中小企業診断士受験勉強(1999年2月)


作成日:1999-01-08
最終更新日:
1999 2/28

次の文献を買う。

今日はつれあいと落合恵子さんの講演会に出かけてきた。
雇用機会均等法とか労働基準法の改定とかいう話が出てきたから、この本を手がかりにして調べよう。
講演会の後、つれあいがフードプロセッサを買いたいということでスーパーの電器売り場に行った。 その売り場にはお目当ての機種がなかった。取り寄せならできますが、と店員に言われたが、 つれあいは気落ちして買うのを止めた。「この前は2台在庫があったのに」とつれあいは不満たらたら。 在庫管理の難しさを感じた。
夜のテレビで「ノストラダムスの大予言を信じる」理由の一つに、認知的不協和の低減というのがあった。 ここでも使うのだな。

1999 2/26
車の中で「短答式」を読んでいる。 販売管理もそろそろ覚えたので(本当は飽きたというところ) 労務管理を行なうことにした。
労務管理で思い出したのはNHKのクローズアップ現代で行なっていた 「厚生年金基金から脱退する」というやつだ。 社会保険労務士が荷担しているということで、 その理由がなんだかの捕捉率を上げるためということだった。 分母である加入者数を少なくすれば捕捉率があがるという。 また、遠因には運転資金を少しでももっていたい企業の つらい事情もある。
知り合いの夫君が社会保険労務士をなさっているので、 そのあたり聞いてみたい気もする。 また、ある先輩はある大企業の労務管理をしていて 私に「労務管理など簡単だ」と言っていた。 これは酒の席の話だから話半分でしょうが。 かれこれ6年前の話だ。

1999 2/23
持ち家をと思って2つのマンションのモデルルームを見に行く。 どちらもひやかし半分であった。 最初の方は名前だけ書いたらそれでOKで、室内そのものについて いろいろ聞くことができた。 次に行ったほうは、来たのだから電話番号から給料だとか 洗いざらい聞かれた。その上で今はお買得だから買えという。
いろいろな戦略があるのだろう。 帰ってから両者の比較表を作ってみた。 なぜ値段が違うのかについてつれあいといろいろ議論をした。
こちとら診断士受験の身、いろいろごたくを並べてつれあいを脅かそうとするが なかなか敵も鋭い。 同じ会社、同じ立地条件、ほぼ同じ間取りで値段がかなり違う部屋があった。 うーん、とこちらがうなっていると、安い方が一つの階に6部屋、高い方が 一つの階あたり3部屋で、それだけコストがかかっているのではないか、と いうことだった。なるほど、規模の経済というやつですね。
つれあいは景気づいて、今度はモデルルームを見に行こうかといっている。 はあ。

1999 2/18(木曜日)
次の本を買ってくる。 これまた2色刷りである。

筆者の勤務先で、ある会社の経営者の話を聞いた。ふだんはこんなところへ出ないのだが、なんといっても 中小企業診断士の資格を勉強中である。体験談をただで、しかも会社の就業中にきけるので 喜んで出かけた。まあ、いろいろ勉強になった。面白かったのは、経営基本管理の経営戦略で 学んだことをそのままやっていることもあれば、自身の判断で、あるいは周囲の助言者に目を開かれて 感得した事例もあったりしたことだった。
もう一つ、その会社のパンフレットに、BS指標として流動比率と自己資本比率がのっていたことだった。 最初BSとは何かと思い悩んで十分してやっとバランスシートの略だとわかった。 さらにもう一つ、企業の財務体質をあらわすのは、この2つの他もう一種類あるのに思い当たった。
さてなんだろう、と思い出そうとしたが、結局わからずじまい。家に帰って(12)を見て、やっと 固定長期適合率であるとわかった。

1999 2/15
あるメーリングリストで、本屋の生き残りという話題があった。 大きな本屋のすぐ近くにある本屋は、品揃えが違う、夜も少し遅くまでやっている ということだった。
いろいろ大変である。
私の家の近くの本屋が一軒、また隣の駅の本屋が一軒店をたたんだ。 どちらも駅のなか、あるいは駅ビルに本屋ができてまもなくであった。

本屋では昔からだが意味もなくむずむずしたものだが、最近はしなくなった。 本に対する感受性が鈍くなっているからだろう。

商売のスタンスで、リーダー、チャレンジャー、フォロアー、ニッチャーというのが あったが、こんなのを見ているとサッチャーやゴレンジャー、電子ジャーはどうなった かというくだらん連想しか出てこない。

