1999 4/30
勉強時間30分。
きのう見つからなかった受験勉強の参考書を捜していた。つれあいから「片付け熱心ね」と声をかけられたので 正直に「こういう本がみつからない」と告白した。するとつれあいは怒りだし、「全くすぐなくすんだから」と なじりはじめた。およそ整理をすること1時間、袖机の上にあるのを発見した。袖机はいつも主机のわきに 収納しているので気がつかなかったのだ。これからは必ず同じ棚においておこう。そして、今ある参考書全24冊も 整理しておこう。
あるマンションのモデルルームを見に行く。担当者から、同業他社とくらべたその会社の宣伝を受けた。
いくつかの指標について業界内の順位をつけている表である。
まず棚卸資産回転率、これは高い。不良在庫が少ないということかな、これは安心した。
次に自己資産比率、これが異様に低い。それを低いほうから並べていた。いかにも上位にあるから当社が
優良ですよ、と言わんばかりである。その旨指摘すると「おっしゃる通りです。」と担当者がいった。
それで図に乗って「それならバランスシートも見せてもらいたいですね」とたたみかけた。そのあと、
うーん、バランスシートからわかるのはあと流動比率と後一つなんだっけな、流動比率は短期支払い能力で
自己資産比率はなんだったかな、財務構造の適否は...」などと考えを巡らせている間、担当者は
さっさと次の話題に移していた。
マンションを選ぶのはまるで「見合いの問題」である。この解はきのう挙げた本にある。
この日まで「計算問題集」を終える予定だったが、未消化部分が多く残ってしまった。
もう一つ、この日までの目標として「なくなりかけているボールペンインクを空にする」というのを立てていた。
この記録の下書きにも使ってきた。しかしこれは実現しなかった。
勉強時間30分。
「計算問題集」の誤植を指摘しておく。p.203、単体法のタブローで、ステップ2における基底変数λ2の行、
yの列の数字が6になっているが正しくは0である。
なお、次の本を参考にした。
伊理正夫(編著)現代応用数学、日本放送出版協会
これに加筆訂正した本が現在出ている。
勉強時間30分。
勉強時間30分。
1999 4/26
勉強時間30分。
飲んで帰ってきたこともあり、あまり勉強できなかった。
ある会社の主催する模擬試験を受けようとして請求した資料が来た。しかし良く見ると講座ばかりで
模擬試験の案内がない。どうしてだ?
1999 4/25
勉強時間120分。
ボールペンのインクは確実になくなっている。それと私の記憶した量は反比例どころか、正比例かもしれない。
1999 4/24
勉強時間30分。
土曜日であるのに練習やらコンサートやらで全く勉強をしなかった。上記はとりあえず問題集を見た時間である。
かつての私なら見ただけで覚えられたが、いまの私は見ただけでは当然だめで、書いて復唱してようやっと
数分だけ覚えていられるといったていたらくである。
1999 4/23
勉強時間30分。
中小企業のDIが2年ぶりに上昇に転じたとの記事がある。
私のすんでいるところでは、大きなスーパーマーケットがあり、日用品はここで済ませている。
いっぽう外食したり、買回品を求めたりするときはどうかというと、少し歩いたところの新しい商店街に行く。
この商店街は駅の周りにできており、最近駅ビルが完成したこともあり良く行く。
こことは別にもう1箇所、駅から少し離れたところにある古くからの商店街がある。こちらにはめったに行かない。
その古くからの商店街は、最近の傾向と同じく空き店鋪が多い。このあたりの不動産屋の広告では
「古くからの落ち着いた商店街」と紹介されているが、要するに活気がない。
たとえば外食すると決めた時、つれあいはたいてい「イタリア料理がいい」という。是非はさておいて
この古い商店街には一軒もイタリア料理屋がない。それどころか、洋食屋がない。
ラーメン屋やそば屋や寿司屋や喫茶店はあるのだが、
つれあいはこういった店はいやだという。私は大歓迎なのだが、しょせんは弱い立場だ。かくしてもう一方の
新しい商店街に出かける。私達二人が出かけなくてもどうということはないだろうが、心配である。
1999 4/22
勉強時間30分。
このあたりで中小企業白書の勉強も飽きてきた。覚えられないことがわかったからである。
つんどくだった「計算問題集」を手始めにやってみることにした。
みごとに財務管理のところは忘れている。しかも、間違えかたにバラエティーがあり、われながら間違う
才能があるのではないかとあきれたのを通り越して喜んでいる。
間違えかたの例:
むかし「数学セミナー」で読んだ話である。こどもが計算間違いをするので間違う理屈を解答から逆に 追っていったのだけれど、どうしてもわからなかったのがあった、という。結論は「大人の論理では わからないものがある」ということだった。
1999 4/21
勉強時間30分。
いろいろ中小企業診断士になった方、目指す方のページをみている。共通するのは
まじめだということ。私はどうも不まじめである。そうまで言わなくても非まじめである。
私が中小企業診断士になりたいのは「経営にだまされないため」である。ほら、なんか
有名な哲学者や、経済学者がいっていたセリフのようで、かっこよくないですか?
