商店街とショッピングモール:RMC 東京ニュースを読む(2012 年 2 月)

作成日: 2012-02-11
最終更新日:

商店街とショッピングモール

記事はいくつかの種類に分かれている。そのうち、見聞録という種類の記事が何本かあり、 これらのほとんどが商店街や商店会の記事である。 記事からは、商店街のそれぞれの個性が感じられておもしろい。

さて、私の住んでいる家の近くに商店街があるが、最近さびれている。 最近この商店街を通ったら、ある店の前に「閉店しました」という張り紙があるのを見つけ、元気がなくなるのだった。 ただ、私もこの店に入ったことがあるかないかすら思い出せないので、 商店街のことを思う資格があるのかと誰かから追及されるかもしれない。

さて、越谷市には、越谷レイクタウンという駅があり、ここにイオンのショッピングモールがある。 休日に行くと混雑している。この混雑を見ると、家の近くの商店街のわびしさは何だろうと思ってしまう。

車の扱い

さて、一方は混んでいて、一方はすいている違いは何かを考えてみた。 多くの要因があるが、私の関心領域は車の扱いである。 商店街は道路に沿って発展するが、その道路では車が通る。そうすると歩行者は危険を感じ歩きにくくなる。 ショッピングモールには駐車場がある。駐車場からは車を降りて歩かなければならない。モールの中は車に悩むことはない (別の車、たとえばベビーカーやキャリーバッグなどはあるが)。そこで歩行者は歩きやすくなる。

阿佐ヶ谷や武蔵小山、練馬区大山の商店街などは、車の通行はできなかったはずだ。このあたりは通って楽しかったことを思い出す。

二つの疑問

疑問が二つわいてきた。車は便利なものだが、都会での買い物を自家用車に頼っていていいのだろうか、という問いから発生したものだ。 一つは、従来の商店街と車との相性の悪さは解決できるのかという疑問である。商店街の通りの車の通行を禁止して、 適当な駐車場を作れば客が来るようになるのだろうか、という疑問だ。 もう一つは、ショッピングモールがさびれたらどうするのか、という疑問だ。 あるアウトレットモールがさびれた事例を知人から教えてもらったことがある。 最初はにぎわっていたが、各地でアウトレットモールができるたび客がいなくなったという。 私には解決策がない。

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MARUYAMA Satosi