メンタルヘルス:RMC 東京ニュースを読む(2009年9月) |
作成日: 2009-12-02 最終更新日: |
私は傷つきやすい性格だと思ってきたが、どうやら本当にそうなようだ。 一目では温厚に見えるが、ときどき(10年に1度ぐらい)何かのきっかけによって大爆発する。 それがもとで迷惑をかけてきたし、また今は落ち込んでいる状態だからどんなことになるかはわからない。
心がふさぐと体に悪い影響が出ることは身を持って知っている。しかし、 経営者は適切な対応をしているのだろうか。 この号に出た記事を見ると、 特に小規模企業では経営者による影響が大きい、とある。 まさにそうだと思う。 経営者は、心の病は本人の気構えの問題として無視する傾向があるのでは、と個人的に思う。
以降はどこかで聞いた話である。
まず1つめ。ある会社のスタッフ部門の長は、メンタルな問題で病んだラインの要員を受け入れてきた。 そのなかのある要員がラインがらスタッフになりこの長の部下となったが、やはりメンタルな問題で病んでいた。 この長は、部下が優秀だということを見抜いて、高い目標を掲げ仕事に取り組ませたが、 気の毒にもこの要員は自殺した。
もう1つめ。別のある会社のラインの要員は優秀だったが、メンタルな問題のため数ヶ月休職した。 ラインへの復帰は難しいと部長は判断し、復帰時にスタッフへ職種転換をさせた。 これを聞いた経営者は「また間接費が増えるな」と苦い顔をした。 当のスタッフ要員は経営者のことばを聞いていなかったが、数ヶ月後に辞職した。
復帰している要員もいるのだが、抗うつ薬の服用が欠かせないようだ。大変なことだと思う。
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