1999 4/20
勉強時間60分。
4月18日の実験を記す。
この日はプログラミングに久し振りにはまってしまい、診断士の勉強は
ほとんどしなかった。
寝る前に懸案だった中小企業白書の暗記に取り組んだ。
まずは「まとめ」からというのでまとめの文書を少し電子化した。
そして、キーワード=漢字という割り切り方をしてそのキーワードを
覚えるための手法をあみ出した。
テキストの漢字部分をすべて隠してしまうというのである。JavaScriptでも
できるのだろうが、こういうときはまずjperlであろう。少し苦労したが、
(本来なら苦労などしなくてよい非常に簡単なプログラム)こんなスクリプトを
書いた。Linux上のjperlを使い、ファイル名はsuminuri.pl(墨塗り)とした。
#!/usr/bin/jperl
# 墨塗りプログラム
# 1999 4/19 maruyama
#
s/[亜-瑤]/*/g;
これを作り、epilogue.textとして入力したまとめの文章を食わせてみた。
% suminuri.pl < epilogue.text **を*られる****と*****の** (後略)
なかなか怪しい感じがしてよいのではないかと思ったが怪しい以前に 何がなんだかわからない。とはいえ想像したとおりのできであり 一人でくすくす笑っていた。そこをつれあいが聞きつけ何笑ってるの と聞いた。説明しても面倒だと思ったが一応仕様と効果を話した。 すると、「これじゃ何がなんだかわからないんじゃない?キーワードだけ わかるようにして、それを隠すようにしたら」とのたもうた。
敵のいうことにも一理ある。
そうなると、シンプルなテキストではキーワードの識別が難しいだろう。
ならばHTMLの出番である。キーワードはとりあえず山根さんの本にのっている
ことばを指定することにして、そのキーワードを<STRONG>タグで囲むことにした。
ついでにLinux上で動作するブラウザはと探してみると、Mozillaはない。Lynxが
あったので初めて使ってみた。テキストだけのすっきりした画面はなかなかいい。
もとにもどって、<STRONG>だけで囲まれた部分を隠すプログラムはどうしようか
と考えて結局何も思い付かず、かといって肝心のまとめも覚えられず、なんとも
もったいない時間を費やしてしまった。
1999 4/19
勉強時間60分。
4月17日に、本屋で中小企業診断士関連の本棚を眺めていると、
公務員択一問題の解く方法を伝授するという本があった。
ちらりと見てみると、最初に作者曰く「私は最初この手の本を受験指南書
として出した。これは19??年であり、まだ清水義範の『国語入試問題
必勝法』が出版されていなかった」。なるほど、その手の
本かと思って読み進めていった。案の定、内容を知らなくても正解を
導くことができるテクニックについての伝授であった。
なおついでに「翻訳の世界」という雑誌で永年連載されていた
別宮貞徳さんの「欠陥翻訳時評」というコラムでは、毎年一回
大学入試の後に、テクニックだけで解ける問題を「欠陥問題」として
批判していた。この部分も、逆にテクニックを伝授していることに
なっていておもしろい。
1999 4/18
勉強時間60分
カードを作る。
1999 4/17
勉強時間90分
電車の中で本とにらめっこ。
コンピュータをやっていてはたと思い当たった。UNIXというのは、中小企業の考えなのだと。
UNIXは一つ一つの小さなコマンドを組み合わせて大きなことをするという思想である。中小企業が
多く集まって連携をするのと同じなのだ。
大企業は一つの枠組みのなかですべてすますことができ、そうしようとする。
どちらの方法もあるのだ。
勉強時間30分
少しカードを作る。
1999 4/15勉強時間30分
ある有名人が自分の店を出したあと、わずか7ヶ月で閉店したという記事があった。
その方は夢を実現すべく無農薬、自然栽培の野菜を使った惣菜を出してきた。客はずっといて
繁昌していたのだという。
その有名人の話では、
今年の夏の天候不順で野菜の値段があがり、それを商品に転嫁させずにがんばってきたのだけれど、
資金も底をつき、これ以上他の方に迷惑をかけられない、ということだそうだ。
維持というのは難しいものである。
勉強時間30分
ある会社の株価が大きく上がったということを小耳に挟んだ。 ストックオプションがどうとかこうとかである。 もう一度ストックオプションについて確認しないといけない。
従業員が株をもっていて、それがあがるからどうだか、ということだったかな。 持ち株会とどう違うのだろうか。 この話が飲み会で出た。周りの人は「持ち株会で買ったけれど値が下がって売って しまった」とか冴えない話ばかりであった。
