ある方の診断士の掲示板を見ていたら、こんな記事があった。
自分は二次に受かったので,受験参考書がいらなくなった。 送料をもってくださるなら、差し上げます。
そうなのか、結局受かってしまえば参考書はいらなくなるのか。 診断士としてはもとより、もう他の役にも立たなくなるものかと落胆した。
もちろん、差し上げる方が受験生のために役に立ってほしい,という意味だけ ならば理解できる。しかし、もう受かってしまったら中小企業診断士に必要な 普段の勉強は止めるという意味にも取れる。
私も似たことをした。大学に合格したその途端、受験参考書が急に
色あせて見えた。そこで参考書のほとんどを出身高校の出身部に引きとって
もらった。俺が勝手にその部のロッカーに置いただけの話で,いらなければ捨ててもいいと
その場にいた部員に言ったのだが、部員も迷惑だったろう。
そのときの私の気持ちは、単にいやだったことから逃げたかった、その気持ちだけが
ほとんどだった。それが証拠に、大学に入ってからはほとんど勉強せず,
学生時代に買った参考書は十本の指で勘定できるほどだった。
話を元に戻す。差し上げる方が本来の慈善の意味で参考書を提供するのならいいのだが。 そう思った。
わたしもいくつか資格をとったが、それらはすべて更新を必要としないものばかりである (運転免許さえない)。それらの資格はもろもろ錆び付いているだろう。資格をとるということは、 その錆を直視するか,あるいは無視したり忘れたりするかのいずれかを迫ることだ。
同友館「中小企業ものづくり発展事例」を買う。
この通りうまくいくなんて、まゆつばだな、と思いつつ,次の年の受験に役立つかな と期待している。その期待を実現させるのもひとえに自分の努力次第なのだが。。。
中小企業診断士のリンクを探してみる。ある検索サイトから
調べてみると、4000件を越えるページが出てきた。
これは大変だな。
見てみると,1次試験は学生で勉強したことそのものだから、
何の苦もなく合格しましたという人がいる。それも複数。
これにはびっくりしてしまう。
8科目のうち1科目が免除であることを除けば7科目すべてがこの診断士のために
勉強した科目だった。そのうち、情報の3科目はまだとっつきやすかった。
「コ」の業界で飯を食っているからである。しかし、
共通4科目はひいひいいっていた。
注:「コ」とはコンピュータを指す。
少し計画を立ててみることにした。
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日経:日経オープンシステムの事例研究
「回し者」ということばが、あるメーリングリストに出ていた。 辞書を引いてみると、単に「スパイ」となっていた。「スパイ」を 引いてみると、<諜報活動>を行なう者、行為ということだった。 これではメーリングリストの使い方とは違う。このメーリングリスト の使い方というのは、むしろ営業マンではないがその会社の社員に よる人的販売、プッシュ戦略による販売、という意味で使っていた。 こういうことは、けっこう多いのではないかな。
これから毎日一回は、どこかの掲示板に質問や回答や憂さ晴らしを書き込み、
続ける意欲をかきたてよう。
「宇宙船ビーグル号の冒険」は今日読み終わった。いいなあ。
きょう、あるメーリングリストで紹介されていた別の本を買った。
P.E.ドラッカー「ポスト資本主義社会」
なるほどと思うところもあり、いろいろけちをつけたくなるところもある。 誤植を一ケ所だけ見つけた。
不合格だったので、各地掲示板に憂さ晴らしに書き込んだ。
経営というのは総合科学、という専門性の高い科学なのかと自問することが多い。
さて、総合科学といえば、あのSFが有名だよなと思っていた。文庫本はほとんど二年前の引っ越しで捨ててしまった
からないと思っていたら、運良くひょっこり出てきた。次の本だ。
ファン・フォークト「宇宙船ビーグル号の冒険」
久しぶりに読んだ。やはり面白い。経営というと日本経済新聞(やその関連の新聞雑誌)や「プレジデント」の 歴史に学ぶことばかりが流行しているが、こんなものばかりでは発想が枯れてしまう。私はSF読みではないが、 こういう本を読めることは楽しい。
協会まで試験結果を見に行った。
結果は不合格だった。妥当といえよう。
反省点はいろいろあるが、真剣さが足りなかったのではないか、というのが今でもひっかかるところだ。
各種診断士関係ホームページや掲示板を回って、Mさんの提唱する「不合格ナレッジマネジメント」
に協力することにした。
それにしても、これからまた一年もあるかと思うとつらい。