トリウム原発:RMC 東京ニュースを読む(2011 年 10 月) |
作成日: 2009-12-30 最終更新日: |
トリウム溶融塩原発とは、核分裂性のあるウラン235を使わず、 天然トリウムを溶融塩として核反応を起こさせて、核分裂性のウラン233に変換するときに出すエネルギーによって発電する機械を備えた発電所である。
この論者は、安全性が高いトリウム溶融塩原発を開発してはどうかと提案している。 私は、トリウム溶融塩原発も危険性は高いと思っているので、この計画には反対である。 ただ、この論者に同感できるのは次の指摘である。 現在の日本の「原子力村」はウランの軽水炉に固執している。別の方式に関心を寄せると「村の掟」にそむくことになり、村八分にされるからだ、というのだ。 論者は、閉鎖的な「原子力村」からの脱皮がまず不可欠であると主張する。この点は私も賛成する。
まりんきょ学問所≫ 中小企業診断士(休止中)勉強の部屋≫ 日誌≫ トリウム原発:RMC 東京ニュースを読む(2011 年 10 月)