1998 4/13勉強時間30分 中小企業白書もなかなか内容が覚えられず、日本語の変な使い方にしか 目がいかない。困ったものだ。
1999 4/12
勉強時間30分。
現在中小企業白書を原文とした穴埋め問題に取り組んでいるところである。
原文の学習をろくに行わないまま埋めていっているので、「当たらない」。
一つの設問に十ヶ所以上の穴があり、おもしろいことに一つは必ず「当たる」。
まあ当たる当たらないというのではまじめに勉強している人への冒涜であろう。
なんでもいいから解答というのが試験一般の鉄則であるが、入れたことばを
見ると、なんでこんなのを入れるのかなということで我ながらあきれる。
だいたい中小企業なんとか以上に国語力がない。以下が正答と誤答とを対比した
表である。
中小企業の問題を解きながら過去の学習内容を思い出し書籍をひもといてみるのは ちょっとした楽しみである。今日は「人事労務の法と管理」に派遣事業とか 裁量労働の法律が解説されているのを発見した。
1999 4/11ここ数日はつれあいが風邪をひいていて、普段の家事がほとんどできていない。 そこで私が最小限の家事を行なっている。つれあいの指示で行なうのだが、 「しょうゆはここの棚、扉を閉める時はゆっくり、そうしないとびんが倒れる、 納豆は冷蔵庫のこの棚にしまう、日持ちがするものは下の方。 スプーンはそこ。なべを洗ったらここに乾かしてからここにしまう...」
マニュアル化できるのものならしてみたいものだ。しかし、今までその必要を 感じなかったし、したからといっても問題はなさそうだ。後継者問題に したって、後継者のことは考えたくないと言うのが本当のことである。 企業とは違ってゴーイング・コンサーンなどいうのはあまり念頭に おいていないのだ。
ちなみに、この頁はつれあいが読んでいる。しかつめらしい表題に隠して 愚痴をこっそり公開するたくらみだったのだが、読みが甘かった。
勉強時間4時間。1999 4/10
勉強時間4時間。
中小企業白書の中で、各種統計が出ている。その中で、データの総数が全く書いていない。総数をかくのが
統計の基本ではないかとおこってよく見てみると、後ろの付表の方に、各種統計の総数が書いてあった。なあんだ。
それでも、金融機関は単に全数としかなく、数が書いていない。まったく。
中小企業白書で、インターネットによる情報の対外発信の節を読んでいると、128ページに次の記述があった。
さらに、このような認識のもとで作成したホームページを多数の人々に見てもらうだけの努力も必要である。 (中略)外部の目に触れるものに()を記載し、自社ホームページの存在自体をPRすることは、(後略)最初私は「ホームページアドレス」と書いたら違う。本文では、「アクセス番号」なんですね。 アルファベットや記号も平気で出てくるものを「番号」とは言いにくいでしょう。だいたいこの名称では 社会には通じない。アドレスとか、URLとか書くものでしょう。 1999 4/9
勉強時間0.5時間。 電車の中のみ。
1999 4/8勉強時間0.5時間。電車の中のみ。
1999 4/7勉強時間0.5時間。電車の中のみ。
1999 4/6勉強時間0.5時間。電車の中のみ。
1999 4/5今週は中小企業白書読み込みの週とする。今週のうちに、情報部門のS,A,B箇所を理解の予定。 勉強時間0.5時間。電車の中のみ。
1999 4/4勉強時間1時間。旅行に出かけた帰りのバスの中で(12)の財務管理の所を覚える。 旅行の仲間に、中小企業診断士の試験を受けることを伝える。
1999 4/3
勉強時間2.5時間。旅行に出かける行きのバスの中で(12)の財務管理基礎の所を覚える。
そういえば以前の試験で、模範解答として「多次元同時計測制御加工能力をもっているから」
というようなところがあったな。
中小企業白書の平成9年度版にのっていた。
こなれていない日本語だなと思った。
そして小関智弘さんの本にのっていた挿話をいくつか思い出した。
旋盤の「キリコ」のにおいとかあたりとかで金属材料の成分がわかるとか、金属を「なめる」ことで
組成が分かるとかの話だった。そこでは現場の従業員の勘と経験が重視されるべきことを強調する一方で、
管理者がまったく役立たずであることが暴露されていた。その管理者、コンサルタントになろうというのだから
恥ずかしいな。
ここまで書いて、ある所のWEBページを見たら「設問に対しては中小企業白書に書いてある通りに答えないといけない」
のだそうだ。学習意欲が萎える。