である。」 と書かれていたことから、気になっていた。なんのことはない、のせられただけだ。

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