そうそう、昔渡辺茂さんの「数学感覚」という本が青春ブックスで出ていた。 あれは受験数学の本とばかり思い込んでいて買ってみたら、実務に数学を どのように活かすかというビジネス向けの本だった。一言でいえば、 オペレーションズ・リサーチ(OR)の本であった。

でも、その後でなにがしかの役にはたったようだ。たとえば、 商売の売上げが落ちて困っている商店主に対して、ターゲットである商圏を 集中させるといいというアドバイスをする個所がある。 市場集中化のことなのだが、 この説明でランチェスターの逆2乗法則というのが出てくる。 数学でいえば、もっともらしい微分方程式をたてた結果として 出てくる法則である。 そうそう、この法則は硫黄島の戦いにもあてはまるということを知って びっくりしたこともあった。もっともORの出自が軍事にあることを思えば さほどのことではないのかもしれぬ。 この硫黄島を分析した本に 佐藤總夫「自然の数理と社会の数理」I,II(日本評論社)がある。 IIIは出ていないようだ。もっともI,IIから伺える著者の徹底さをみると、 IIIはもう出ないかもしれない。

ちなみに、戦略には 市場浸透化戦略、市場開拓戦略、新製品開発戦略、多角化戦略 とかあったな。

あと、近藤次郎「オペレーションズ・リサーチ」(NHKブックス)も実家にあった。 何かのときにもってこよう。

1999 2/14(日曜日)

次の本を買ってくる。

グラフがきれいな色刷りである。おまけにCD-ROMまでついている。
中小企業白書もこうだといいのにな。 ちなみにこのCD-ROMはWindows専用である。全く困る。仕方がないのでiMac上のReal PCで動かした。
きのうから販売管理をやっている。経営基本管理がきちんと終わったわけではないが、飽きたのだ。 卸売りの意味というのが出ている。そうそう、労力の軽減があるんだよな、と思い、ある論文を思い出した。

後藤滋樹、野島久雄:人間社会の情報流通における三段構造の分析、人工知能学会誌、Vol.8, No.3(1993)

久しぶりに読んでみることにするか。私は今でも人工知能学会の会員であるが、ほとんど学会誌はつんどく状態である。
販売管理でも新しい用語がたくさん出てくる。聞き齧っていたのはAIDMAくらいしかない。
プッシュ戦略・プル戦略とあり、だいたい戦略にプルはないよな、どうせ売るのだから、と私は考えている。
そういえば、糸井重里の「85点の言葉」で、仲畑さんの「ベンザエースを買って下さい」のコピーが分析されていた。 ああ、これはプルの世界にプッシュを含めたのか、と合点した。

1999 2/11(木曜日)
次の本を買ってくる。

ちょっとだけ見る。山根さんはさぞかし儲かっているのだろうな。

1999 2/10(水曜日)

ものすごい勢いで(15)を読了。気になるのは、トヨタだの松下だの日本的経営があちこち出てくること、 それがある意味でいいことになっていると書かれていることだ。
あああ、カンバン方式は確かに余分な 在庫を減らしているのだろうが、下請けの身にはたまったものではないだろう。 佐高信さんがいっていたのだったかな、下請けの車は一定の時間内にしか入れさせないから、 時間になるまで下請けの車がトヨタの門の外で列をなしていて、それが交通渋滞のもとになるとか。
松下だってスローガンの唱和をするとかいっているが、どうにもついていけないことである。
ちなみに素材産業は冷たい目で見られている。私の勤務先の本業はずっと素材産業だったから、やるせない 気持ちになる。

1999 2/9(火曜日)
次の本を買ってくる。

1999 2/7(日曜日)
中小企業診断士のメーリングリストのメールがいくつか届くようになる。

1999 2/5(金曜日)
以前会社の研修でもらった資料が経営基本管理に役立ちそうなので家にもっていく。

1999 2/2(火曜日)
財務管理はひとまずおき、経営基本管理の勉強に着手する。

1999 2/1(月曜日)
次の本を買ってくる。

つらづら見ている。字を詰め込んでいるので見にくい。また昨今の情勢に対応していないし (なんといっても5年前)用語の裏の意味までは解説していない。それを勉強で補うべくカードなりサブノートなりを 作るのではないですか、といわれればそれまでである。

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